(以下文字起こし、感想も、そうだとわかるようにして書いています)
それは、もはやヤジとはいえない、暴言と呼べるものだった。
まずは、暴言が続いた時点を一連でお伝えする。
(これは個人の感想ですが
『自分が産んでから』は苦笑というか嘲笑をしながらの発言。
『自分が産んでから』は苦笑というか嘲笑をしながらの発言。
『がんばれよ』は私には『がんばれよ、おい』と聞こえ、溜息をつく都議への冷やかし。『動揺しちゃってるじゃねえか』も同じ。
『いやー、先生の努力次第』という発言には、誰か笑っている声が発生しているのでバカにしているような発言。
『やる気があれば出来る』は塩村都議の発言にかぶっている、かつ、他の人もざわざわしているので曖昧、俺には『やる気があれば出来るんじゃないか』『やる気があれば出来るって言ってるじゃないか』と言っているようにも聞こえたが、そもそも『やる気』なのかも自信はないが『気が』の部分ははっきりと聞こえた。それ以外はぼんやりと。
というのが私の印象)
ICレコーダーから判明した新たなヤジは、議場で取材にあたっていた、朝日新聞の記者が収録していたものだ。
収録していたのは、議員席から見て右側にある、2階の記者席、このあたりです。(議員の座席、二列目と並行のようなポジション、時計の真上。)
我々は、その音声と、都議会が公開したものを独自に検証した。
質問者である塩村都議の声を抑え、それ以外の声を最大限引き出したものだ。
塩村議員が質問を終えた直後には、当初、証言として報じられていた『産めないのか』という声も聞き取れた。
(塩村都議の『ありがとうございました』の直後に『産めないのか』)
ミキシングエンジニアの方とスタッフ?の会話
『「産めないのか」「産まないのか」そんな感じの事を』
『「産めないのか」ですかね?』
『ですかねー』
そもそも、塩村都議が質問をしたかったのは、行政による、妊娠や出産、不妊のためのサポートや、子育て支援の必要性だ。
(塩村氏の質問動画)『都道府県別の第一子出産時の母の平均年齢は、東京都がずば抜けて高く、32歳に近いことがわかっており、高齢出産や不妊治療を受ける女性が増加しています
(個人的には、このときにチラッと自民党席の方を見て、質問が詰まっているのが、気になるところ)
東京は都会であるがゆえに、周囲との関係が希薄で、女性が妊娠出産、育児に関わる悩みを1人で抱えてしまうという弊害があります。』
裁判所や警察の依頼で、誘拐事件の音声分析などを手がけてきた日本音響研究所にも、改めて音声を分析してもらった。
声紋というもので(指の紋様である指紋と同じように、声の紋様を表す。そして人によって違う紋様を表すのも指紋と声紋で同じだという 参考:声紋とは?)コレを、例えば個人差の部分を取っていきますと、この人とこの人は同一人物か?という、個人の識別に使っている部分になります。
『自分が産んでから』かもしれない。その『自分が』が(鈴木都議の『自分が結婚したほうがいいんじゃないか』の)『か』に被っていましたので、ここは少なくとも2人居ます。鈴木議員と、もう一人は確実に居ます。
更に、その声にかぶってもう一つ、『結婚』と言っている声が入っています。
ですので、塩村議員がため息をつく前だけで見ても、三人は居たという結果になります。
自民党は、名乗りでた鈴木章浩都議以外からは、聞こえなかったとしている。
(以下、自民党都議へのインタビュー映像で終了)
うーん・・・もう何が出てきても信じてしまうというか、なにが出てきてもおかしくないと思ってしまいますね。
ただ、これも『犯人どうこう』というより、こういう風潮、文化、の変更を促す方向にいって欲しいなぁ、と個人的には思います。
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