BTSのミュージックステーション出演キャンセルをきっかけ(我ながらどんなきっかけだよ)にKPOPにハマって色々曲を聞いたり調べたりしているのですが、韓国のアイドル業界の体質は日本の芸能界のように問題含みであることは間違いないようで。(こういう事言うと嫌韓野郎共が群がってくるのをイメージしてしまってうんざりするのですが、システムの問題であって国柄ではないと思います。実際国内の問題だけではないので。)
今回、その一部を改めて思ったのが、エスパのカリナの恋愛報道でした。
カリナが関係を認めたあとのファンの動きが私としてはとても気持ち悪いというか、悪質なように見えました。
とくに気持ち悪いと思ったのが、ホームマスターという(違法だけど事実上暗黙で公認されす場合もある)写真を取って拡散する人や、コンサートに金払うファンが、怒っていることをわざわざ可視化して『カリナは間違えた』やら『やらかした』と言い募る人が存在することです。
『ファンに申し訳ないより君は7年間努力した自分に申し訳なく思わなければならない!』とか他人がズケズケと言い放つのやばくないですか?
こう言い放つ人は海外からトラックを走らせるくらいには金を払っているようですが、個人的にはカスタマーハラスメントや票ハラという言葉が頭に浮かんできます。
こういうのを見ると実態としてアイドルというのは人権を売り払うことで大金を得ようとするビジネスの側面があるんだなと強く思います。
私はそこまで熱心な人ではないのでこう言えるのかもしれませんが、ほんと不健康な業界だと思います。
今回のような話については『ファンも成績とファン活動のうち成績諦めてファン活動してるんですけど』なんて不健康なファンの活動に支えられて拡大していてそれを黙って受け取る業界であることが問題の一端なわけですが。
金を払っているから、人生で犠牲を払っているから、何を言っても、何を求めても良いと思ってしまうのでしょう。
この辺は推し活と自尊心の問題とかも絡んでくると思いますが、そのファン側の不健康な活動を止める、落ち着かせる必要がアイドルを守るためにあるのではないか、と最近は思ってしまいます。(ただここまでどっぷり浸かることができるのはほんの一部だとは思いますが)
推し活に熱心な人は、CDやDVDはもちろん、チケットやグッズの購入に全力を注ぎ、「推しに貢ぐことが幸せ」と語る人も珍しくない。熱心に応援し、どっぷりと感情移入している推しが活躍することによって、まるで自分まで満たされるような感覚を得ているケースも。推しの売り上げや人気の上昇を、まるで自分の功績であるかのようにうれしく感じる人もいる。推し活だけでなく、依存しやすい傾向というのは、自己肯定感が低い人によく見られる特徴の一つでもある。
自己肯定感が低い人に限らず、人は誰かの役に立つことで自己効力感を高めることができる。自己効力感は、生きていく上で欠かせない「自尊心」を維持する効果があるため、誰かのために何かをすることを嫌う人の方が少ない。
つまり、推し活は気分を上げ、自己効力感を持つことができ、心の栄養になり娯楽の一つとして日々の活力になり得る。とはいえ、「推しについてもっとよく知りたい」「全てを把握していたい」という思いが強いあまり、推し中心の生活になってしまい、自分のことをおろそかにすると逆効果となる場合がある。そもそも、本当の意味で自己肯定感を高めるためには、自分自身を見つめて特性を見いだしたり、自己成長の実感を持ったりすることが欠かせない。他人に夢中になるあまり、自分が今やらなければいけないことや自分の将来に必要なことから目を背けていると、いずれ自分を否定する原因になってしまう可能性もある。
ハマり過ぎに注意!「推し活」の心理的影響と依存してしまう人の特徴は
(ただし、このファンの力が強いことについては、場合によっては事務所等がおかしいときに事務所への抗議のパワーとなりおかしな話をどうにかすることもあるようですが、近頃は…)
日本ではジャニーズのファンが一連の騒動から韓国のアイドル産業や報道機関に陰謀論の刃を向けたりするなどしていましたし、なぜかアイドルが丸刈りになったこともありました。
恋愛スキャンダルで自ら丸刈りにする事と、熱愛報道でファンへ謝罪の手紙を手書きすること(しなきゃいけない空気)に本質的な違いはあるんだろうか
— DJ泡沫 (@djutakata) March 6, 2024
Xでは「この事務所を愛していない人が社長になることに違和感しかない」「ジュリーさんcomeback!」「もし外部から社長登用の場合、タレントが株を保有すべき」「左に偏っている人が事務所の社長なんて嫌過ぎる。まだ右がいい」などの声が続出。「これは完全な乗っ取りやね。こうなったら反日団体や韓国、北朝鮮にまで資金が流れる未来が見える」などと根拠不明の陰謀論まで飛び出す始末となっている。
ジャニーズ問題、新社長候補の福田淳さんの過去の投稿めぐりネット上で就任反対運動:中日スポーツ・東京中日スポーツ
アメリカではラッパーが過激なファンを煽ってろくでもないことになっていたらしいです。
ニッキーとその過激なファンによる暴走は加速していった。悪口を言ったSNSユーザーへの集団攻撃にとどまらず、ミーガンの母親のお墓の住所を特定して破壊を呼びかける者まであらわれたと伝えられたことで、地元警察での墓地周辺警備が強化されるまでの騒動となっていった。
ミーガン・ザ・スタリオンVS.ニッキー・ミナージュのビーフ、何が起こっている? US女性ラッパー2人の頂上対決を解説
最悪ファンダムと悪名高いニッキ過激派軍団
— うまみゃん/辰巳JUNK (@TTMJUNK) January 30, 2024
大きな理由はアーティスト自身が攻撃を呼びかけること(ほかのスターは問題オタク野放ししてようと指令は出さない)
裁判沙汰も起こしてきた
今回ニッキがビーフ相手の亡くなった母親を侮辱
煽動された一部ファンが相手の母のお墓を荒らす計画を立てた
大衆文化の流れとしてはエラズツアー旋風でミレニアル世代女性ファンダム文化が頂点を迎えた一方いわゆる有毒ファンダムとしての著名人崇拝問題の議論と法律問題が浸透していきドジャ猫が「ファンとの絆」幻想をぶち壊した翌年ニッキが過激オタクと暴れまわり大々的に一線をこえた
— うまみゃん/辰巳JUNK (@TTMJUNK) January 31, 2024
こうやって書くと(過激オタクと一緒に集団攻撃を行う)ニッキは条件にあたらないのでラップ文化の人間であることがわかる
— うまみゃん/辰巳JUNK (@TTMJUNK) January 31, 2024
基本的にラップスターはポップスターほど「グローバル市場に適応する一般的良識」に縛られない https://t.co/034rzosNhO
このような問題はどこにでもあると思いますが、例えば韓国のアイドル産業ではアイドルの自死という問題が起こったことがありますし、そういう末期な話が再発することがないように、なにかやれることがあるような気がしてしまいます。
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