幾つか都議選関連の世論調査が出てきているので、それについてです。
(『日本経済新聞社、共同通信社、産経新聞社、毎日新聞社、TBS、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京、TOKYO MX』の9社で共同調査しているとのこと。)
大体、数字としては、『投票先を決めている人』かどうかを先に絞るかどうかという方法に違いはありますが、表に出る数字としては25%前後で都民ファーストと自民党が接戦を繰り広げている、と言うものがほとんどのようです。(JX通信社だけは別)
共同調査の数字は『都民ファーストの会が26.7%、自民党が25.9%、共産党13.0%、公明党12.3%、民進党8.4%、東京・生活者ネットワーク1.6%、日本維新の会0.9%、社民党0.3%、無所属1.8%』
また、産経が『まだ決めてないけど、仮にいま投票したら』という人の意志も含めた投票先の割合を出していて、この数字を色々といじると面白そうだな、と思いました。
(例えば、仮にいま投票したらを含む回答から、無回答分を抜くと、無回答が25.1%なので大体各々を4/3倍した数字と同じになるのではないかと思います。その数字は『都民ファースト32.5%、自民党30.9%、共産党10%、公明党8.9%、民進党7.7%、生活者ネットワーク3.0%、維新1.7%、社民党0.5%、無所属4.2%』となります。公明共産が減るのはわかりますが、民進党も微減しているのが、苦戦具合を表しているように思います。)
産経新聞が出している他の情報で面白いのは『都民の候補者に投票すると回答した有権者を前回投票した候補者の政党別でみると、自民党36・6%、民主党(当時)15・0%、共産党6・3%、公明党4・2%、無所属3・1%、みんなの党(同)2・6%-の順』という数字でしょうか。選挙結果に繋がる情報ではないと思いますが。

これらの数字を見ると、投票率が伸びるとより都民ファーストが伸びる構図というのが現在の状況なのだろうな、と思います。で、自民党はその逆なのかな?と。都議会第一党がどっちになるのかは投票率次第なのかもしれません。
そして、国政野党は投票率が伸びると、議席が少なくなる可能性が高そうだな、と思います。
ただし、都議選の場合、中選挙区制なので、票割りが失敗し、その選挙区での党派での総得票数が多くても複数議席確保にはつながらない可能性があり、それで落とす議席が都民ファーストに多めに幾つかあるのかな?と思うのですが。
(自民党は逆に分けすぎて負けそうな共倒れ選挙区がいくつかでてきそうですが)





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