百田尚樹が作った政党『日本保守党』と減税日本が特別友党関係となり、河村たかしが共同代表になったそうです。
そもそもこのメンツの時点でとある出来事を思い出すのですが、さらに以下の発言が会見であったことでその出来事について指摘せざるを得ないな、と思いました。
百田氏は「河村市長を尊敬するのは、政治にお金をかけないこと。自らのこともそうだが、選挙にお金をかけない。何度も名古屋でお会いして心に残っているのは、『私は絶対に裏切りませんので、その点はご安心ください』という一言。これはすごく好きな言葉で、河村さんとならやっていけると思った」と明かした。
「日本保守党」が結党会見 共同代表に河村たかし名古屋市長 百田尚樹氏「“私は絶対に裏切りません”という一言で、河村さんとならやっていけるなと」 | 政治 | ABEMA TIMES | アベマタイムズ
河村たかしの『私は絶対に裏切りませんので、その点はご安心ください』という言葉を聞いたら、2021年くらいの高須克弥が飛んでくるんじゃないんですかね
大村秀章愛知県知事のリコール活動団体会長で、美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長は河村たかし氏の名古屋市長選の当選について「まあ良かったです、とは思うが、義理で市長選が終わるまで我慢していた。リコールをしようと言い出したのは河村さんなのに、私が言い出したとうそをついたことは許せない。いざという時に逃げる人とは今日をもって友達をやめて、絶交します」と話した。
高須院長「絶交します」 名古屋市長選の河村氏の当確受け:東京新聞 TOKYO Web
ちなみに、今回の日本保守党に関わってる百田尚樹も有本香も、このリコール問題の賛同者として当事者に近い場所にいたはずです。
『私は絶対に裏切りませんので』という言葉は、この一連の話を完全に忘れたうえで言っているのか、それとも意識したうえでの『裏切りません』なのか。
ちなみに、この件についての裁判はまだ続いていて、つい先日久しぶりの公判が開かれたところです。
田中事務局長の主張は『リコールを成立させるほどの数はやってない。成立させようとの考えはなかった』『成立していなかったのに速やかに返却しなかったのは違法だ』というもののようです。
13日の裁判で、弁護側は「代筆作業を行ったことは事実」としたうえで「うそのリコールを成立させる目的はなかった」と主張しました。また、署名簿の返却を拒んだ県の選挙管理委員会について、「必要数に満たない署名簿は押収されるべきではなく返却しないのは違法行為だ」と訴えました。
愛知・大村知事リコールで署名偽造の罪に問われる元事務局長 「ウソのリコールを成立させる目的はなかった」と主張 名古屋地検 | 中京テレビNEWS
一方、河村たかし氏は知らんかったという姿勢のまんまのようです。
(名古屋・河村たかし市長 13日午後6時ごろ)「完全に気付かれないようにやられて、だまされたということだが、私も長いこと政治をやっているが、まあ本当に痛恨ですね。これは」
大村知事のリコール求めた署名偽造 事務局長の裁判2年ぶり 活動の旗振り務めた河村市長は | TBS NEWS DIG (1ページ)
当事者はこういう話を忘れてたりするのかもしれませんが、今回は河村たかしに都合好く利用されないといいですね。
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