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国会 政党論

国民民主党の幹部の残念な発想

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先月末から、FNNニュースが野党特集のような連載を始めています。
その特集にて、国民民主党の幹部の発言として、ちょっと唖然とする内容が書かれていました。

「第2の立憲民主党になるより、第2の自民党になったほうがマシだ」

という発言もそもそもどっちかになる前提なのがどうしようもないと思うのですが、この発言もまだマシだと思うくらいに酷いと思ったのが、次の発言です。

ある幹部は「1つの党に戻るために立憲の支持率を切り崩さないといけない」と複雑な持論を語る。

支持率が下がらないと合流できない、という発言、何のために合流したいのかさっぱりわからなくなる発想であるとしか言いようがありません。

支持率が下がった政党と、その政党の支持率を切り崩した政党が、どういう理由で合流したら、より大きく支持されるような形になるのでしょうか?

最初に引用した発言のように第二自民党という言葉が使われる際、その背景にあるのは、自民党の支持を切り崩すことにより政権交代を目指すという発想でしょう。
その場合、立憲民主党を見向きすることないどころか、日本維新の会のようにむしろ守旧野党と揶揄して切り崩す?ような動きをすることもあり得るでしょう。

一方で、大きな塊を作ろうとするというのは、要するに野党が大きな塊を作ることで、与党支持者以外をすべて取り込むことにより与党支持を上回ることによって政権交代を目指すという形であるはずです。

そう考えると、目指すべきは野党支持率の最大化であるはずなので、合流をすることを考える場合、目指すべきは他野党の支持率の低下ではなく、野党各々の支持率の最大化であるはずなのではないでしょうか?

その上で、立憲民主党の独立路線を崩したいならば、その各々の最大化した支持率の時点で圧倒する方向で考えるべきなのではないでしょうか?

そのような方向ではなく、他野党の支持者をなくすことにより合流するというのは、本末転倒の発想であり、それで出来上がった支持者を失った政党の塊に、誰がついていくと考えているのでしょうか?

こんな発想をするならば、国民民主党は「第二自民党」を目指してくれたほうが、各々の支持率を(自民や維新を抜いて)食い合うことなく最大化できて、まだマシな状況になるのではないでしょうか。

本当に「一つの形に戻るために、立憲民主党の支持率を切り崩す」というような貧しい発想の元で野党共闘を行おうとしているなら、野党共闘など捨ててしまったほうが良いとつくづく思います。

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