興味乱舞に引きこもれず

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「国家プロジェクトを自分の県で成功させたいなら野党候補を応援するな」だそうです

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及川氏は会見で達増氏の巨大加速器「国際リニアコライダー」(ILC)の北上山地への誘致姿勢について、「ILC誘致は国家プロジェクト。実現に向けて正念場の重要な時に、なぜ参院選で前面に立って野党候補を応援するのか」などと批判した。

岩手知事選に及川元県議が出馬表明: 日本経済新聞

こういう意見は「与党候補の邪魔をするなら、その県を貧しくしてやる」という政府の姿勢を肯定することにつながるようなものだと思うんです。

もしくは、国家プロジェクトを誘致している最中は、政府与党の思いを忖度して行動しないといけない、ということでしょうか。

さすが現在国政で野党にならない自信がある自民党の推薦を得て出馬している人ですね。というしかないですね。

与党候補を落選させるなら、お前が望むものを邪魔してやる。という姿勢で平気なんです。
自分が与党以外になる可能性を考えてないし、ずっと与党以外を干すことで自民党の天下が続いているしこれからも続くとでも思っているんでしょう。

そういう姿勢が森友・加計問題のような話の信憑性を強化するんではないでしょうか。
お友達の範囲が広がっただけのお友達政権なんでしょ?って。

このような考えが、「公金を得るなら政府の思いを忖度せよ」みたいな話にもつながるんだと思うんですけど、結局、政府と国民の関係とか、政党と有権者の関係とか、全部擬人化して友人関係みたいなものだという認識になってしまっているんじゃないんですか?

報道が政局ばかり、なんて話がありますが、そもそも政治周り(だけではなく、ほぼ全てが)が人間関係(特に友人関係)でほとんど動いていて、政策とか正義とか政治思想みたいなものが、人間関係を正当化するための取り繕う材料になっているという政界の実態に報道側が合わせたんじゃないですか?
もともと拾える情報がそういうものばっかりだから、そういう報道ばかりになるんでしょう。

だから行政同士の関係とか、そういうものも「上司のご機嫌を損ねてはいけません」みたいな、友人関係のような上司部下関係の話になってしまう。

外交安倍晋三首相と各国首脳の人間関係外交に関する話は、日本がそういうフレームワークで動いている象徴ではないでしょうか?
(ただ、これは日本特有だとは言い切れないのだろう。というのが、トランプとロシアとか見てると頭に浮かぶのですが)

安倍さんに
「トランプってどういう人ですか」
と聞くと、
「仕事の話をした後に仕事とは関係のない話をできる人っているじゃない。トランプさんはそういう人だね」
という。
 
横にいた側近が
「仕事の話しかできないのはオバマだよな」
とつぶやき、安倍さんは
「そんなことないよ」
と言ったが、目が笑っていた。

安倍さんをシラケさせたオバマ前大統領
オバマ前大統領は安倍さんが就任後すぐに訪米を提案したら「忙しい」と断ってきた。
しばらく間を置いてもう一度聞くと「45分だけ会う」という。
ランチはなし。
温厚で冷静な菅義偉官房長官が「いくら何でもひどい。もう行くのはやめよう」と珍しくキレたのに対し、安倍さんは「まあオバマさんも忙しいから」となだめた。
 
交渉の末に会談時間は1時間に延び、ランチもセットされたが、会談の映像を見ると両者の表情は硬かった。
その後オバマが訪日した時に「寿司が好きだ」と言うので、日本一の寿司屋『すきやばし次郎』に連れてったのだが、オバマは席に座るなり、いきなりバインダーをカウンターにバン!と置き、「TPPの車の関税は...」などと仕事の話を始め、人間関係を築こうとしていた安倍さんをシラケさせた。 

『シンゾーがいないと寂しい』トランプは片思いかストーカー?安倍外交は日本を取り戻したのか【後編】 - FNNプライムオンライン

お友達関係でしか物事が動かない結果、行政とも与党ともお友達にならないといけないと言われてしまうのでしょう。
そしてお友達が増えない野党は野党のまんまと。

そういうことなのでしょう。

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