言われちゃったねー。もう、慣れっこになってたけど、ほんとにそうだ。 https://t.co/8S0uIYFT2q
— 糸井 重里 (@itoi_shigesato) August 9, 2017
このツイート、初見の時から『このイギリス人ってだれだよ』と、発言内容のおかしさも含め、色々と疑いの目で見ていたのですが、あの、糸井重里さんが『言われちゃったね』『ほんとにそうだ』などと全乗っかりしていました。
結局、ツイート主は案の定『イタコ芸』と述べているようで、こんな内容のツイートがこんなに出回る時点で、どうしようもないな、と思います。
メディアが報じるから鬱になる。メディアがなくなれば憂鬱から解放されるって、単に『現実を見るのはやめましょう』って話、もしくは『どうせ歪めるならば、現実認識をポジティブな形に歪めよう』という話でしかないですからね。
糸井重里さんは「お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ」なんて本を出していますが、この発言は『ニュースや世の中をちゃんと考えることから逃げ回ってしまえば、幸せだよ』という趣旨なのです。
また、同じく糸井重里さんが「知ろうとすること。」なんてタイトルの本を出していると言うことを考えると、『この人は何を知ろうとしているの?』と疑問を抱かずにはいられません。
このような、くだらないネタでしか無いメディア陰謀論的なものに全乗っかりしてしまうのは、残念だなぁ。
ちなみに、このニュース番組を見ていたら鬱になりそう、で私は『これでいいのダ!日本列島あかるいニュース』という、とにかく明るいニュースだけを紹介するという番組があったのを思い出したのですが、コメンテーターに糸井重里さんも居たようですね。
糸井重里さんがそういう感性でずっと生きている、というのは別にいいんですけど、とりあえず本当にこの発言を『ほんとにそうだ』なんて思っているならば、糸井重里さんがこういう社会派っぽい話題に触ろうとせずに、身近ないいモノ紹介だけやってたほうが結果的に、『メディア(ニュース番組)がなくなる』事に繋がるんじゃないでしょうか?
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