イメージ商売の難しさ

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政治に関する言葉として『長過ぎる権力は腐る』みたいな言葉が使われることが良くありますが、それに繋がりそうなことを別件で考えたのでそれを書き留めておきます。

私は、とある長年続いているアイドルゲームについて色々追っかけているのですが、その界隈を見ていると色々と考えることがあるんです。

それは、一定期間、特定のゲームに嵌っている人間は、いろんな情報を消化することで、期待のハードルがドンドン高くなっているわけです。

そして『この人はこういう人だ』みたいなイメージもドンドン膨らんでいって、それがどんどんコンクリートみたいに固まっていって、長年続くほど新しいコンテンツを発する際にはそういうイメージの綱渡りになっていくわけです。

そこで新しいコンテンツを発する側としてはどういう人の意見を聞くのかが難しいのだと思います。

長年続けていくと、イメージの許容範囲が広い人以外はどうしても振り落とされてしまいがちで、でも軸がブレているかどうかっていうのはイメージの許容範囲が広くない人たちの意見を聞かないと判断できないんですよね。

その一方で、軸があったとしても、ある程度イメージの範囲を広げないと、飽きが来るというか、支持者の範囲を広げられなくて袋小路に追いつめられていくんだと思うんです。

その匙加減をどう取っていくかが重要だと思うんですが、正直言って全員が満足する舵取りは不可能なわけで、そこでそういう層に耳を傾けて満足させようとするのかでその発信者の本質がわかるのかな、と思います。

でもこのさじ加減って正直難易度が高すぎて大抵は外していくように思うんですよね。(近年はまとめBlogとかで否定的な声がより取り上げられやすくなってますし、すーぐハズレ判定されてしまうように思います。)

この『イメージの匙加減をたいてい外してしまう』ということから『長い権力は腐る』みたいな表現がなされるのかな、と思います。

これを乗り越える方法って正直本当に無いように思うんですけど、どうすればいいんですかね・・・

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