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菅義偉政権 COVID-19対策

「デタラメ」なことを言ってたのはもしかして?

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前回のブログで『菅首相の周辺は、一般の人への接種時期について、5月ごろに開始する準備を進めていると話している。』とFNNが書いていたことなどから、首相周りが「デタラメ」なスケジュールにこだわっていて、それを無理やり実現するために、突破力のある河野太郎氏を起用したのではないか、と言うことを書きました。

ただ、この見方だと、河野太郎氏のその後の、表に出てきたスケジュールを「デタラメ」と言い出したのは、首相周りの意思とは反している行為であるということになりかねません。

そこに関しては前回のブログでは、この後は「このスケジュールにならない理由」として厚労省とかを批判し始めるのだろう、程度に思っていたのですが、ちょっと違う構図が出てきました。

[東京 22日 ロイター] - 坂井学官房副長官は22日午後の会見で、今年前半までに全国民に提供するコロナワクチンの確保を目指すとの21日の会見での発言は撤回しないと述べた。

国内メディアによると、22日午前の閣議後会見でワクチン接種の総合調整を担う河野太郎行政改革・規制改革担当相は「政府内に情報のそごがあり、スケジュールに関する発言は修正させていただく」と述べていた。

坂井副長官は22日午後の会見で、河野担当相の事務方と連絡を取り合ったところ、現在のところ薬事承認を受けたワクチンはなく、河野担当相の考えでは「具体的な確保の見込みが立っていない」と言う趣旨の内容だったことが分かったと説明した。

しかし、坂井副長官は3億1000万回分のワクチンの量を確保しており、6月前半までには確保できると見込んでいると説明。「確保」の意味は数量を押さえているという趣旨であり、具体的な接種スケジュールが固まっていないということとは別であると指摘。前日の発言は撤回しないとした。

今年前半までに全国民向けワクチン確保目指すとの発言撤回せず=副長官 | Reuters

河野氏は会見の冒頭で、坂井学官房副長官が21日の記者会見で「本年6月までに接種対象となる全ての国民に必要な数量の確保は見込んでいる」と述べた部分を政府内の情報の食い違いがあり削除すると発表した。
 その上で「どうしてそういう古い情報が行ってしまったのかは分からない。現時点では(医療従事者に)2月下旬の接種開始を目指して準備をしている」と述べるにとどめた。一般国民への供給日程などは決まり次第公表するとした。

河野担当相「ワクチン供給日程は未定」 従来の政府方針を修正:時事ドットコム

坂井学官房副長官が新型コロナウイルスのワクチンについて「6月までに対象となる全ての国民に必要な数量の確保を見込んでいる」と述べたことに対して、河野太郎担当大臣が修正・陳謝。それを坂井氏が撤回しないと言い出すという構図が出来上がりました。

坂井氏の6月前半と言うのは、ファイザーの6月末までの契約とアストラゼネカとモデルナのワクチンの実用化のタイミングがそろうのがそこら辺と言うことでしょう。

しかし、アストラゼネカとモデルナの治験もずれ込んでいるという情報があるといったり、ファイザーとの契約で供給時期が6月末までから年内にずれ込んだ。
この情報が坂井学氏発言には反映されていないと、河野太郎氏は見ているのでしょう。

政府は英米3社から供給を受ける方針だが、うち英アストラゼネカ社と米モデルナ社のワクチンは治験の遅れなどから国内での実用化は早くて春以降にずれ込む見通し。このため政府は、20日に締結した米ファイザー社との契約で、調達量を2400万回分増やした。政府は「ギリギリ確保できる」(厚生労働省幹部)として接種計画に遅れはないとするが、当面は「ファイザー頼み」で接種を進めることになる。

政府のワクチン調達に狂い 当面は「ファイザー頼み」 治験遅れで他社は春以降 - 毎日新聞

一方、坂井学氏は「契約で数字がそろえば確保でしょ」みたいなことを言ってるんじゃないでしょうか。
多分、契約が実現した時点で政府の成果としたいが故の発言なのでは?と思うのですが。

で、ここで気になるのは、この坂井学氏は機能していない菅義偉首相の側近と言うことです。

本来、官邸と自民党国対をつなぐ橋渡し役は、官房長官でなく、その下の官房副長官が行うはずだが、その役割を担うはずの坂井学官房副長官が機能していないというのだ。

坂井氏は毎週自民党国対の朝の打ち合わせに参加し、政権の動きなどを報告している。しかし、この国対関係者によると、坂井氏は菅首相の初外遊となった2020年10月のベトナム・インドネシア歴訪の日程などを森山氏に詳細に伝えず、同月に始めた臨時国会の召集時期などが二転三転する原因となった。

以後、森山氏と坂井氏との間はぎくしゃくし続けている。森山氏が加藤氏を直接呼んだのも、坂井氏への潜在的な不信感の裏返しと言える。

坂井氏はもともと無派閥で、菅首相の側近グループ「ガネーシャの会」のリーダー的な存在だ。官房副長官となったのは、菅氏が同じ神奈川県選出で特に親しいことを見込んでのことだった。

ただ、官房副長官は、自民党と官邸をつなぐ連絡係だけでなく、霞が関の省庁に細かな指示を下し、彼らの要望を首相に上申すべきものかどうかを振り分ける「下手な閣僚ポストより権限が集まりやすい」(閣僚経験者)重職だ。安倍晋三前首相や加藤氏が頭角を現した政界の登竜門でもある。

ただ、自民党幹部は、

「坂井は党の主要派閥に人脈がなく、個人的にも調整能力に乏しい。逆を言えば、外部から火の手が近づいていたとしても、情報をキャッチする能力も低い」

と手厳しく語る。

もっとも、首相も坂井氏を登用する際、その政治能力をまったく知らなかったわけではないだろう。

首相は就任時、「国民のために働く内閣」と定義づけ、携帯電話料金の値下げや不妊治療への公的医療保険の適用拡大などを素早く実現すると訴えた。

この背景には、「首相が官房長官時代のように自分でそれぞれの所管省庁に細かく工程表などの指示を出す」(首相周辺)ワンマン的な手法で乗り切れるという自負があった。

実際、携帯電話を所管する総務省幹部は、

「大手3社の主力ブランドがどの程度値下げしなければならないかまで、首相から直接電話で指示を受ける」

と打ち明ける。

言い換えれば、「伝書鳩」のような側近は不要ということだろう。

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なかでも懸念されているのは、自民党国対との“かすがい”となるべき、坂井学官房副長官の存在だ。坂井氏は菅総理を慕う無派閥議員グループ「ガネーシャの会」の中心人物だが、自民党関係者が言うには、

「医療費負担の件をはじめ、坂井さんが橋渡し役として機能していないと批判されている。本人は飲み会で“オレは菅総理の右腕だ”と豪語していたようですが、国対幹部は“官邸から逐一報告が上がってこない。坂井はもっと汗をかかないとダメだ”とこぼしていました。坂井氏や総理秘書官をはじめ、いまの官邸スタッフは、菅総理に従順で決して裏切らないタイプ。ただ、正直なところ、それだけが取り柄の人間がほとんどなのです」

菅総理と自民党との間で軋轢、官邸も機能不全に 「ポスト菅」候補は

選挙区が隣の菅首相とは以前から近く、「地味で口下手なところが首相から気に入られたようだ」(前出・記者)。派閥を嫌う首相の意向に沿って無派閥を貫いてきたが、事実上は「菅派」の番頭格だ。若手議員が他派閥に入ろうとすると「菅さんと縁が切れちゃうよ」と恫喝することもあるという。

 しかし、官房副長官に抜擢されると無派閥ゆえの弱点が露呈。副長官は党側と連絡を取り合う調整役だが、人事や国会の開会時期をめぐり、連絡不足が続き、二階俊博幹事長が激怒。幹事長室に出入り禁止になった。

「菅首相就任祝いスーツ」報道に激怒……坂井学・官房副長官の“すごいあだ名” | 文春オンライン

この無能だけど菅首相の言うことは忠実に守る?人が抵抗している、ということが首相の意思の存在を伺わせるような気がします。

しかし、こういう人は、政治家のよくある言い訳である「部下が勝手にやりました」を本当にやらかす人だとも思うのですが。

なので、どこまで首相の意思が坂井学氏の発言に含まれていたのか、と言うのが、今後の報道で出てくることに私は期待しています。

その報道内容次第では河野太郎氏がデタラメと言ったスケジュール案を組み立てて漏らしていたいたのがどこなのか、はっきり見えてくるのではないでしょうか。

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