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泉房穂氏の1年ぶりの件は必然だったのでは 〜泉氏は一度引くべきだった〜

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兵庫県明石市の泉房穂市長(56)が13日に開かれた新年会で、夏祭りに関する提言書の提出を巡って市議と口論になり「やめてしまえ」と発言していたことが15日、分かった。泉氏は取材に対し、暴言と認めて謝罪した。

神戸新聞NEXT | 全国海外 | 社会 | 明石市長、市議にやめてしまえ

アンガーマネジメントを勉強したって、いくら反省したって、完璧に感情を抑えるなんて人間なんですから不可能なので、『アンガーマネジメント講習を受けてるのにコレかよ、だめじゃん』『反省が不十分だ』みたいなことは思わないですし、むしろ一年も問題が怒らなかった起こらなかったのは周囲のサポートも含めすごいと思います。

周囲のサポートというのは、以下の記事の氏の幹部の反応などから見えてくるのではないかと思います。

明石市議会の大西洋紀議長は「同じ選挙で選ばれた人間に『辞めてまえ』はあまりに失礼。ほかに言い方があったはず」。口論になった市議と同じ会派のベテラン市議は「本人にも反省すべき点があり、市長からの謝罪は受け入れている」とした上で、「それでも市長は昨年のことがある。自覚が少し足りないのでは」と指摘した。

 別の市議も「祭りの再開は難しいという市長の思いは分かるが、公の場で市民もいる。もっと自重すべきだった」と話した。

 市幹部の1人は「最近は職員に対して声を荒らげる場面も出てきて、心配していた」と漏らした。

神戸新聞NEXT | 総合 | 明石市長再び暴言で謝罪 市幹部「心配していた」

正直な話、この報道を目にしたときの世間知らずの私の感想は『なんで酒も出るような新年会でそんな話仕掛けてんの?それが世間では普通なの?』というものでしたが、「本人にも反省すべき点があり、市長からの謝罪は受け入れている」というのは、そういう部分に関してでしょうか?

その上で私は『これ、怒らせた人勝ちゲームになってない?』とも考えて、それをツイートしました。

この怒らせたもの勝ちゲームみたいな状態を作り上げたのは、市長自身は言わずもがな、明石市の市政に関わる人の殆どが共犯状態にあると言えるように思います。

なぜ、そのように言えるかというと、こういう状態を作ったのは、どう考えても、泉房穂氏の出直し選挙の構図が原因だからです。

選挙結果が出た当時にも上記記事に書いたのですが、改めて当時の構図を振り返ると、候補者は現市長の泉氏と前市長の北口氏、そして共産党公認の新町氏の三つ巴でした。

ここで何が起こったかというと、泉氏の政策丸呑みの候補者がいなかった状態になり、各々政策論争の枠にハマってしまって、パワハラの是非については問い切れない選挙になってしまったのです。

これは泉房穂陣営の狙い通りなのでしょうが、これのせいでパワハラ、暴言のことが十分に民意で否定されないまま、政策を盾にしてパワハラ暴言を擁護する、そんな構図が出来上がってしまったわけです。

その結果が以下のような、役所への反応でしょう。

泉房穂市長の新たな暴言が発覚した15日、兵庫県明石市役所には市民からの電話やメールが計61件あった。

 このうち「また暴言か」「反省がない」といった批判的な内容が33件、「頑張ってほしい」など市長を擁護する内容が26件だった。(小西隆久)

神戸新聞NEXT | 明石 | 明石市長の新暴言 市役所に批判や擁護の声61件

このような事態を避けるためにも、やはり、過去に私が書いた『施策から焦点がそれてしまったり、施策自体否定されてしまいかねないような状況になる前に、然るべき人を見つけ、その人に施策を引き継いで、市長自身は後見人的なポジションになったほうが良いような気がします』ということが実行されるべきだったのではないかと思うのです。

ちなみに、このような『怒り』で進んでいく政治は大きな声で小さい声を打ち消す政治手法の象徴のように思えてなりません。

また、今回の件については疑問点がありますが、一方で、泉氏の機嫌や話す場面を気にしないと真剣な話題ができない、というのは、周囲の声(情報)を十分に拾えない可能性が非常に高いです。
つまり市長として不十分な情報で、決断をしてしまう可能性が高まっていくということでもあります。

そのような可能性を少しでも避けるためにも、繰り返しになりますが、一度自身はアンガーマネジメント学習に専念し、自身の理解者を後継者に置くべきだったと思います。

今回の件はそのような決断を市長と市長の後援会が下さなかったこと等々の前提が存在する時点で、必ず起こることが約束されていた出来事だと思うのです。

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