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玉木雄一郎氏の政治資金パーティーに関する報道で考えたこと

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9月9日に行われた国民民主党党首玉木雄一郎氏の政治資金パーティーでの国会議員の発言について2つ朝日新聞が記事を書いています。
これらについて、正直だと思うんですけど、これで支持者は本当に良いの?と思ってしまいましたので、記事にしてみます。

まず、玉木雄一郎氏のこれからの見通しの発言。

『あと4年ぐらいで政権を取りたい。あと10年ぐらいで国のトップになりたいと思っている。』

党首として政権を取るタイミングと自身が国のトップになるタイミングをずらして発言するって、相当のことだと個人的には思ってしまうんです。
国のトップになる見通しに言及しなければ普通の政権交代狙ってます宣言なのですが、それに加えて、現行の国会にて現存勢力で比較的大きい勢力の党首が政権交代のタイミングと自身が国のトップになるタイミングを別に語ってしまうのは、選挙的に言うと第一党を目指さない宣言になると思うのです。

また、選挙的なメッセージだけではなく、例えば政権を形成するタイミングで、連立形成の交渉をするタイミングがあると思いますが、そのときに、自身が首相の座に座ることを交渉材料にはしないという宣言になるということです。

この第一党にならない宣言を出したような政党が、票を集める方法。
私は第三極のようなどっちつかずのポジションを取ることで法律の成立についての主導権を握って、自党の影響力を高めることしか無いと思うんですけど、そのような路線を追求する宣言なのでしょうか?
そういうことならすごい覚悟だと思うのですが、そうでないなら「よくわからない」としか言いようがありません。

一方、このような宣言と同時に小川淳也議員の立憲民主党の会派に入る宣言が行われているのもすごいことです。
先程、玉木発言を前提にすると「第三極のようなポジション」が国民民主党の得票最大化には必要だ、という趣旨のことを書きましたが、小川淳也議員の会派入り宣言と第三極ポジションが組み合わさると、ひたすら立憲民主党に外圧を与えることで影響力を高める政党が国民民主党ということになります。

過去に自民党に対して外圧を加えることで生き残ろうとした勢力がいくつかありました。
みんなの党も渡辺喜美氏はそう考えていたようですし、日本のこころ、日本維新の会などなどが近年だと該当するように思います。
これらの政党は自民党を割ることで強力な地盤を持った日本維新の会以外は選挙区で勝つことができず、崩壊していったように思います。

国民民主党の場合、特定地域に強いということはほぼ無いものの(強いて言うならば長野県に強い?)、希望の党の惨状を勝ち抜いた人たちで形成されているため、党が劣勢でも自力当選できそうな人を多く抱えているように思います。
それでも、党の支持率というセーフティーネットを期待できないと、徐々に他党に吸収されていってもおかしくはないでしょう。

特に外圧を加える先に対して、圧力にならない支持率しか得られていない場合、外圧ではなく吸収されていくだけになりかねません。
この辺の主導権争いを考慮したから出てくるのが、「1つの党に戻るために立憲の支持率を切り崩さないといけない」という発言だったのでしょう。

国民民主党の幹部の残念な発想

個人的には、このような国民民主党のポジショニングは現行の衆院の選挙制度にはあまりそぐわないように思いますし、支持者としても行動の仕方が難しいように思います。

衆院選は現行選挙制度下では、政権選択選挙として選挙が行われる事が多く、そうなったときに自党の党首以外の人を首相に担ぐために選挙戦を戦うことになりかねないのは、どうなのだろう、と思います。
(参院選だと、直接的に政権構造にかかわらないので、気にならないと思いますが)

私は、こういうことを考えて、玉木雄一郎氏と小川淳也氏の動きを「すごいなぁ」と思ってしまいました。

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