LINE株式会社 上級執行役員であり、NAVERまとめ(の広告関係)に携わっているという田端信太郎氏が以下の様なツイートをしておりました。
「もう一回言う。どこの誰か分からない奴が書いたものなんて丸呑みするな。」「人よりも優れた見地を持つインフルエンサーをフォローすれば良い」ということなんです。 https://t.co/mhu0B8COoi
— 田端 信太郎 (@tabbata) 2016年12月12日
正直言ってNAVERまとめって『どこの誰かわからない奴が書いたもの』を使って金儲けしているメディアじゃないですか。
そういうメディアに関わっている人間が、キュレーション批判を拡散するって、お前の頭どうなってんだ?という話ではないでしょうか。(NAVERまとめは自称でも『日本最大級のキュレーション・プラットフォーム』を名乗っている)
これまでのNAVERまとめの著作権侵害への対応の参考
【驚愕】9割パクられた記事をNAVERまとめに削除依頼したら送られてきたマニュアルはこれよ。。。
NAVERまとめに無断転載“された”側の訴え……「抗議への対応に驚愕」
また、 ライン株式会社はライブドア関係のサービスを運営しているわけですが、そのライブドアで一番有名だと思うライブドアBlogというサービス、これも『どこの誰かわからないヤツが書いたもので儲けるビジネス』ですよね。
ハムスター速報:【エヴァ】反抗期の男の子の家にアスカが家庭教師としてやってきた結果wwwwwwwwwwwwww https://t.co/rj6wLrKKPL @hamusokuさんから
— 田端 信太郎 (@tabbata) 2016年12月12日
特にこういうライブドアBlogが大量に囲い込んだ『まとめBlog』という形態は、キュレーションメディアなんかよりも悪質な著作権侵害や、誰が書いたかわからない2chの書き込みなどを拡散するという形でアクセスを稼ぎ儲ける媒体です。
そういう媒体での広告配信で儲けてきた企業の役員がキュレーションを批判するなんて、自社のサービスをどうにかしろよ、としか言いようがありません。
(一応NAVERまとめも改善策?と言えるものを出しているものの、正直言ってここ数年の無法状態や他サービスでの権利関係の酷さを考えると、逃げ切り勝ちを目指すのだろうと思われます。というか改善策が『一次情報者の権利保護の施策として情報がまとめられた際にインセンティブを還元する』って、一次情報者が気付かなければそれでいいし、気付かれたら金払えばいいよね、という意識なんじゃないの?と穿ってしまいます)
田端信太郎氏って完全にこういうイメージなんですよね。なので正直真面目に相手にすることに対し、こういう商法に乗っかることになる可能性があるので躊躇する事が多いです。(画像はいらすとやの『炎上商法のイラスト』を使用しています)
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