棒グラフ好きなので作ってみました。
グラフは『CHART MAKER』というAndroid向けのアプリを使って作りました。
政党ごとの色については、できるだけ公式サイトなどを参考にするなどしましたが、作成者が色覚異常の持ち主なので作成者の意図と違う色になっていることがあります。ご了承下さい。
私的な雑感も載せます。
他地域一覧
2022参院選 比例党派別得票 都道府県ごと棒グラフ化 北海道・東北
2022参院選 比例党派別得票 都道府県ごと棒グラフ化 関東
2022参院選 比例党派別得票 都道府県ごと棒グラフ化 甲信越・北陸
鳥取

今回、選挙区の候補者は、自民党は合区となる島根を地盤とする方で、それ以外の党(N党除く)が基本的に鳥取側に地縁がある方を出馬させていました。
島根

自民党独走ですが、立憲が相対的に2位になっているのは、落選中の亀井亜紀子氏の地盤がある証拠でしょう。
岡山

公明党の得票が多めに見えるのは、公明党の地域担当の比例候補者が岡山地盤なことだけでなく、自民党の候補者と公明党とが揉めたことに危機感を持った衆院議員が動いた影響とかあるのでしょうか。
衆院岡山1区選出の逢沢一郎(68)は6月22日、岡山市内で行われた比例選の公明現職、谷合正明(49)の応援に駆けつけ、支援を呼びかけた。同じ日、小野田が所属する茂木派を率いる自民幹事長の茂木敏充(66)は岡山に入り、県議らに「私の教育不足です」と頭を下げた。
[注目区を行く・岡山]全国で唯一の事実上「推薦拒否」、自公にきしみ
維新は片山虎之助氏引退後、岡山の地盤がどうなるのか気になるところ。
一方立憲は、出せる人がいなくて?(そこにつけ込むように)はたともこが出てくるみたいな状態から脱却してほしいところ。
広島

現首相の地元だからなのか自民党独走の具合が強め。
維新は比例では戦えているものの、やはり選挙区の候補者選びに大苦戦しているので、なかなか難しそう。
昨年の衆院選で公示前の約4倍に議席を伸ばした維新は、全国政党を目指して無党派層や保守層の取り込みを図る。しかし、広島選挙区での候補選びは難航。「自民を追い上げられる」という意中の人物に断られるなど、関西以外での足場の弱さが顕在化した。
党本部主導で森川氏に打診したのは5月下旬だった。馬場共同代表は「地元ではスター選手はなかなかいない」と厳しい状況を認めながらも、「戦わなければ党勢は広がらない。厳しい選挙だが、森川さんは広島に維新スピリッツを広げる志士」と持ち上げた。
森川氏が2020年、政務活動費の二重計上で京都市議会で辞職勧告決議を受けたことにも、馬場共同代表は「わが党は問題の責任を取れば再チャレンジを認める政党だ」とかわした。
広島:<決戦の構図 広島 参院選2022 下>野党の争い激化:地域ニュース : 読売新聞オンライン

山口

自民党がもう少しで50%に到達する勢い。そのくらい他党の存在感が常にない土地のように思う。
政治学者の菅原琢氏が野党共闘のような協力関係をつくるには、核となる強いと思われてる野党が必要と述べていましたが、それを私的に一番実感したのが山口選挙区です。
立憲が主導権を握ったところで当選できないんだから、各党好き勝手に行動したほうが各党の利益になると思われていては野党共闘はなし得ないということでしょう。
昨年の衆院選で、県内小選挙区の野党統一候補は惨敗。理念や政策が一致しないとの批判も高まり、各党本部は共闘に及び腰となった。市民連合と野党の県組織などは、昨年12月に参院選での統一候補擁立を目指すことを申し合わせたものの、協議は難航した。
そんな中、立民県連は3月、安倍晋三・元首相の元秘書の秋山賢治さん(52)擁立を決め、立民県連副代表だった大内さんも国民県連を設立し、自身が立候補すると4月に表明した。5月には、共産党県委員会が副委員長の吉田達彦さん(64)を立てることを発表し、共闘は成らなかった。
山口:戦い終えて<下>空中分解した野党共闘:地域ニュース : 読売新聞オンライン
(話は多少飛びますが、フランスで、メランションの左翼党を中心とする形で社民党などが組んで左派連合になったのは、メランションが大統領選で強い野党としての結果を残した結果でしょう。)

徳島

徳島は自民党が後藤田正純氏と県連が揉めてる印象が強かったのですが、今回2位になってる維新もなんか揉めてたようです。そこにも後藤田正純氏の名前があるのがなかなかのカオス具合ですが。


香川

国民民主党の比例票に党首玉木雄一郎の意地を感じますが、主導権を握れるかというと…な感じ。
愛媛

自民党独走。
ところで、愛媛には愛媛維新の会という日本維新とは関係なくなった維新があるのですが、今回の参院選でも日本維新の活動の影も形もなさそうなんですよね。票だけある感じのようです。
高知

第二党が共産党。全国でも唯一ではないだろうか。
立憲民主党が、衆院選より5万票減らしているようで、全国的な流れだけではなく、合区で候補者を立てられない(共産党に任せている?)影響もとてもありそう。ちなみに高知県連職員を比例に立てているのですが、県全体で188票と本当に数合わせで名前出しただけのようでした。
コメント