日本のこころを大切にする党の中野正志幹事長は31日の記者会見で、党名を「日本のこころ」と短縮する考えを明らかにした。9月中に議員総会で提案し検討する。中山恭子代表も協議することに賛同しているという。
理由について、先の参院選で獲得議席がゼロだったことを挙げ「長い名前を覚えてもらえなかった。認知度を高めるため、いろいろな手段を講じたい」と述べた。
なんというか『とりあえずなんかやってることを示すためにやりました』感じしかしない話です。
日本のこころを大切にする党は以前、次世代の党から党名変更しているわけで、この党名変更の時の説明は以下のとおりでした。
中野正志幹事長は記者会見で「国政選挙でも地方選挙でも次世代の党名が受け入れられなかった厳しい現実がある。党名を一新して新しい気持ちで臨むしかない」と述べた。
党名変更についての説明があった。
「次世代の党」が高齢者から評判が良くなかったことから、中山恭子代表(参議院議員)が党名変更を決意したとのことだ。
「日本のこころを大切にする党」という新党名は、中山代表の思想を素直に表現している。
長い党名となったが、略称は「日本のこころ」であり、参院選の比例区では投票用紙に「日本」と書けば足りる。
この人達、結局『党名が受け容れられなかった』から一生逃れられないみたいですね。
今回否定的に『長い名前を覚えてもらえなかった。』と述べていますが、以前『長い党名となったが、略称は「日本のこころ」であり、参院選の比例区では投票用紙に「日本」と書けば足りる。』と述べているように、党名を全部覚えてもらう必要はそもそも無かったわけです。
そもそも最初から「日本のこころ」で良かったわけです。
その上で選挙に負けているわけで、要するに「党名をどうしようが補えない弱点が存在している」ということがはっきりと分かるのではないでしょうか。
それは普段の活動なのかもしれませんし、言ってることがおかしいのかもしれませんし、候補者が変なのばっかりなのかもしれません。
具体的に何が悪いかは支持可能性の無い私のような人間にはわかりませんが、そういう部分の地道な改善が必要だということなのではないでしょうか?
党名変更というのは確かに短期的な対策にはなり得ると思いますし、それによる副産物があるならどんどん行うべきでしょう。
リスタートを意味するなどの象徴にもなりえるでしょう。
しかし、目前に選挙もなく、中身も変わるわけではないような状況で、リスタート感の全くない誤差範囲内の党名変更というのは、ちょっと良くわからないな、というのが正直なところです。
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