国民民主党と立憲民主党が参議院の野党第一党を巡って色々と動いている中、唐突に国民民主党の藤田幸久議員が、国民民主党に離党届を出して立憲民主党に入党届けを出したようです。(国民民主党が離党届を受け取らなかったので、手続きが止まっています)
このことについて、毎日新聞や茨城新聞が各党茨城県連の受け止めを記事にしているようですが、どこも困惑しているというのが実情みたいです。
【茨城新聞】藤田氏離党意向 野党1議席「守るため」 立民県連「擁立は白紙」
【茨城新聞】藤田氏離党意向 公認取り消し上申へ 国民民主県連 新たな候補選定も
私が藤田幸久氏に抱く印象というのは、911陰謀論の人といいますか、国民民主党の原口一博議員が、Twitterで藤田幸久氏の離党について嘆いていましたが、原口一博氏と藤田幸久氏は国会議員で陰謀論に染まってるレベルトップ5に入ると思います。
(その他、自民党に韓国・在日陰謀論に染まってる人間とかもいるので、トップ2と言うのは違うなと思いました。)
そういう理由で、私は藤田幸久議員について語る際には、911陰謀論関連に積極的に触れていることを欠かすことはできないと思うのです。(こんなタイミングで「ユーチューブ、地球平面説や9.11陰謀論を推奨動画から排除」というニュース)
私はこの辺の感覚がどうしても容認することができず、2013年の参議院選挙では、茨城県選挙区の投票はみんなの党の石原順子氏に投票しました。
ちなみに2013年の選挙結果は以下の通りであります(ソース:Wikipedia)
このとき民主党は全国的に苦戦していましたし、もともと茨城県は自民党以外の存在感が皆無であるという印象が強く、結果としてもそういう印象と何ら違わない結果であると言えると思います。
そういう意味では、場合によっては、立憲民主党の新潟県選挙区の現職であった風間氏のように立候補断念に至る可能性すらある程度の地盤の弱さだと思っていたのですが、更に、自民党が二人目を擁立するという噂にも追い立てられた結果、このような「野党の一議席を守るため」という豪快な移籍劇になったようです。
正直、野党の一議席を守るためというより、自身が立憲民主党が立ててきた候補者に負けそうなので、立憲民主党の引き抜きに乗って自己保身したようにしか思えないのですが・・・。
現職国会議員がその土地にいるというのは、支持の掘り起こしにとても重要なことであることはわかるのですが、私はそれが藤田幸久氏で大丈夫なのか、という疑問を抱いています。
できれば、野党にはこの移籍劇をきっかけに新人で勝負してほしいと思うのですが・・・
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