実質『僕たち当選する可能性低いから批判しても無駄』と言い出す公党党首

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衆議院の3つの補欠選挙が現在行われていますが、それに関連してTwitterで流れていたなんとも…な言動について書いておきます。

今回の補欠選挙は3つあるのですが、立憲VS維新の長崎3区、自民VS立憲の島根1区という一騎打ち選挙よりも、インターネット的には野党乱立の東京15区が色々とネタになる話題に昇ることが多いように思います(舞台が東京であることも話題になりやすい理由の大きな一つでしょうが)

特に出馬が話題になったように見えるのは、ファーストの会副代表で、国民民主党推薦の無所属候補、乙武洋匡氏でしょう。

メンバー – ファーストの会 - 国をリードする政策と実績
ファーストの会 役員 代表 森村 隆行 副代表 乙武 洋匡代表代行 成清 梨沙子幹事長 おじま 紘平総務会長

この乙武氏を巡っては国民民主党が真っ先に全面応援を表明しながら、自民党が推薦するなら推薦できないと言って、最近まで推薦が決まっていませんでした。

国民民主党の榛葉賀津也幹事長は5日の記者会見で、衆院東京15区補選(28日投開票)に出馬予定の作家の乙武洋匡氏について「自民党が推薦を出すような人は応援できない」と述べ、乙武氏が自民の推薦を受け入れた場合は支援を取り消す考えを示した。

乙武氏は、地域政党「都民ファーストの会」の特別顧問を務める小池百合子東京都知事が擁立を公表。榛葉氏は3月29日に「全面的に応援する方向だ」と語っていたが、この日は「今の自民党が応援する方を一緒に応援することは(国民民主党の)都連も望んでいないし、全国(の選挙)に影響を与える」と説明した。

国民民主、乙武洋匡氏を自民推薦なら応援せず 衆院東京15区補選 | 毎日新聞

私は、あんなにトリガー条項で自民党に擦り寄ってたのに…とか思ってしまうのですが。(玉木氏は与党協議離脱時にまるで裏金問題のせいで自民党がトリガー条項を実現できなくなったみたいなこと言ってますが…)

会合のあと玉木氏は記者団に対し「ガソリンの値下げを求める国民の声は強く、賛同する政党と協力して実現したい。いちばんの誤算は自民党が裏金問題で政策の推進力や調整力を低下させたことであり、一度傷ついた信頼は回復しない」と述べました。

国民民主党「トリガー条項」めぐる与党との協議から離脱を決定 | NHK | 税制改正

裏金問題で評判が悪くなった自民党とは仲良くできないということで、自民党の推薦がなくなるのを待って乙武氏を推薦しました。

この推薦決定について、最近玉木雄一郎氏のツイートにより人気を集めていた右翼方向の支持者?や日本保守党の支持者から批判ツイートが寄せられ始めます。

乙武洋匡氏自身が色々と嫌われているだけではなく、ファーストの会の母体である都民ファーストの会の創設者である小池百合子氏が、多分安倍晋三氏と対立していた事もあったりして、どうもこの右翼方面からの批判が強かったようです。

個人的には玉木氏が「過去に色々なこともやらかしてるし、それはしょうがない。反省する所は反省してもらって、でもこれから日本のために何をするのか。乙武にしかできないことがあると思ってる」と言っていたときに、法令違反の疑いとか言って、詳細を一切明かさない粗雑な説明で公認取り消された高橋茉莉さんって何をやらかしたんだろう、とか思ってしまったのですが。(糞みたいな生活保護バッシング焚き付けになっていたり、本当にろくでもなかったわけですが、そんな杜撰な擁立をした候補で他党に選挙協力を求めていたという…)

玉木氏は「法令違反の可能性があるというところまでは踏み込んで、最大限発表している。彼女はいま、私人になっていますし、今後行政上、刑事上の責任を問われるとなると事実認定が伴う。我々は、今聞いた時点の材料で政治的な判断をするという意味では十分だと思っている」と釈明した。

 さらに「行政上、刑事上の責任は、関連部局において事実認定が行われてしかるべき対応が行われる話なので、これは政党として何か言うべきものではない。すでに公認は外れ、私人になっているので、そこは分けて考えるべき問題だということで最大限の情報公開を行っている」と主張した。

国民・玉木代表 高橋茉莉氏の「刑事上の責任」内容明かさず「私人」「踏み込んで最大限発表」(よろず~ニュース) – Yahoo!ニュース

玉木氏は現時点で4月に予定される3つの衆院補選のうち、国民の擁立予定は東京15区のみとした上で、まだ候補擁立に至っていない立憲民主党にはすでに選挙協力を申し入れたと明かした。「わが党を代表する象徴として、東京15区で戦おうと決めた」と強調した。

元フリーアナ高橋茉莉氏が国民民主から衆院東京15区補選に出馬「裏金問題に国民として怒り」 – 社会 : 日刊スポーツ

東京15区、いろんな意味で国民民主党の「わが党を代表する象徴」になっているきがするのですが。

乙武推薦で飛んできた批判を受けてか、玉木雄一郎氏は以下のネット保守批判を始めます。

ちなみにこのツイートが行われる前に、日本保守党の百田尚樹氏が国民民主党批判を集会で行っていて、これが犬笛的に機能しているようにも見えます。

杉田水脈応援するやや左より(苦笑)

こんな感じで『「保守派」を名乗る人たち』を批判した結果『「保守派」を名乗る人たち』から批判が続々届く当たり前の結果になっていた(何故か維新の宮崎1区支部長まで反応していたのですが)わけですが、それを受けて玉木雄一郎氏は以下のツイートをしました。

なんすかこれ?

そもそも「本当に勝ちたいなら、そちらの対策をされてはどうですか。」と、要するに『僕たちの候補者は当選可能性低いんだから批判しても無駄ですよ』みたいなことを言い出すの、推薦している候補者にも失礼だと思うんですけど、ここで真偽不明の「圧倒的に強い」という情報を流してバッシング先を変えようとしている先、当該選挙区で数か月前まで選挙協力をしようとしていた政党の候補者ですよね。ほんと失礼にも程がないですか?共産党(と協力している)相手には何しても良いと思っているのかもしれませんが。

こんなふざけた言動について「こっちも必死です。」とか言ってますが、必死にこんな言動してるなら、性根を疑いますね。

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