興味乱舞に引きこもれず

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権利保護の緊縮削減に反対するブログ

歴史認識

「表現の不自由展・その後」関連の情報で気になること

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あいちトリエンナーレ2019はまだ様々な会場で開催中です

匿名化

先日、脅迫FAXを送った容疑で逮捕された方がいましたが、当初、匿名化されていて特定は難しいという説明がありました。

その説明がされたのは、大村秀章知事の3日の会見。

朝日新聞が動画を残しています。

ここで、大村知事はFAXの特定について1分25秒ぐらいから以下のように述べています。

警察には被害届を出してですね、このFAXの送り先を確認できないか?と言いましたが、それはできないということでありました。まぁ、そのへんはよくわかっておられるのでしょう。

しかし、この3日後には捜査が進んだ結果なのか、被害届を受理され、一日で犯人逮捕に持ち込まれることになります。

県警東署が県からの相談を受け、6日に被害届を受理していた。
 捜査関係者によると、捜査の過程で、愛知県一宮市内のコンビニエンスストアから送られたことが判明。防犯カメラの捜査などから堀田容疑者が浮上したという。

表現の不自由展に脅迫ファクス送った疑い、会社員を逮捕:朝日新聞デジタル

これを受けて、津田大介氏や大村秀章知事が嘘をついた、という言説がTwitterでウケていますが、ネットを使ったという部分の情報をどっから仕入れた丘の説明は必要でしょうが、そこ以外は、私は津田大介氏と大村秀章知事が嘘をついたのではなく、警察がその時点のリスク回避で「特定できない」と説明した過程で粗雑になんか言ったんじゃないかと思ってしまいます。
もしくは混乱の中の伝言ゲームで間違って伝わったかでしょう。
意図的に表に出た誰かが嘘をついたということはないだろうと思います。

ちなみにTwitterでは「FAXをシュレッダーにかけた」という言説が蔓延していましたが、なにが根拠なのでしょう。
すくなくとも3日の会見ではFAXの存在については「このようなFAXですけれども、お見せできませんけれども」と言って、その後それを読みあげているように見えるのですが、どうなんでしょう。

作品はどのようなものであったか

表現の不自由展・その後を批判するために、作品の内容について雑に語るTweetが多く見られたように思います。そこでここではちょっと深堀してみます。

時代ときの肖像ー絶滅危惧種 idiot JAPONICA 円墳ー

このタイトルは間抜けな日本人の墓、というのは、岩上ジャーナルの記者による作者へのインタビューからの引用なのですが、それについて文脈を確認してみましょう。

中垣氏のアトリエには、都美術館によって、一部、表現を削除させられた「時代(とき)の肖像-絶滅危惧種 idiot JAPANICA 円墳」があった。
「時代の肖像」は、全体的にうす黒く塗装された、高さ約1.5mのドーム状の作品だ。「特定秘密保護法」や「日本版NSC」に関する新聞記事の切り抜きや、手書きで「日本病気中」などと書かれた紙が全体に貼られており、ドームの頂上には日章旗が乗せられている。ドームのひび割れた部分から中をのぞくと、中には星条旗が敷かれていた。

「『idiot JAPANICA 円墳』という名前のとおり、これは『馬鹿な日本人の墓』なんですよ」――。
 中垣さんは、そう語った。
 作品中の星条旗には、日本が敗戦から今日に至るまでまで、未だに米国から自立できていないという思いから、「日本人は死んだら米国人になる」という皮肉が込められているのだという。
「皮肉なんだからみんな笑ってくれるかと思ったのに、逆に撤去しろって言われちゃって」と、中垣さんは痛切な「皮肉」を口にする。

(再掲)可視化された表現の自由の範疇 〜美術館に作品の撤去を求められた芸術家・中垣克久氏インタビュー ━原佑介記者

さて、ここで表現の不自由展の解説や岩上ジャーナルの記事の中にある画像を見てほしい。

ドームの上に乗っているのは黄ばんではいるが、文字が書き込まれている様子はない。

しかし、今回展示されているものの日章旗には文字が書き込まれている。
どのようなものかは、例えば以下のニューヨーク・タイムズで確認できる。

確かに特攻隊の寄せ書きのようなものが書かれている旗に変わっている。

ちなみに「特攻隊 寄せ書き」で検索をかけたところ、特攻隊の方の寄せ書き?がAmazonで販売しているのが確認できた。

もしかするとこのようなところで買ったのかもしれないが、本物かどうかは作者自身に確認しないとわからないでしょう。

では、なぜ寄せ書きに変わっているのか。それは。以下の神奈川新聞の取材にて作者が述べた意図が理由でしょう。

軍人だけ英霊視なぜ
 中垣さんは戦争や平和のテーマにした作品を手掛けてきた。岐阜県飛騨市で過ごした幼少時代が影響していた。
 1944年生まれ。戦中の記憶はないが、両親からは銃後の荒廃を聞かされて育った。
 特高警察だった父正夫さんは、地元の鉱山で強制労働をさせられていた朝鮮人の監視に当たっていた。「朝鮮の人々への暴行やいわれなき差別が横行していた。父は疑問に思っていたからこそ史実を秘めることなく教えてくれた」

母久子さんは空襲から逃れるため3人の子どもと乗り込んだ汽車での出来事を忘れなかった。「ひもじい顔をした子どもの目の前に座った兵隊2人が折り詰めの赤飯をはばかることなく食べ続けたという。『誰のための、何のための戦争なのか』と感じた怒りとむなしさをよく口にしていた」

 戦後、正夫さんはC級戦犯として収容所に送られ、一家の暮らしは困窮した。空襲や戦死で家族を亡くした人も多くいた。時代の肖像の意図について中垣さんは語る。「他国だけでなく、自国民も苦しめたかつての戦争への反省が政治家の間で薄れている危機感も込めた」

 戦死した軍人、軍属をまつる靖国神社参拝への疑問はその延長線上にあった。「空襲で命を落とした名もなき市民。広島や長崎の原爆で身を焼かれた人々。戦争の受難者は国民全体であるはずだ。なのになぜ軍人、軍属のみを英霊として特別視するのか」。時代の肖像は「告発」の思いが込められていた。

時代の正体〈10〉排他の空気 ときを彫る(上)

この軍人への告発、英霊という概念への告発、ここを強調するために特攻隊の寄せ書きに変わったということなのでしょう。

焼かれるべき絵

この焼かれるべき絵についての代表的な反応は、以下の和田政宗参議院議員のような反応だろう。

平和の少女像については後に触れます。

この昭和天皇の肖像画が焼かれたという作品の話では「遠近を抱えて」という作品と「焼かれるべき絵」という作品が混ざって話されているように見えます。

この昭和天皇の肖像画を焼く映像というのは「遠近を抱えて」という作品群で、遠近を抱えてを燃やす映像作品があったことがきっかけらしいです。

大浦氏が今回の展示会をきっかけに作った映像には、作品を燃やすシーンが入っており、「美術館が図録を焼却した」ことへの反発をあらわしているとも解釈できる。

この他にも、『表現の不自由展・その後』に出展されていた嶋田美子氏の「焼かれるべき絵」や、藤江民の作品も、富山県立近代美術館の図録焼却事件をモチーフとして制作されていた。

また、日本の象徴天皇制をテーマにした小泉明郎氏のシリーズ「空気」より、東京都現代美術館での出品が不可になった作品(皇室の写真に絵の具で影を描いたもの)も展示された。

「表現の不自由展」は、どんな内容だったのか? 昭和天皇モチーフ作品の前には人だかりも《現地詳細ルポ》

この遠近を抱えてという作品は、昭和天皇の図像の引用を含んだ版画連作で、富山県立近代美術館に初めて展示されたものです。

その初めての展示のときに混同されている世王に見える「焼かれるべき絵」のモチーフとなる事件が起きます。

富山県立近代美術館の企画展「とやまの美術」(1986)に招待された美術家の大浦信行が、1982年から85年にかけて昭和天皇の図像を部分的に引用して制作した版画連作《遠近を抱えて》全14点が、同展終了後に県議会の教育警務常務委員会で議員によって「不快」と糾弾されたことをきっかけに、右翼団体による抗議活動を招き、これらを受けた同館が同作の非公開と売却を決定し、なおかつ同展の図録を焼却した事件。その後、裁判闘争に発展した。公立美術館が「表現の自由」や「知る権利」を侵害した事件として知られている。

富山県立近代美術館事件 | 現代美術用語辞典ver.2.0

ここで富山県立近代美術館が図録を燃やした事が、その後の様々な「燃やす」表現につながっているということがあるようです。

この作品は、「’86富山の美術」に出品された大浦信行の《遠近を抱えて》への検閲事件を契機に生まれた。まず版画作品《焼かれるべき絵》は、「無傷」のものと燃やされ半分ほどなくなったものが対になっている。さらに富山県立近代美術館へ抗議の意を示すアクションも付随し、そのトータルで作品を構成する。本展では、焼いた過程の写真、館へ送った灰や文章、封筒、返事なども併せて展示する。
冷戦以降の現代美術においては、多文化主義(民族問題など)やジェンダー論(性差別など)を主題とする政治性を持つアートが台頭した。嶋田美子は日本ではいち早く呼応した作家。そのなかでも、自国の負の歴史をもっとも厳しく批判し、作品とするひとりだ。
本作のモチーフは顔がないためわかりにくいが、その大元帥服から戦前・戦中・戦後と長く帝位に就いていた昭和天皇と推定できる。彼には戦犯追及の声もあったが、結局は逃れた。顔の剥落により、この像は誰でもないという匿名性も帯びる。戦争責任を天皇という特定の人物だけではなく、日本人一般に広げる意味合いが生まれるのだ。版画だけに「天皇像」は複数に増殖するが、これは日本人一般への責任の広がりの強調としても作用するだろう。
(アライ=ヒロユキ)

嶋田美子 | 表現の不自由展・その後

ちなみにこのような作品群について以下のような展示させないことを肯定する意見があります。

自分が興味がないから、自分の嫌悪の対象だからといって、他人が大切にしているものを、公然と侮辱したり毀損したりしてはいけないのです。こうした表現はヘイトそのものです。
「天皇はタブー」などと津田大介さんらは批判していますが、「多くの人が持つ宗教的な畏敬の念を侮辱する」ことが、憚られる(はばかられる)ことは当然のことでしょう。

「表現の不自由展」の本質はヘイト表現 | 以下略ちゃんの逆襲 ツイッターGOGO

このような意見に対して思うことは

ヘイトの言葉の意味がさっぱりわからないこと。

(例えば日本のヘイトスピーチ解消を推進する法律では差別的言動について「差別意識を助長する目的で、公然と危害を加える旨を告知したり、著しく侮蔑したりして地域社会から排除することを扇動するもの」と定義していますが、今回のヘイトの使い方のように、どうも本筋のヘイトスピーチ規制に反対しつつ「これこそヘイトだ」と言いたがる人はのヘイトの使い方は単なる「侮辱」「名誉毀損」の言い換えレベルのようで…)

「多くの人」が畏敬していない、少数の人が畏敬しているものは侮辱していいのか?ということ。

更にいうと、「多くの人が畏敬している」からこそ大きな権力などの特別な力が与えられるため、毀損や侮辱に当たりかねない批判が必要になるのではないか?ということ(そのような理屈でヘイトスピーチ混じりのデモを擁護してません?)

等々の疑問がある簡単に言い切ってはいけない論点であると思うのですが、天皇は“日本人”にとって大事だから日本では尊重せよ、ということで終わってしまう話なのでしょうか。

そのへんの議論は丁寧にしないと、単なる「テロ肯定」になってしまう可能性だったりとか、不敬罪の復活等々、民意に沿った言論統制につながる可能性等々に繋がりかねない話だと思います。

天皇と象徴と国民の総意

一方、天皇が象徴なのだから侮辱してはならない、みたいな話をする際に、天皇の象徴性が憲法1条に規定されているものからズレていることが確認できます。

特によく見るのは、以下のようなものです。

憲法1条では、天皇について「国家の象徴」であることと「国民“統合”の象徴」であると規定されており国民の象徴であるとか、国民にとっての象徴というような、国民そのものとは一線を画しているように見受けられます。
(この点は詳しく憲法について学ばないと正確なものは見えてこないのかもしれませんが)

また、大日本帝国憲法に存在した「天皇ハ神聖ニシテ侵スヘカラス」という規定がなくなり、日本国憲法では「この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。」となっていることも、この天皇と国民の距離について関連する事実であるように思います。

現行憲法上「日本国民の総意」なるものが、確認不可能なものになっていることが、「非国民だ」「不敬だ」という民間不敬罪議論を呼び起こす大きな原因のように思いますが。

平和の少女像

少女像については東京新聞に良い寄稿記事があったので、それを引用します。

二〇一七年四月二十六日、韓国・済州島で銅像「最後の子守歌」の除幕式が行われた。ベトナム戦争で犠牲となった子を抱く母を形象化した百五十センチほどのこの像は、その姿から「ベトナム・ピエタ」とも呼ばれる。韓国軍による民間人虐殺を謝罪し、被害者たちを慰める思いを込めてこの像を制作したのは、韓国の彫刻家である金運成(キムウンソン)、金曙〓(キムソギョン、〓は日の下に火)夫妻。ふたりは、「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」に出品されながらも、日本への「ヘイト作品」などとの非難をうけ展示中止に追い込まれた「少女像」の制作者でもある。

少女像が日本人を貶めようとする韓国人の偏見の発露である、と考える人々にとって、二つの像を同じ彫刻家が制作したことの意味を理解することは困難かもしれない。国家の加害を問うことは「ヘイト」であり、名誉を傷つける行為だとする発想からすれば、韓国人がベトナムで行った加害行為を告発するなど想像もつかないだろう。だが二人の彫刻家にとって、二つの像の制作はまったく相反するものではない。

そもそも少女像とは何か。はじめてソウルの日本大使館前で少女像をみたとき、日本の報道を通してのみ接していたからか、小柄なその姿に驚いたおぼえがある。正式名称を「平和の碑」というこのブロンズ像の高さは百二十センチほどしかない。だがこの小柄な像は、一一年十二月十四日に「日本軍慰安婦問題解決のための定期水曜集会」千回を記念して建てられて以来、長きにわたり日本への謝罪と補償を求める運動のシンボルであり続けてきた。私が訪れた日も、かたわらで若者たちがテントを張って像を守っていた。今回「撤去」された少女像は、ソウルの像と同じ大きさの繊維強化プラスチックにアクリル絵の具で彩色した作品である。

日本軍の「慰安婦」制度の被害者を象ったこの少女像の細部に、二人の彫刻家はさまざまな意味を込めた。少女は椅子に座り何かを待っている。「日本政府の反省と悔い改め、法的賠償を待っている」のだという。少女から伸びるハルモニ(おばあさん)の形をした影は「謝罪反省を一度も受けないまま過ぎた歳月の、ハルモニたちの恨が凝り固まった時間の影」を意味する。肩には平和と自由の象徴である小鳥がとまり、かかとがすり切れたはだしの足は険しかった人生をあらわし、はじめはただ重ねられていた手は、像の設置を妨害しようとする日本政府に備えてぎゅっと握りしめられた。

ただ日本政府への抗議のメッセージだけを込めたのではない。地面を踏めず少し浮いたもう一つのかかとは、「彼女たちを放置した韓国政府の無責任さ、韓国社会の偏見」を問うている。韓国政府・社会もまた彼女たちの傷を回復することを遅らせた責任がある、こうした考えからであろう。韓国の民主化運動に身を投じ、民衆美術の立場から数々の作品を発表してきた二人の視線は、いつも戦争と植民地支配の犠牲となる民衆とともにある。韓国の加害を問うベトナム・ピエタは、だからこそ「平和の少女像」制作の延長線上にあるといえるのである。

たしかに少女像は「慰安婦」問題をつくりだしたかつての日本軍と、問題に誠実に向き合わない今日の日本政府と社会を告発し、目をそらさぬようじっと凝視している。多くの日本人たちに居心地の悪い思いをさせるであろう。だが国家の不正や加害行為を問うことは「ヘイト」ではない。少女の待つものは何か、その意味を改めて日本社会は考えてみるべきではないか。

東京新聞:少女は何を待つのか 彫刻家が込めた多様な意味 〈寄稿〉鄭栄桓・明治学院大教授:文化(TOKYO Web)

中止の理由と政局化

報道等では、まるで脅迫だけが中止の理由かのように扱われているが、大村秀章知事の会見だとそうではないように思う。

監督の指揮のもと中身を決定した。それを尊重したいと考えている。そういう中で昨夜午後10時半ぐらいに、津田監督と話をして、今回の展示については、諸般の状況を総合的に考慮して、必要な対策を取るという観点から、(『表現の不自由展』そのものを)本日までにすると(決めた)」

「これ以上、(抗議などが)エスカレートすると、安心して楽しくご覧になってもらうことが難しいと危惧。円滑な運営を考えた。昨日の朝には(美術館に)『撤去をしなければガソリン携行缶を持ってお邪魔する』というFAXもあった。こうした卑劣な非人道的なFAX、メール、恫喝(どうかつ)・脅迫の電話等で、事務局がまひしているのも事実だ」

大村知事一問一答「行政がコミット、芸術祭でなくなる」:朝日新聞デジタル

脅迫だけではなく、様々な電話などで事務局が麻痺しているといった「諸般の事情」があくまでも中止の理由であるようだ。
なので、脅迫犯と思われる容疑者が逮捕されたからと言って、抗議の声が多方面に上がり続ける限り再開はできないのでしょう。(実行委員会に参加している企業や事務局外の愛知県や名古屋市の行政にも抗議の凸等が行われているようですし)

この騒動を更に大きくしているのが、河村市長と大村秀章知事の対立構造でしょう。

河村市長はそもそも「慰安婦問題と南京事件の真実を検証する会」に参加し、「THE FACTS」という記事広告にも賛同するなど、元々そういう歴史観の持ち主なので、文句を言って突っかかってくるのはライフワークなのでしょう。

参院選で減税日本の人間が日本維新の会公認で出馬していたように、一時期拒否されていたもののなんだかんだ合流する勢いのようになっている日本維新の会と減税日本の関係も今回の騒動には絡んでいます。

日本維新の会は、橋下代表時代に橋下徹氏の慰安婦発言で、みんなの党と関係解消に至ったり、そもそも国政政党結党時にそういう路線であろう石原慎太郎氏などの太陽の党と合流して結党したわけで、少なくとも日本の慰安婦問題を取り上げたら抗議する、そういう歴史観が前提となっているとしか言いようがないでしょう。

(CNN) 日本維新の会共同代表を務める橋下徹大阪市長が、戦時中の旧日本軍の慰安婦は「必要だった」などと発言したことで、国内外に波紋が広がっている。
橋下氏は13日の記者会見で、戦争で戦う兵士たちの「休息」のために「慰安婦制度は必要なのは誰だってわかる」などと発言した。慰安婦問題は「戦争の悲劇の結果」との見方を示す一方、「当時は日本だけでなくいろんな軍で慰安婦制度を活用していた」と述べた。
同氏はまた、沖縄で米軍司令官に「もっと風俗業を活用してほしい」と訴え、「法律の範囲内で認められている」場所を「真正面から」活用してもらわなければ、米軍兵の「性的なエネルギーをきちんとコントロールできない」と話したことを明かした。

「慰安婦は必要だった」 橋下市長の発言が波紋呼ぶ

松井市長はさらに少女像を「表現の自由とはいえ、事実とあまりに懸け離れている単なる誹謗(ひぼう)中傷的な作品」と批判。「強制連行された慰安婦はいません。あの像は強制連行され、拉致監禁されて性奴隷として扱われた慰安婦を象徴するもので、それは全くのデマだと思っている」と持論を展開した。
 日本政府は従軍慰安婦を巡る事実調査では、「強制連行」を確認できる資料はなかったが、慰安所の設置、管理や慰安婦の移送について、旧日本軍の関与があったことを認めている。

大阪市長 少女像展示「税金投入してやるべきでなかった」 - 毎日新聞

しかし、今回はそれだけでなく、全国的な参院選の結果を受けて、愛知でも維新・地方政党同盟の勢いを加速したいという判断で、知事の首取りを狙っているのではないかと思うのです。

そういう首取りの布石も含めた意図から以下のようなもっと炎上させたい意図満々のTweetや発言を関係者が連発しているのでは?と思うわけです。

方や、自民党の中でも、青山繁晴や杉田水脈などの総理スカウト右翼軍団を中心とした方々が議連等々で展示会中止は当然で、国などが対処するようにという声明を出したり、芸術監督が出る講演会への抗議を誘発するようなTweetをしています。

保守系の論客でジャーナリストの桜井よしこ氏は公示前の昨年9月末、自身のインターネット番組で、「安倍さんが杉田さんって素晴らしいというので、萩生田(光一・現党幹事長代行)さんとかが一生懸命になってお誘いして」と公認をいち早く公表。杉田氏は比例中国ブロックで比例単独候補の最上位とされ、当選した。当選後は首相の出身派閥、細田派に入り、6月からは首相のおひざ元の党山口県連に所属する。

「杉田氏辞職を」広がる抗議 「子供作らない、生産性ない」寄稿:朝日新聞デジタル

 青山氏は、元共同通信記者で退社後に同研究所を設立。テレビの報道番組にも出演し、政治や外交、安全保障など幅広い分野で積極的に発言している。
 会見では、今年1月に世耕弘成官房副長官から打診を受け、先週には安倍晋三首相からも「参院選に出てもらいたい」と電話があったことを明かした。

【2016参院選】ジャーナリスト青山繁晴氏「安倍首相から打診あった」 自民から比例代表で出馬へ

(ちなみに和田政宗は菅官房長官と懇意なようです。積水ハウス等々の住宅系の業界団体を和田政宗につなげたのも菅さんなのでしょうか?)

菅氏は仙台市青葉区中心部の街頭3カ所で、再選を期す自民比例現職の和田政宗氏(44)への支持を呼び掛けた。
 「安定政権が必要だ。何としても比例で和田氏に力をいただきたい」

<参院選>菅氏が宮城入り、自民比例てこ入れ 連立の公明は不信感募らす | 河北新報オンラインニュース / ONLINE NEWS

個人的には、このような政治家の動きがある以上、どれだけ警備をしても無意味だと思うので、脅迫犯を逮捕したんだからと再開を煽る人間は単なる炎上狙いとしか思えません。

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