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国政選挙 政党

自由党と社民党の全国得票率がアウト状態

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今回の選挙で政党としては候補者を出さず、無所属という形で小沢一郎氏と玉城デニー氏が当選したことにより、国会議員5人以上を確保し、政党助成金が分配されるなどのメリットを受けられる政党要件を満たした自由党。

一方で、沖縄で1人、九州ブロック比例復活当選1人、合計2人の当選者をギリギリ出せた社民党。

今回は、この2党の比例区での全国得票率の数字を見ていきます。

政党要件としては、全国の得票率2%を下回ると足切りされる事になります。

自由党(生活の党)の2013年参院選以降の得票率が以下の通りです。

  • 2013年 参院選 生活の党 1.77%
  • 2014年 衆院選 生活の党 1.93%
  • 2016年 参院選 生活の党と山本太郎となかまたち 1.91%

このように結党以降、ギリギリ得票率では政党要件を満たせず、選挙区で当選した国会議員を集めることで政党要件を維持しているのが自由党です。

今回の衆院選にて政党として比例制度を活用せずに、無所属もしくは他党への移籍という形で選挙を戦ったのは、このように比例区での選挙結果が毎度当選者をほぼ出さず(参院にて一名程度)に終わっていて、更に政党要件確保にもつながらないことが背景にあったのではないか、と改めて振り返ると考えられます。

一方、社民党はと言うと

  • 1996年 衆院選 6.38%
  • 1998年 参院選 7.79%
  • 2000年 衆院選 9.36%
  • 2001年 参院選 6.63%
  • 2003年 衆院選 5.12%
  • 2004年 参院選 5.35%
  • 2005年 衆院選 5.49%
  • 2007年 参院選 4.47%
  • 2009年 衆院選 4.27%
  • 2010年 参院選 3.84%
  • 2012年 衆院選 2.36%
  • 2013年 参院選 2.36%
  • 2014年 衆院選 2.46%
  • 2016年 参院選 2.74%
  • 2017年 衆院選 1.69%

このように、どんどん得票率が落ちていき、2012年以降は特に酷い事になっていつつも、なんとか政党要件を満たす2%の得票は保っていた社民党なのですが、今回は立憲民主党に存在感を飲まれたのか初めて得票率2%を割り込む結果になってしまいました。
(個人的に、この結果は予想外でびっくりしました)

社民党は2016年の参院選で政党要件を満たしているので、2022年までは政党交付金を受ける政党としては存続することが出来ます。

ただし、公職選挙法上の選挙にて優遇を受けられる政党としての存続は2019年の参院選までの確保となります。
(そのズレについては新党改革がそこにハマった際に当ブログで触れていますが、社民党も今後の選挙結果次第では同じような状況に陥ることになります。)

新党改革と政党要件のブレ

この公職選挙法上の政党要件を失ってしまうと、比例区での名簿提出のハードルが(異様に)高くなったり、衆院選だと重複立候補が不可能になってしまいます。
これが出来ないというのは、組織として選挙を戦うには非常に痛いので、事実上、社民党にとっては2019年の参院選が決戦だといえるでしょう。

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