今回書くことを調べたきっかけは以下のツイートを見たことでした。
このツイートを見て、何かあったのかな?と思って調べ始めたら、面白かったのでブログに記録を残しておきます。
上記ツイートで話題になっていたのは、千葉市議会議員選挙花見川区選出の桜井たかし市議。
(ツイートした方はNHKや読売が無所属としか書いてなかったから困惑していたようですが、多分NHKも読売も千葉市議会議員選挙では、全ての候補の推薦・支持を拾ってないのではないかと思われます。)
で、どんな方なのかな?と調べてみたら…
すっごい政党関係ない無所属アピールしてる…というのが第一印象。
いや、党籍持ち無所属というのはどの党にも結構いるし、その人が政党のことに全く触れないとか不誠実では?みたいな態度も時々ありますし、こういうこの人ほんとに無所属なの?〇〇党に近くない?的な話って地方議会では、そこそこある話だとは思うのですが、推薦が出ている候補でここまで無所属アピールしてるのはなかなか珍しい気がします。
で、もう少し調べると、公認という言葉もチラホラ見受けられて、「どういうこと?」となり、色々と調べてみました。
すると、以下のようなことがわかりました。
桜井市議はみんなの党→維新の党→無所属という歴のようで、維新と無縁というわけではなく、都構想の応援に大阪に乗り込む程度には元々賛同していたようです。
また2022年には維新の参院選公認候補であった佐野正人氏の応援をするなど、維新の関係者とも縁はある様子。
そんな中、2023年の2月10日、維新の公認候補として発表されます。

この公認候補としての発表前の2月8日には、他の議員と共に、維新の街頭演説会に参加していたようで、維新の公認候補予定者である政策委員という肩書で紹介されています。
この時期、桜井たかし市議本人は『無所属でいることは至上の目的ではない』と無所属でなくなる可能性を示唆するかのようなツイートをしていました。
ちなみに、維新の中では桜井たかし氏公認前提で、他の候補者の調整を行ってもいたようです。
一方、本人は公認候補であることに一切触れず(維新関係ツイートは、現在確認できるのは吉村市長をリツイートしてるくらい)、Twitterで維新の支持者であろう方にそこらへんの事実関係を質問されて、以下の返答ツイートをしていました。
その後、3月30日、いつの間に公認は取り消されていたのか、維新のホームページにて推薦候補として発表されました。

この維新推薦候補としての発表後も、桜井たかし市議は無所属と名乗り続けて、維新との関係は、少なくともツイートから見えるのは、よくよく写真を拡大してみると事務所の為書きに石井苗子氏の為書きらしきものがありそうなくらいにしか、出していなかったようです。
ここまで調べて、気になったのは、桜井たかし市議は公認候補予定にはなっていたのですが、党員であった時期があったのかどうか。
また、公認や推薦について桜井たかし市議と維新の千葉県連?党本部?はどのようなやり取りを経てこうなったのか。自覚的に維新推薦を貰った上で政党・組織の代弁者ではない無所属と名乗っているのか、本人は本当は推薦もらう気は無かったのか、という点が気になりました。
これ以上は千葉維新等の内部に詳しい人でないとわからないと思いますが…。
(個人的に千葉維新は地元に国会議員がいるのに浦野氏が代表やってる点も含め、なんか組織の内実が微妙な気がしています。)
あと、個人的には余所であった『都議会・区議会に国政政党はいらない』から一年後しれっと国政政党入党を思い出しました。


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