日本維新の会京都府総支部の幹事長を務める上倉淑敬京都府議は、2018年と2019年、自身が代表の資金管理団体の政治資金収支報告書を、期限内に提出していなかったということです。
政治資金規正法では、1年間の収支報告書を、翌年の3月末までに提出するよう定めていますが、上倉府議は、この2年分を提出期限から1年以上経った後にまとめて提出していました。
上倉府議は、6日付で幹事長を辞任しています。
維新・京都府総支部の幹事長の政治団体が2年連続で政治資金収支報告書を未提出 幹事長辞任|読売テレビニュース
政治資金収支報告書、一年の期限内未提出だとそれなりにありえるようですが、複数年となるとなかなかないように見えます。
そんななかなかなやらかしをしている方(他にも二名維新の京都府議がやらかしているようです『維新の京都府議ら3人、党員資格停止 収支報告書を期限内に提出せず(産経新聞)』 )である上倉氏、名前を見たことあるような…と思ったら、以下のニュースの被害者でした。
「美人すぎる国会議員」と言われて注目を集めてきた、日本維新の会の衆議院議員・森夏枝議員(比例近畿ブロック)の周辺が、いま騒がしい。
昨年10月、同議員の事務所関係が地元党員延べ99人分の党費を肩代わりして党本部に支払っていたことが発覚。日本維新の会は事態を重く受け止め、森議員を1月15日から3カ月間、党員資格停止の処分とした。
3月23日には、この問題が「公職選挙法違反」に当たるとして、京都市民らがつくる「日本維新の会 森夏枝・被害者の会」が京都地検に告発状を提出。この件はメディアが一斉に報じたが、このたび、同「被害者の会」が、森議員の事務所が日本維新の会所属の京都府議・上倉淑敬議員を中傷する「文書」の作成・郵送に関わったと指摘、「公職選挙法に抵触する」として京都地方検察庁に告発状を提出したのだ。
日本維新の会所属議員に浮上した「怪文書騒動」その深層 | FRIDAYデジタル
日本維新の会所属の衆議院議員で「京都維新の会」代表をつとめる森夏枝議員が、統一地方選挙を約2か月後に控えた2019年2月、森議員と同じ党に所属する京都府議会議員・上倉淑敬議員を誹謗中傷する内容の文書を作成したことを認めて、上倉議員や他の党員に対して謝罪していたことがわかった。
前代未聞!維新の会の衆院議員が「怪文書作成」バレて謝罪へ | FRIDAYデジタル
2018年と2019年の政治資金収支報告書を期限内未提出ということだったので、この怪文書自体が撒かれたタイミングではまだ2018年の期限内だったのですが、謝罪があった2021年は謝罪されている裏で政治資金収支報告書未提出だったことになります。
上倉氏2年連続未提出の2年目の期限近く、(森夏枝氏代表時代の)2020年には京都維新の会計でずさんな処理があったようで、この当時の京都維新の内部は相当ぐちゃぐちゃだったのだろうと思います。(2人の未提出者が出てきた今がまともかどうかは知りませんが)
ちなみに大阪府議会でも似たような事案があったようですが、そもそも事務所の体力がなくて事務が回ってないのか、事務を軽視する考え方してるのか、どちらなのでしょうね。
:quality(50)/cloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com/sankei/HPPTBOP65RPV5AMZ7LUUXW72UE.jpg)
コメント