気になったので(2023/02/26時点の)立憲の統一地方選公認候補数えてみた

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日本維新の会の馬場伸幸代表は統一地方選で自治体議員数600議席確保を目指すと明言している。すでに立候補者は700近い数字になっている、という。泉代表は党公認、推薦で何人擁立できているのか。お寒い状況ではないのか。

【コラム】立憲は政権交代を口にする前に基盤を地方で作れ | エコノミックニュース

こういう記述を読んで気になったので、立憲民主党の統一地方選公認候補者数を数えてみました。

2023/02/26時点での、立憲民主党ホームページの『第20回統一地方自治体選挙公認・推薦候補予定者』を参考にしました。

立憲民主党 | 第20回統一地方自治体選挙 結果一覧
第20回統一地方自治体選挙 結果一覧

(ちなみに以下の図の0の部分は統一地方選範囲外の場所や、推薦候補は存在しているという状態も含まれます。)

(2023/03/01追記)

2023/02/28行われた立憲民主党常任幹事会にて、公認が増えました。

【常任幹事会】第69回 「衆院での質疑の成果を引き継いで参院での論戦に臨んでいく」泉代表
立憲民主党は2月28日、国会内で第69回常任幹事会を開きました。 冒頭であいさつに立った泉健太代表は、衆院での2023年度予算案の審議を振り返り、立憲民主党

それと、常任幹事会の資料には『道府県議選』『政令市議選』『一般市区町村議選』ごとに公認候補総数が載っていました。(これにきちんと気づいていたら…)

道府県議選が4名増えて244名

政令市議選が1名減って146名

一般市区町村議選が8名増えて407名だそうです。

合計すると797名。下記グラフでは私のカウントが二人ほどズレていたようです。

都道府県都道府県議会市区町村議会合計
北海道276693
青森71219
秋田5712
山形3710
茨城066
栃木5510
群馬448
埼玉133043
千葉203959
神奈川316293
東京0146146
新潟448
富山404
石川033
福井224
山梨101
長野257
岐阜145
静岡4610
愛知132740
三重112
滋賀404
京都61218
大阪21618
兵庫71724
奈良415
和歌山123
鳥取707
島根202
岡山347
広島101
山口101
徳島134
香川5611
愛媛617
高知123
福岡172340
佐賀527
長崎336
熊本437
大分617
宮崎51217
鹿児島202
合計240544784

ということで、公認候補者数は今のところ多分合計で784名程かと思います(数え間違えてたらごめんなさい)。この他推薦候補は130強、いるようです。

ちなみに、統一地方選で改選される地方議会の定数は多分合計で15,000弱あるようです(総務省『令和5年統一地方選挙執行予定団体に関する調』参照)

その中でも立憲民主党党大会で承認された活動報告での『統一地方自治体選挙の公認決定者数は、2022年末で道府県議選222名、 政令市議選139名であり、現有議席を超える擁立となっています。』という記述と、今回の総務省資料『令和5年統一地方選挙執行予定団体に関する調』の統一地方選の改選予定定数(道府県議会2,263[となっていますが、多分秋田と佐賀の定数が削減されて2,260です]、政令市議会1,005)を照らし合わせる限りでは、前半戦の議会選挙では、なんとか1割は超えている?ようですが、擁立した地域に偏りがあるので、なんとか誤魔化している感もあります。

【2023年度定期大会】「『失われた10年』を取り戻すため、統一自治体選、衆院補選に勝って政権交代を果たす」泉代表
立憲民主党は2月19日、2023年度党大会を都内で開催しました。昨年、一昨年は一部オンライン開催となった党大会でしたが、今回は国会議員、都道府県連、総支部の全
総務省|選挙関連資料

ちなみに2023/02/26時点での道府県議会の定数に比する公認候補の割合を計算すると以下のようになります。

道府県公認候補数定数割合
北海道2710027.00%
青森74814.58%
秋田54112.20%
山形3436.98%
栃木55010.00%
群馬4508.00%
埼玉139313.98%
千葉209521.05%
神奈川3110529.52%
新潟4537.55%
富山44010.00%
石川0410.00%
福井2375.41%
山梨1372.70%
長野2573.51%
岐阜1462.17%
静岡4685.88%
愛知1310212.75%
三重1482.08%
滋賀4449.09%
京都66010.00%
大阪2792.53%
兵庫7868.14%
奈良4439.30%
和歌山1422.38%
鳥取73520.00%
島根2365.56%
岡山3555.45%
広島1641.56%
山口1472.13%
徳島1382.63%
香川54112.20%
愛媛64712.77%
高知1372.70%
福岡178719.54%
佐賀53713.51%
長崎3466.52%
熊本4498.16%
大分64313.95%
宮崎53912.82%
鹿児島2513.92%
合計240226010.62%

一方、後半戦の自治体議会選挙では定数の1割に満たないどころか市町村内に擁立すらできていない場所も多いと思われますが、そもそも『都市』と言われるような場所以外では公明党と共産党以外ほぼ無所属という議会も多いため、そこを開拓するのはなかなか難しいのかな、と思います。

また、そもそも野党第一党が1割が基準点になってんのはどうなんだってのはそうなんですが、政党支持率だったり、国民民主(系の労組)との関係だったり、人間関係だったり、様々な理由で無所属を選ぶ人も多々いるでしょうしで、それ以上は今のところ中々難しいのかなと思います。

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