野党や左派を攻撃することで知られ、多くのフォロワーを持ち影響力の大きいツイッターの匿名アカウントが1日、アカウントを非公開にした。同アカウントを巡っては、複数のツイートが名誉毀損(きそん)に当たるとして、小説家の室井佑月さんが550万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴している。
このアカウントは「黒瀬 深」(@Fuka_kurose)。1日現在で14万超のフォロワーを持つ。保守的な投稿が多く「サヨク」などの言葉を使って主に立憲民主党や共産党などの野党や野党議員を攻撃する、いわゆる「ネット右翼」アカウントの一つだ。
同アカウントは「少し急になりますが、本日をもって黒瀬深はTwitterを引退したいと思います。理由は本業に集中する為です。」などと1日に投稿し、アカウントに鍵をかけて非公開にした。アカウントは裁判が終了した後に削除するという。運営するユーチューブも更新を停止するとしている。
ただ、同アカウントは2020年6月にも「身元を特定しようとする動きも出て来たため、周囲の人間の安全も考えて閉鎖する事になりました」などと投稿し、アカウントを閉鎖すると宣言したが、その2日後に撤回している。
野党や左派攻撃「黒瀬深」アカウントが非公開に 「本業に集中」 | 毎日新聞
このアカウントはいろんな誤情報を拡散していたり、経歴がめちゃくちゃだったりと、色々と目立っていたアカウントなのですが、今年に入って米山隆一氏に開示請求をされて引っ越したと言っていたり、訴えられた被害を何度も訴えていました。
そんな中、米山隆一氏が当選した選挙が終わると同時に引退を表明したとのことです。
それに合わせて流れてきたツイートで、今回の総選挙で当選した方の中に、このアカウントの中の人と飲みに行って、好意的なツイートを何度か行っていた方がいたということを知りました。
沢田良氏は、日本維新の会で埼玉15区から出馬して、重複立候補していた比例北関東ブロックで、維新の中で惜敗率一位となり当選しました。
多分なんですけど、政治家って人脈お化けがなる場所といいますか、人脈が広くないと当選できないものだと思っていて、その中で人脈選びが上手い人、下手くそな人、敢えて選ばない人みたいなのが色々出てくるんだと思うんですが。(週刊誌の定番ネタですよね、政治家の怪しい人脈ネタ)
こういう人脈に誰を含めるか、組み込むか、誰を選ぶのかという判断って、政治家の資質として重要なんじゃないかな、と思うのですが、こういう問題は与野党関係なく色々ありますよね。
で、それが、なぜ重要かというと、人脈って情報源とニアイコールだと思うからで、そういう情報源の怪しさって政治家として論陣を貼る上で危険じゃないですか。
例えば、netgeekとか拡散してた与党政治家とか、やばいじゃないですか。
謎の情報源という話で言うといきなり党本部からよくわからないサイト(テラスプレス)の記事をまとめた冊子が党内で配られるとかも不安になるじゃないですか。
ナイフの記事が論座とかに掲載されてて、それを拡散している野党政治家とかがいるとか、ちょっとやばいなとか思うじゃないですか。
近年は色々と情報周りが怪しくなってきている時代なので、こういう問題は尽きないでしょうし、表に出てきて判断材料として使えるようになったり、修正を促すことができるようになっただけマシなのかな、だと思うこともあります。
ただ、そういう不安を見せない、変な脈を断ち切る(しがらみ批判とかの中にはそういう話もあるでしょう)のも政治家としての才能だと思うので、いろんな人に気をつけてほしいと思ってしまいます。
政治の世界におけるしがらみとは、政治家の周りにある組織などのネットワークのある無しではなく、そのネットワークがおなじみの特定組織ばかりに偏り、ワンパターンであることではないかと考えます。そのような状況が長く続けば、政治家の視点もワンパターンなネットワーク向きになり、市民全体に沿った視点を獲得できません。
みんなの党に離党届を提出致しました。
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