2022参院選 比例党派別得票 都道府県ごと棒グラフ化 九州・沖縄

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棒グラフ好きなので作ってみました。

グラフは『CHART MAKER』というAndroid向けのアプリを使って作りました。

政党ごとの色については、できるだけ公式サイトなどを参考にするなどしましたが、作成者が色覚異常の持ち主なので作成者の意図と違う色になっていることがあります。ご了承下さい。

私的な雑感も載せます。

福岡

自民党内部で揉めている土地の一つ。

自民福岡で摩擦…麻生氏 トップ当選固執 武田氏 公明支援に比重
【読売新聞】 参院選福岡選挙区(改選定数3)を巡り、自民、公明両党の関係がぎくしゃくしている。自民県連が2016年の選挙で2位に甘んじた「麻生派」所属の自民候補のトップ当選を至上命令としているためだ。一方、党県連内で麻生太郎副総裁(

維新は、中小政党でも当選可能性が高いと見積もられた得票になりえる多人区なのに、比例票より選挙区の候補者票(158,772票)がだいぶ少ないことを気にしているでしょう。

佐賀

1年前の衆院選、どうやって小選挙区2つとも立憲の候補が当選したんでしょう?という感じの構図。

それもそのはず、立憲の比例票が衆院選と比べると半減しています。(99,058票)

佐賀新聞に、国民民主党と共産党が大分攻めた目標を立てていたことが書かれていて、面白かったです。

 4月に県連を設立した国民民主党は、県内で5万票の獲得を目指す。

 改選5議席獲得が至上命題の共産党県委員会は、3年前の前回から倍以上となる3万2千票を目標に掲げる。陣営関係者は9年ぶりの候補者擁立が比例の追い風になるとみており「候補者が選挙カーに乗って県内を回ることが、比例にとっても大きい」と強調する。

<参院選さが2022>比例票、し烈な争奪戦 既存政党、新勢力の浸透警戒

長崎

無風。そんな中で、なんか自民党と公明党のギクシャクが多少あったらしいと長崎新聞が報じていました。

参院選長崎 比例の戦い 自公/協力で不協和音 野党/党勢維持に懸命 | 長崎新聞
終盤を迎えた参院選。長崎県内では長崎選挙区の6人の候補だけでなく、各党県連が全国で50議席を争う比例...

熊本

維新から出馬した松野明美氏が県内で『18,287票』を獲得して維新の県内第三党化に貢献してますが、全体から見ると小さな話でしょうね…。

自民、盤石の組織戦 野党共闘実らず 参院選熊本選挙区|熊本日日新聞社

大分

比較的他県と比べて野党第一党が自民党と近いですかね?あくまでも比較的ですが。

大分では大勢力であった社民党(2019 年参院選『73,562票』)が一部立憲民主党に合流したのですが、合流が上手く行っておらず結構な票が立憲にも社民党にも乗らずに、寝てしまっているように見えます。

(このうち、選挙区に野党共闘で当選した現職がいる国民民主党が予算案に賛成して、その候補者を社民党が合流した立憲が支援していたことの影響はどれほどだったのか…)

戦い終えて【下】
【読売新聞】◆野党共闘ならず「完敗」 「(共産党など)極端に理念が違うところは別として、(他の野党と)一緒にやった。結果が伴わなかったということは、態勢を考え直さないといけないかもしれない」 敗戦から一夜明けた11日、国民民主党現職

宮崎

野党が選挙区で共闘するよりも比例票の掘り起こしを選択した県ですが、果たして掘り起こしできたのか…?

【記者解説】参議院選挙・宮崎選挙区の構図と争点は? | NHK
【NHK】参院選・宮崎選挙区には過去最多の6人が立候補。1950年・1956年・2007年と並んで過去最多の立候補者数となりました。選挙の構図と争点を記者が詳しく解説します。

あと、日本維新の会宮崎県総支部のホームページは本当にこれで合ってるのかな?というペラペラ具合で、色々と大変そうなのが伺えます。

ホーム | 日本維新の会宮崎県総支部
日本維新の会宮崎県総支部 日本維新の会宮崎県総支部のHPです。 日本、宮崎の政治を動かしてまいります。

鹿児島

維新は西郷隆太郎氏が鹿児島向けの候補者だったのだろうと思いますが県内で『4112票』でした。

NHKの記者が西郷歩美氏が地域政党作りたいと言っていると喋ってましたが、維新に入らない理由があるのでしょうか?

エラー - NHK

あと、立憲は衆院選前後に県連づくりで色々と躓いているように外からは見えましたが、あれから大丈夫なのでしょうか?

安楽氏は、離党の理由として、県連の役員人事について事前の連絡や相談がなかった▽昨年7月の知事選で自身の意向に反して県連が伊藤祐一郎氏の推薦を決めた▽旧国民民主党の県組織との合流協議が長期化した-ことなどを挙げた。

立民の鹿児島県議が離党意向 川内県連代表の運営に不満|【西日本新聞me】

鹿児島県連は、全国で最も遅い8月31日に設立したばかり。昨年8月末、旧立民と旧国民民主の両県連が合流することに合意。協力を確認して両県連を解散したものの、役員構成や事務所の場所などの協議も進まない状態が続いた経緯がある。

〈詳報〉立民鹿児島県連 川内博史氏が代表辞任へ 衆院選落選で「けじめ」 後任は未定

沖縄

社民党が3番手にいたり、自民党の独走具合が一番緩かったりして、独自の歴史と本土の歴史が混ざっている状態なのだろうという感じを受けます。

あと以下の古謝玄太氏の敗因について、似たようなことを立憲の候補者がやったとき『時代遅れの大衆離れしたリベラルだから云々、朝日新聞が云々』と政治志向・党派ごと馬鹿にする人を多数見た記憶があるのですが、さてそういってた人はどう思うのやら…と思ってしまいました。

古謝氏は、沖縄では有名な進学校、昭和薬大付属高校から東大に進学後、総務省に入省という絵に描いたようなエリートである。その輝かしい経歴は、期待を集めるのに役立ったが、一部の県民に距離を感じさせたようだ。「『東大卒』を前面に出さないでほしい」という陣営内からの声もあった。

参院選から見えた沖縄政治の迷走 | “Japan In-depth”[ジャパン・インデプス]

あと、選挙区の接戦具合に参政党さえいなければ…みたいな説があり、調子に乗って沖縄県知事選挙に出てくる説も浮上してるようです。

たしかに、参院選に続いて知事選の結果を左右したという実績を残せば存在感が高まり色々と今後の展開に繋げられそうですが、『自分の党益を優先した』という批判される可能性も考えると…(そんなこと気にする志向の勢力ではないか)。

「どう見てもウチが勝てた選挙だ。諸派、特に参政党が取り過ぎたな…」。自民・古謝選対幹部は選管最終の開票状況を確認後、結果の分析を始めた。

参政党、沖縄知事選に意欲 参院選2万票、県内政界に波紋 既存政党は動き注視

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