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参議院選挙制度に設計思想が存在するのか?

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自民党案は、議員1人当たりの有権者が最も多い埼玉選挙区の定数を6から8に増やして格差を3倍未満(2016年参院選は最大3.08倍)に抑える。比例代表の定数も4増し、各党の候補者名簿に、あらかじめ決めた順位に従って当選者が決まる「拘束名簿式」を一部導入することを認める。

 「鳥取・島根」「徳島・高知」選挙区(いずれも改選数1)で候補者を出せなかった県から、拘束名簿で候補者を立てれば当選の可能性が高まるため、同党は合区解消の代替案と考えている。全体の定数は現行の242から248になる。

<参院改革協議会>野党、自民案に賛同なし

参議院の選挙制度について、自民党が次の選挙に向けた改正案を提示しました。

その案は、埼玉県選挙区の定数2増(3年ごとに1増)と、比例区の定数を4増(3年ごとに2増)し、比例区に2議席分、拘束名簿化を許可する枠を作る、というもののようです。

この報道を見て思ったのですが、参院で各都道府県一人は代表を送らないといけない理由って整理されているのでしょうか?

制度として、そういう部分の理由をきちんと整理できていないから、機械的な人口比による一票の格差で違憲判決を食らってしまうのではないでしょうか?

参院改革として選挙制度を議論するならば、そういう設計思想のようなものをしっかりと定める方向で行うべきで、今回のような継ぎ接ぎの、とりあえず違憲判決を逃れるための案は実務上仕方ない部分もあるとはいえ、ちょっとおかしいのではないでしょうか?

少なくとも、継ぎ接ぎとして、非拘束名簿式というただでさえ衆議院選挙の拘束名簿式と違うことが周知できているのか怪しい状態なのに、更に拘束名簿を混ぜ込んで制度を複雑化させるというのは、よほどの理由でない限り行うべきではないと思います。
(定数を増やすのがいけないわけではないです、念の為)

なんのために現行の選挙制度を維持するのか、なんのために各都道府県から代表を出さないといけないのか、そのようなところを整理できないまま、継ぎ接ぎで選挙制度を維持するのは、個人的にはやるべきではない、と思います。

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