最近日本維新関係のブログばかり書いていますが、今回も維新関係です。
当選議員を党派別で見ると、自民は18人で第1党を維持しましたが、選挙前に比べ、3人減らしました。
立憲は11人で、選挙前から1人減。公明は9人。立候補した全員が当選し選挙前の議席数を維持しました。 共産は、選挙前と同じ6人。
今回5つの選挙区に、それぞれ1人候補者を立てた維新は、5人全員が当選しました。維新が議席を獲得したのは初めてです。
また参政が1人当選。議席獲得は初めてです。
無所属は5人でした。
【速報】仙台市議選 顔ぶれ決まる 維新が5議席獲得し躍進 自民3減 立憲1減 | khb東日本放送
仙台市議選が行われ、維新が5選挙区に一人づつ擁立し、全員当選を果たしました。
個人的には選挙区一人だし全員上位当選するのかな、と思っていたのですが、なんか当落ギリギリの人がいたり、トップ当選は一人だけだったりと、東北では存在が皆無だった影響は大きいのだろうと思います。
(河北新報は「そこまで風吹いてますか?」みたいなことも含めた報道してたようですね。)
で、気になって維新が出した候補者を調べたら面白かったり唖然とした人が数名いたので、『調べてみました』ブログを書きます。
早坂千亜紀
いくつかのサイトで前歴について『無職』と書かれていて、なんだろ?とおもったら、早坂の名字でピンときて、インスタアカウントを調べたら、見事にビラに『夫』として維新の衆院議員の早坂敦氏が載っていました。
パートナーなど身内を候補者に引っ張り出すというのは、地盤が弱い政党が候補者を揃える際によくやる手段のように思えますが、たぶんこれもそうなのでしょう。候補者を揃えるのって、本当に大変ですよね。鈴木宗男氏も衆院の全選挙区埋めるとか無理無駄、とか言ってます。
日本維新の会の鈴木宗男参院議員は24日、札幌市で集会を開き、次期衆院選で原則、全選挙区への擁立を目指す同党の方針について、北海道内は「無理だ」と発言した。会合後、報道陣に「誰でもいいというなら出すが、無駄なエネルギーだ。選挙区で勝てるところがない」と主張した。
維新・鈴木宗男氏、衆院選の全選挙区擁立は「無理」 – 日本経済新聞
宮城維新のホームページに掲載されているプロフィールを見ると、経歴に『放射能プレミアムドックセンター仙台』とあり、なにそれ?と思ったら、内部被ばくをチェックできる施設だったようです。正確性はどんなもんだったんでしょうね。
関戸努
本物の現役競輪選手のようです。選手会の支部長をやっていたり、実績もしっかりあるようで、よく持ってきたな感があるような気がします。
仁平覚子
紙に書くという言葉から神に書くという連想をしてインスピレーションが降りてきちゃう人です。
維新のホームページの経歴は『仙台市若林倫理法人会 専任幹事NPO法人まきばフリースクール ボランティア』しか書いてませんが、多分この人がどういう人か一番わかるのはコンサル業として何をしていたかではないでしょうか。
上にリンクしたのが仁平氏の軌道修正コンサルタントとしてのノートです。
個人的には、『青年は思った』とかやりだす日本維新が狙ってる、意識高そうな人が好きそうな雰囲気だなぁと思いました。
こういう維新の胡散臭い経営コンサル臭がとても苦手なのですが、響く人も多いのですかね。
福田陽輔
今回の仙台市議選、トップ当選で通ったのが彼です。気になったのはプロフィールの
株式会社レオパレス21で勤務(不動産営業職)何とか入社した会社で厳しい営業ノルマに追われる日々を経験する。
↓
(中略)
営業時代のノルマに追われる経験から働くことへの恐怖心を取り去ることができず、働きたくても働けない日々を送る。
という部分が大変そうだと思ったのと、座右の銘で『おもしろき こともなき世を おもしろく すみなしものは心なりけり』とか言う人は個人的に信用ならない(そして、維新に多めにいそうだ)なと思うくらいです。
東城広巳
今回一番うわぁ…と思った人です。
というのもTwitterXのプロフィールと固定ツイートがこれです。
そんな感じで、杉田水脈とか支持しちゃうようなタイプのゲイの方です。
仙台でレインボーパレードを行った際も、今回の出馬後も何度も『LGBT活動家』を意識して批判する発信をずーっとしていて、一丁目一番地がLGBT活動家と闘うことだそうです。
正直日本初のLGBTコメンテーターってなんじゃそりゃ、と思うのですが、『LGBT市場に於ける日本のNO.1トップマーケターで、2020年東京オリンピックに向けての先進的なLGBT活動を企画立案実行し、多くの大手企業から賛同を得ている。』らしいですよ。ラグビー協会がレインボーグッズ売ったことを差別ビジネスだなんだと批判してた人が行った『オリンピックに向けて先進的なLGBT活動の企画立案』って何なんですかね?正直こういうところに『活動家』的な胡散臭さがあるように僕には見えます。
あと、こういう人を見ると同じ維新の松浦大悟を思い出すのですが、『現場から叩き上げの日本唯一のLGBT議員候補』と書いたときに松浦大悟氏は視野に入っていたのでしょうか…?
とりあえずここまでの言説を受けてこれを貼っておきます。
というわけで、維新から仙台市議選に立候補した5名の方を調べてみました。いかがでしたか?
と書きたくなるくらい調べてみましたブログになっているように思いますが、今回はこんな感じで…
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