参政党が、次期参院選に向けて候補者やポスターを発表したようですが、コロナに対しての態度が更に明確になったように思えたのでブログにします。
まず、ポスターについて。
左のアップになっている人物が、神谷宗幣氏などの代表みたいなポジションやってる人でないことに驚いたのですが、誰かと思ったら、今回候補者になっている「吉野敏明」氏です。多分。
来年2月に、吉野敏明氏と神谷宗幣氏で書籍を出すようですし、どうも参政党は吉野敏明氏を前面に押し出していく方向のようです。
この吉野敏明氏、どういう人かと言うと、こういう出演しているYouTubeチャンネルをみると察せられる人も多いのではないでしょうか。
また、以下のようなFacebook投稿で、ワクチンよりも個人の免疫だとしたうえで、遺伝子組み換え食品批判や農薬批判などの、堤未果氏のような主張をしているようですし、さらに「感染者水増し」などの主張もしていたようですし、さらにはワクチンを打つと新型コロナウィルス発症者が増えると言うような内容の話も流しているような人のようです。
後者の主張について、PCR検査のCT値に関する話の部分は、このブログでは維新の会の柳ケ瀬議員や、学者の宮沢孝幸氏の主張を批判する形で触れた話です。
この方の軸にあるのは医療不信だと言うのは、参政党のスクールでの記述でも見えるのですが、この路線は私はついていけません。(私も医療不信は少しありますし、堤未果氏の本を読んで、こういう方向の知識が多少ありますが・・・)
『世界で一番素晴らしい医療制度、安くて質の高い治療が日本全国どこでも受けられる』この洗脳が、日本人に隅々まで広まっている。現実は、原因除去をすること無く、出現した症状に対して延々と何十年も応急処置を行い、高額な医薬品や治療をどんどん保険に導入している。
その治療費の支払いはほとんどが税金である。我々が支払った医療費が、外国資本に吸い取られる巧妙な仕組みとなっている。
参政党DIYスクール
医療は原点に立ち戻り、免疫力をあげて病気にならない事、もしなっても未病の段階で原因除去療法に徹し、大掛かりな治療にならないようにする事を重視すべきである。医療と福祉で一般会計の半分の50兆円にせまろうとするなか、医療問題は日本にとって最も重要な課題である。その処方箋を示していきたい。
このような主張の方をポスターに採用し、政党名を冠した対談本まで出して、全面的に押し出していく。
さすが党の政策に「コロナ脳」という言葉を入れてしまう政治団体ですね。
05 新型コロナのモードチェンジ…正しい感染症の知識を普及して「コロナ脳」から脱却、国民の行動制限やワクチンに頼らず、日常生活を早く正常化し、免疫力の強化と機動的な医療システム構築でコロナ禍を克服、自由と健康の両立を実現。
二の柱:参政党
で、参政党の候補者として今回発表されたのは、この方以外に3名います。
神谷宗幣氏は前回の参政党の記事で触れたように参政党の中心人物で、神谷が訊くでいろんなそういう人の話を配信していた人物。
武田邦彦氏は、現在入院しているようですが、そこからYouTubeでなんだか怪しい発信をしているようです。
ワクチンについても強めの主張をしています。
講演会を聞いた人の感想もちょっと怪しいです。
武田先生の講演はいつも正しい・正しくないの二元論ではなく、事実をもとに物事の見方、考え方を教えてくださいます。
今回も病気に関する考え方として
ウィルスや病の有無に関わらず、何かを恐れる気持ち、不安に感じる気持ちそのものが
事実関係のない架空の病気であることを学ばせていただきました。(略)
(別な方)ワクチンやコロナウィルス、免疫など今一番気になることが中心のお話で、生と死についての考え方も学ばせていただける内容でした。
2021年7月1日 武田邦彦先生特別講義を受講して(株式会社山崎文栄堂)
その中で印象に残ったことは「日本中精神的な疾患にかかっている」とおっしゃられた事。
細かい事を気にしすぎる社会、コロナが恐ろしいという情報に溢れる日々で心が弱っている。
毎日なんとなく過ごすのではなく、大切な事は何か自分自身で学び考え、しっかり行動していきたいと思いました。
例の愛知でのリコール署名の宣伝にも駆り出されていました。
昨年六月、活動団体設立をアピールする記者会見に同席した元中部大教授の武田邦彦氏は取材に「(田中容疑者は)高圧的な物言いで、しっかりとした思想を持って運動に取り組んでいるとは思えなかった」と振り返った。運動に協力した理由を「あいちトリエンナーレの企画展に対する県民の評価を問う大切な機会だと思った」と説明。事件について「リコールそのものがマイナスの印象になってしまったことは大損害だ」と語った。
武田邦彦氏、有本香氏、津田大介氏が受け止め 田中容疑者逮捕、デヴィ夫人はノーコメント
赤尾由美氏は赤尾敏の姪として界隈に出てきた人ですが、最近だと「コロナワクチンを子供に打たせない国民運動実行委員会」の事務局長をやっているようです。
ちなみに代表の方は自衛隊や警察へのワクチン接種についても慎重になるべきだと言う認識のようですし、子どもに接種しないでというのは「せめて」の要求なのではないかと思います。
デモを主催した実行委員会代表で元陸上自衛隊一等陸佐の佐藤和夫氏(74)は「予想以上に多くの人が参加されて驚いたが、これが本当の国民の声だと思う。自衛官や警察官への接種も、副作用が出れば国や社会の安全を守る上でリスクが生じる」と指摘した。
東京・銀座で子供へのワクチン接種に反対するデモ 約800人が行進
このような感じで、今回の参政党の候補者たちは4名とも少なくともワクチンについては、方向性が統一されている方々のようなのです。
参政党は、個人的にはたちあがれ日本、日本のこころを大切にする党の残党みたいに思っていた参政党が、このような方向に行ったことが面白いと思ったので、調べたのですが、今後どこまで大きくなるのでしょうか。
本人たちは参院選に20人以上の候補者を出す気のようですが。
既に1万人の党員、15の地方支部を構え、参院選では選挙区に最低でも15人、比例代表に5人以上の候補者擁立を明言。閉塞した政治に風穴を開けたい考えだ。
武田邦彦氏が参院選出馬へ 小室佳代さんを刑事告発したジャーナリストが仕掛ける「参政党」が決意表明
NHK党や参政党みたいな政治団体大好きだな、東スポとかのスポーツ紙、と思ってしまうのはきっと私の偏見です
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