J2リーグ第2節 水戸ホーリーホックVSヴァンフォーレ甲府を見ました

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第1節はPKで点を取って勝利した水戸ホーリーホック、第2節は前節を5-1で快勝したヴァンフォーレ甲府との対戦。

両チームのスタメンは、以下の通り

水戸は前節のスタメンから飯泉を牛澤に変えました。飯泉はベンチにもいないのは気になります。

ただ、飯泉はどっしりと後ろに構えてフィジカルバトル的な要因で、牛澤のほうが臨機応変に動けるから変えた的な交代理由はあり得る気がします。(甲府は、三平が色々動くし、ファビアン・ゴンザレスもよくサイドに流れたりと動きますし、クロスボールがハイボールでバトルするみたいな攻め方はそんなに多くなさそうに見えたので。)

甲府は、前節のスタメンから、孫大河をエドゥアルド・マンシャに変えていました。前節点取ってましたしセットプレーを強化する目的ですかね?

前半に気になったのは、両チームのキーパーが芝に足を取られているようなシーンがあったこと。ケーズデンキスタジアムのコンディションが悪かったのかもしれません。

あと、水戸は安藤が色々と動いて起点作ったり、甲府のサイドバックの裏を突いてサイドに起点を作って攻めてたのですが、安藤が動いてしまうからなのか、起点ができたあとのゴール前、ペナルティエリア内がそんなに怖くないな、と見えたことです。

甲府は、ファビアン・ゴンザレスという軸が流れるにしても前線にいるのは変わらないのですし、流れたあとに三平なりが入ってくることで面倒くさいことになるのですが、水戸はあんまりゴール前に飛び出す選手が多くないな、という印象でした。

三平と似たような位置になっているであろう落合もゴール前ではなくミドルの位置でプレーして輝く選手のようですし、サイドの野瀬と甲田も飛び込めるタイプではなさそう(とくに甲田)ですし、そこで飛び込める選手が出てくるか、後半の長尾のようなミドルシュートが何本か打てると変わるのかなと思います。

甲府が、水戸がサイドの裏を突けていたからか、前半はどっかりと後ろに重くあり続けてペースが上がらず前に押し上げて来る強さがあまり見られなかったので、ここで水戸はきちんと攻めきって点を取りたかったなと思いましたね。

後半は、甲府がアダイウトンを鳥海と替えて投入。後半はこのアダイウトンがサイドにいるという状況がとても怖かった印象があります。アダイウトンを少しでもプレスしきれないとものすごいいいパスがペナルティエリア近辺に出されるたり、場合によってはゴール前に突っ込んでくる、という怖さがあったように見えました。

そんな中で甲府が先制するのですが、荒木のクロスボールがやばかったですね。点になったクロスだけではなく、その前のコーナーキックになるオウンゴール未遂のクロスも荒木だったと思いますし、コーナーキックのボールもなかなかでした。

また、甲府の2点目は水戸のミスからスタートしたのですが、水戸は全体的に若いので他にもミスがいくつかあってもそれを運動量とかでカバーする体制でやってるきがするのですが、ウタカのあの長く前に出すドリブルで一気に陣地確保するプレーが素晴らしかったですね。

とくに疲れだしているであろう後半にあれをやられると止められる気がしません。

そして、その後のドタバタの中で三平が横に出したパス、あれが出された瞬間私は「これはゴ入る流れだ」と思ったのですが、甲府の木村が見事に決めました。

甲府の前節の試合も事前に見たのですが、前節も何度も惜しいミドルを打っていたので、今後も飛び道具として結構点を取るのではないか、という気配がしますね。取れなくてもあのミドルに注目を集められるだけで効果はある気がしますし。

一方、水戸はなんか攻め手がないといいますか、相手が後ろにしっかり枚数が揃っているときに、最前線の選手に当ててキープしてもらって…以外の攻め方が見いだせていない気がします。

ただ、途中交代の寺沼に当てて、落としたボールを久保がスーパーゴールを決めたのはすごかったですし、これをきっかけに調子乗ってほしいです。(そういう意味でルヴァンカップが残念過ぎる…)

その後も微妙に惜しいシーンはあったものの、見事に甲府に守備を固められて試合終了。1-2で甲府に負けました。

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