鶴保大臣がまたおかしなことを言ってる

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 (沖縄県東村高江の米軍ヘリパッド建設現場で、抗議活動中の市民に機動隊員が「ぼけ、土人が」と叫んだことについて)これを人権問題だととらえるのは、言われた側の感情にやはり主軸を置くべきなんだと思います。従いまして、県民の感情を傷つけたという事実があるならば、これはしっかり襟を正していかないといけないと考えています。

ことさらに、我々が「これが人権問題だ」というふうに考えるのではなくて、これが果たして県民感情を損ねているかどうかについて、しっかり虚心坦懐(きょしんたんかい)に、つぶさに見ていかないといけないのではないか。我々が考えねばならないのは、発言をされた対象者の気分を害していますよ、と肩をたたいて言ってあげることが一番必要なのではないか。

(「県民感情が損ねられているかどうかについて、まだ判断できないのか」との質問に)私は今のこのタイミングで、「これは間違っていますよ」とか言う立場にもありませんし。また、正しいですよということでもありません。自由にどうぞというわけにもいきません。従って今のご質問で、私が答えられるとするならば、これはつぶさに見ていかざるを得ない。

「土人」発言、鶴保沖縄相「間違いと言う立場にない」 – 沖縄:朝日新聞デジタル

 

松井氏は「現場で相手からも散々言われる中で職務しているわけで、国民すべてが1人の警察官をたたきまくると本当に落ち込む。だから一生懸命やっていたことは認めようということだ」と持論を語った。

「土人」発言、警官ねぎらう 知事「たたくと落ち込む」 – 沖縄:朝日新聞デジタル

 

政府の沖縄担当大臣たる人間が、その職務に関するはずの記者会見で土人発言が間違っているかどうかについて認めないという行動に出ています。

この件に関して、発言をした警察の関係である大阪県警や沖縄県警、警視庁の偉いさん、官房長官とかは『不適切な発言』とか『ありえない発言』というように発言が間違っていることを認めていることをベースとした見解が発せられています。

また、『表現が不適切だとしても、大阪府警の警官が一生懸命命令に従い職務を遂行していたのがわかりました。出張お疲れ様』と言い、自分の党の沖縄支部から「役所の窓口で職員が市民を傷つける対応をしたときに首長が『ご苦労さま』と言うか。『市民の心を傷つけるようなことを発言してはならない』と言うべきだ」と抗議された松井一郎氏も警察官が間違った発言をしていることを認めています。(その上で『相手が悪い』などと擁護するという、一番悪質なタイプ)

そのように言及してきた人がほぼ発言が間違っていると認めることをベースに話をしている中で、なんとこういう問題に一番敏感に対応しないといけない人間であるといえる『沖縄に関する諸問題への対処』を職務に抱える鶴保大臣がなんと「私は今のこのタイミングで、「これは間違っていますよ」とか言う立場にもありません」という発言をしていると。

じゃあお前はなんの立場にあるんだよ?、と言うしかないですよね、これ。

官房長官も『不適切な発言を行ったことは大変残念だ』だったのに、官房長官なんかより沖縄に近いはずの人間がノーコメントってどういうことなんですか。

しかも『我々が考えねばならないのは、発言をされた対象者の気分を害していますよ、と肩をたたいて言ってあげることが一番必要なのでは』と、どっかの知事の『国民すべてが1人の警察官をたたきまくると本当に落ち込む。だから一生懸命やっていたことは認めようということだ』みたいな発言と類似しているように思えるのです。

鶴保大臣は他の発言でも沖縄に喧嘩を売る発言を行っており、明らかに『沖縄に関する諸問題への対処』を担当する大臣としては不適切な大臣であるとしか表現できないように思います。

ただ、政府や総理大臣はそう思っていないようなので、多分政府公式の『沖縄に関する諸問題への対処』が沖縄をバカにし、挑発し、差別する、そのような方針であるということを鶴保大臣を任命することにより明確にしたということになるのでしょうね。

 

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