先日、市議会との対立が何度も報道されている安芸高田市の石丸市長のSNS投稿を見てうんざりしました。
市長はこの画像にした投稿の次に『個人的な負の感情はなく、ただ職業人として相対しているだけです。個人(人格)攻撃とならないよう、ご配慮をお願いします。』と述べているのですが、正直発端が記者個人への批判からスタートして、(マスゴミという言葉を使って)マスコミ批判を煽り立てるYouTubeチャンネルに取り上げられ、その客層にウケて、それを肯定的に語っている時点で、そんな事を言っても手遅れなのではないでしょうか。
また、このYouTubeでの盛り上がりを受けて議会の動画についても紹介しているのですが
『ちなみに、いつも再生数が多いのは山根温子議員です。』と書いていますが、この「ちなみに」、私にはとても悪意のある紹介だと思います。
なぜか。
まず、山根温子市議と市長は因縁があります。
それは石丸市長が市議会での居眠りについてSNSに投稿した件について、市議会議員に恫喝されたと言い出したこと。そこで名指しで指摘されたのが山根市議です。
この日、石丸市長はSNSで議会中に居眠りする議員がいたと指摘。
「議員の人にとっては、大舞台ですよね、見せ場と言ってもいいかと思うんですけど、そこにいるために選挙があって、市民に選んでもらってるわけじゃないですか。だから、そこで全力が出せなかったら、プロじゃないですよね」
後日、石丸市長は議長から呼ばれ、全議員が出席する非公開の全員協議会で説明を求められたという。
【石丸市長】「要はちょっと体育館裏来いや、という感じですよね」「最初呼ばれた時の雰囲気としては、市長謝りなさいよ、という感じでしたよ」「議会を騒がせるなと、あんまり騒いでると、あなた敵を作るよ、という、アドバイス?それは恫喝ですよ」「市政が進まなくなるよっていうこの恫喝は、私もですね、見逃しちゃいけないなと思いましたね」
「恫喝」に負けず「意識改革」に奮闘 安芸高田市の若きリーダー石丸市長に密着 | 広島ニュースTSS | TSSテレビ新広島
石丸市長はこの日の全協で、9月末に市議会から非公開の全協に呼ばれてツイッターへの投稿の意図について説明を求められた際、どう喝と受け取れる発言があったと問題提起。「(市議会を)敵に回すと政策が通らなくなる」などと発言したとする市議1人を名指しし、真意を問うた。
これに対して名指しされた市議は「どう喝と受け取られたのなら大変残念。私としては優しい言葉で議会の現状を伝えたつもり。言葉足らずで誤解を生んだ」と釈明した。石丸市長は「政策をしっかり見ていこうという同志がいるとの認識に改める」と応じた。
市長どう喝の意図否定「私としては優しい言葉で…」 安芸高田市議が釈明 | 中国新聞デジタル
これを受けて2020年10月、すべての議員が集まる協議会が開かれた。
そこで、メディアの前で石丸市長が名指ししたというのが山根議員だった。
安芸高田市・石丸伸二市長:山根議員には改めて、その真意、その理由、狙い、意図、目的、説明をしていただけると良いのかなって
「私はどう喝していない」広島安芸高田市女性市議が市長を提訴…法廷闘争で今後の行方はどうなる?|FNNプライムオンライン
こういう対立をしている方なので、議会でのやり取りも対立することが多いようで、そういう切り抜きYouTubeチャンネルに切り抜かれることが多く、結果再生数が多くなっているわけです。そういう流れで再生されてる動画をしれっと『ちなみに、いつも再生数が多いのは山根温子議員です。』と何も言わず紹介するのですね、っていう。
そして紹介した結果、反応はこれです。
「山根議員の根拠のない言いがかりや態度はプライドの高さと私怨のようなものが十分に発揮されていて迫力を感じます。」「面白いし笑えるし、何より市長の返しがスッキリしててストレス発散にもなってます!!」「会話ができないご老人の相手頑張ってください」…なんなんですかね、これ。
こんな理由・反応で盛り上がっている動画を「ちなみに再生数が多いのは」と紹介する行為、私は悪意を感じるのですが…。
ちなみにこのへんの「面白いし笑える」という反応、市長は狙っているみたいです。
石丸 批判というよりも、もはや難癖ですよね。
伊藤 だから、僕は本当に吉本新喜劇ぐらいにしか思ってないんですよ。でも、吉本新喜劇だからこそ、見てもらえば意外と面白いことになっているんですけどね、と市民の人には言ってるんです。
石丸 僕も実はそこを狙っているところがちょっとあるんですよ。安芸高田市は人口2万7千人しかいないんですけど、記者会見や定例会の一般質問のYouTube動画が5万再生くらいいくことがあるんです。
誰が見てるのかと不思議に思っていたんですが、先日、県内の他の市の議長から「YouTube見てますよ」「夜にお酒を飲みながら見るのが最高なんです」と言われたんです。それを聞いて、ああ自分はここまで持って来られたのかとちょっと満足してるところもあって(笑)。だって、酒を飲みながら楽しめるなんて、プロレスみたいじゃないですか。
伊藤 確かに、まずは関心を集めて見られるっていうのが大事ですもんね。
石丸 やっぱり、いまだに政治なんてどうせつまらないっていう先入観があるんですよね。だから、まずは政治のエンタメ化を進めたくて。きっと、まだまだ僕らのような人たちがいると思うんですよ。以前、番組で徳島の内藤(佐和子)市長とご一緒したんですが、みなさんそれぞれの選挙区では賛否両論ある存在だと思います。でも、それが政治だと思うので、そういう人たちをもっと巻き込みながら一緒にリングに上がりたいですね。
僕はNHK党(現・政治家女子48党)についても、感心してる部分があるんですよ。 ワンイシュー(単一論点)であの突破力が出せるんだから、みんなもっと真似すればいいのにと思いました。
《統一地方選2023》腐った地方政治をふたりの異色の政治家が一刀両断「ローカルな議会はそもそも仕事をする意識がない。30~40年前から議員をやってて甘やかされてきた人がたくさんいます」(集英社オンライン) – Yahoo!ニュース
個人的には、誰かを馬鹿にして笑っているとしか思えないことを「酒を飲みながら楽しめるなんて、プロレスみたいじゃないですか。」と言われるのがとても嫌なのですが(私はプロレスが好きなので…)、それはそれとして。
『いまだに政治なんてどうせつまらないっていう先入観があるんですよね。だから、まずは政治のエンタメ化を進めたくて。』だそうです。
その意思のもとこういうYouTube動画を称賛しているのだと思います。ですが、そういうエンタメ化の流通先ってこんな感じなんですよね。
サムネイル等がちょっと下世話が過ぎると思いますし、チャンネル名で国会とかいいながら国会関係ないですし、このようなチャンネルで支持を得る人、どういう路線だろうがちょっと個人的にはご勘弁願いたいですし、この上で『個人(人格)攻撃はやめてください』はちょっと無理難題なんじゃないですかね…
また、『政治のエンタメ化』と聞いて私が思い出したのがAbema Primeです。プロデューサーが以下のように述べています。
自分はずっと周囲と同じだと思っていたが、友人たちは違うという認識で接していた。当時は、その事実に小さくないショックを受けていたが、今となってはそれでいいと思っている。人はそれぞれに違っていて、お互いに違うという一点を共通点につながったり、仲良くしたり、適切な距離を置いたりすることが可能になるからだ。ネットはむしろ、過剰な共感とつながりを呼び込んでいる。同じ考えで固まっているように見えるが、本当は一人一人、もっと違うはずだ。彼が目指すのは、その先、違いをおもしろがれるメディア空間である。
「僕はもっと〝分断〟を煽(あお)りたい。でも、自分だけが変わっていくだけではダメですよね。メディアも、メディアで作る側も変わっていかないと」
サンデー毎日:メディア空間にもっと〝分断〟を煽りたい ABEMA Primeプロデューサー・郭晃彰=ノンフィクションライター・石戸諭 | 週刊エコノミスト Online
たとえば、ABEMAの恋愛番組のようにもっとニュース番組もエンターテインメントとして表現できたら、面白いものができると思います。色々な考えや価値観を持つ人がいるからこそ社会が成り立っているし、彩りに満ちた世の中のリアルをもっと伝えられたら、社会の捉え方も変わっていくのかもしれません。
“普通”を知っているからこそ「外す」ことが可能になる|Real Sound|リアルサウンド テック
郭さんが報道の世界に足を踏み入れたのは、大学で社会問題を扱うサークルに在籍していたことがきっかけでした。HIV感染症に関する知識の普及啓発活動や薬害エイズの問題に向き合うなかで、出会った当事者たちの魅力的な人柄に「『かわいそう』という固定観念が覆されたんです」。
マイノリティーとしての人生経験や視点を持ちながら、日常生活では、自分たちと何も変わらない。そんな人たちをもっと知ってもらおうと、サークルでは「社会問題をエンタメ化する」企画を数多く手がけました。「真面目に呼びかけても、素通りされてしまうので。どうすれば興味をもってもらえるかをひたすら考えていました。今の仕事とつながっている部分かもしれませんね」
ABEMAニュースの作り方 スマホでの「放送」に大事な「二つの軸」
また、NHKもバリバラという番組がこのインタビューを見るにAbema Primeの方と似たような考え方の下でやってるのだと思います。(バリバラにひろゆきは流石に出[てい]ないと思いたいですが)
『バリバラ』にとって、玉木幸則の存在は絶大だ。
精神的・思想的な支柱といっても過言ではない。 日比野は、玉木には「福祉臭」がないと言う。
「『福祉臭』っていうのは、笑いが排除されて、基本、困難克服の感動というものがあり、理想的なあるべき共生社会とは、みたいなことがキーワードでくるまっている感じですかね。どこからも批判をしてはいけないんじゃないかと、腫れ物に触るような感じ。だから、誰もが寄り付きたくなくなってしまう。
福祉番組ってそういう起承転結を作って最後に専門家が理想を述べて「今は無理だけど、将来的にはこうあってほしい』『こういうことを考えていきましょう』みたいな作りがほとんどだったんです。『でも、今困っているこの人にとって、それを言ったって何の役にも立ちませんよね』という思いがずっとあった。障害者を取り巻く課題は、もっと地べたに下ろして、もっと違う感覚で、本当の話ができる人が必要でした。それが玉木さんだったんです。運動家なんだけどそれまでの運動家とはちょっと違う感じなんですよ。軽やかで、日常生活に密接したところで話をするんですよね。だから、説得力が半端なくあるんですよね。関西人だから、基本おもろくなくてどうするっていうのがある。こぶしを振り上げるのが障害者運動じゃない、っていう感じはありますよね」
(2ページ目)障害者バラエティ「バリバラ」が「やっちゃいけない」を突破できた理由 | 文春オンライン
『多様性』と言う時に、どれだけ寛容であるかというのがセットで語られるんですけど、もう1つ、『個別性』というのが大切だと思っているんです。われわれが本当に多様な、いろんな人がいるというのは、個別性がそれぞれにあるから。その個別性を認識していかなきゃいけない、理解していくということがどれだけ大切かということを、『バリバラ』でももっと語っていかなきゃいけないんじゃないかなと思っています。
たとえばトレンディエンジェルがハゲをネタにしても、他の薄毛の人を同じようにイジっちゃいけないっていうのは、もう社会的なコンセンサスはあるんですよ。でも、障害者や性的マイノリティの人たちに対してはまだひとくくりにしてしまいがちなんです。けど実際は、本当に個人個人違いますからね。こんなに違うの? っていうぐらい」
(3ページ目)障害者バラエティ「バリバラ」が「やっちゃいけない」を突破できた理由 | 文春オンライン
『腫れ物に触るような感じ。だから、誰もが寄り付きたくなくなってしまう。』だからそれを打破するためのエンタメ化だ。この流れは石丸市長も、ABEMAの郭氏も、多分同意するでしょう。
でも、その前提として番組プロデューサーは『そういう障害受容ができない人のためには、『ハートネットTV』のような番組があるとは思うんだけど』というような、王道があるからオルタナティブとしてエンタメ化したものがある、的に見てるように感じるのです。
普通”を知っていることが大事だと考えています。どんな業界でも既定路線があるわけで、新人のときは現場で活躍するための基礎や土台を叩き込まれると思います。私自身、10年弱くらい地上波で仕事をしていたのでテレビの“普通”が何かわかるんですよ。ニュースによって、テレビや新聞の報じ方が何となく想像できるんですね。それを知った上で「どう外すか」を心がけています。
“普通”を知っているからこそ「外す」ことが可能になる|Real Sound|リアルサウンド テック
石丸市長も『もちろん最終的には政治家としてやるべき仕事があるので、そこは外せないと思います。』と延べてはいるのですが、ガーシーやNHK党について『選挙で議席を取っている事実があるから、認めざるを得ないというのが率直な思い』『試行錯誤の中で生まれたひとつのエラーだったのかなというのが僕のとらえ方で、あれが正解ではないと思うけれど、日本の政治が変わるためにはああいったトライアル&エラーを繰り返さないと成長はない』と言ってしまうのはちょっと色々と肯定的に受け入れ過ぎなのではないかと思うのです。(対談相手は『まず人間としてふざけてますみたいなところが、僕的にはNG』と述べています)
その注目を集める手段などを肯定的に受け入れ過ぎな部分がマスゴミという言葉を使ったサムネイルのYouTube動画をどう扱うかについても出ているのでしょうし、度々取り上げられる市長のアピールめいた言動につながるのでしょう。
定数削減は「議会軽視だ」との批判については、次のように反撃した。
安芸高田市・石丸伸二市長:居眠りをする、一般質問しない、説明責任を果たさない。これこそ議会軽視の最たる例です。恥を知れ!恥を!…という声が上がっても、おかしくないと思います。どうか恥だと思ってください
「恥を知れ!恥を!」39歳市長が議会に怒り…居眠り議員をリストラ? 市長提案の議員半減案どうなった|FNNプライムオンライン
閉会した直後、石丸市長は議場から廊下に出て、報道陣を前に清志会の議員を順次呼び止め、「なぜ不信任ではなく問責なのか」などと質問。多くは言葉少なにその場を後にした。
石丸市長は報道陣に対し「メディアを通じて、議員がどんな対応で(私の問いから)すり抜けるか市民に伝えないといけないので」と強調。続けて「問責は法的拘束力がない。不信任の可決で議会が解散できる。そこで市民に信が問える。(問責は)議員の保身だ」と批判を繰り返した。
混迷増す安芸高田市政 突如の不信任決議案、石丸市長は市議会批判 市長の問責決議案可決 | 中国新聞デジタル
安芸高田市 石丸伸二市長「(私は)“議会の暴走が極まった” とまで言っている。その暴走をマネしたのだから(今回の自分のやり方は)乱暴に決まっている。『こんなくだらないアホなこと、やらせないでください』というのが正直な思い。(政治の)本来の姿、機能のあるべき形を私は自分の任期の中で、市民に知らせたいと思ってわざわざ(市政運営の)スピードを落としてでも、政治の立て直しに注力していきたい。先々まで見通したときには必ず生きてくる。この街の改革・立て直しのためには絶対に必要だと思っている」
「報復をにおわす提案だ」議員側 メガバンク出身市長の“議員定数半減”案は否決 対立続く過疎の町の市民は… 広島 | TBS NEWS DIG (2ページ)
ちなみに、この『暴走をマネしたのだから』というようなやり方は、記者相手にもやっていて、「中国新聞はカープとサンフレッチェ以外読む価値がない」という誰かの感想を『中国新聞の記事に対する評価がかなり低いという事実はある』証拠として述べたのは、中国新聞が市議のコメントを、市議の名前を出さずに議員のコメントとだけ触れて記事に書いたことが発端らしいです。なんじゃそりゃ。
そして、石丸市長は市報の2021年10月号から「市政の動き」という名義で市長側からの市議・市議会や報道への反論だったりを載せているのですが、2022年7月号にて、市議会定数半減について『立場を入れ替える「反転可能性テスト」』であり、議会の主張の矛盾をしめすための手段だとして触れています。中国新聞に対する言及もこれなのでしょう。
反転可能性テストというのは、井上達夫氏が提唱している概念のようです。
個人的には韓国のメガリアなどで展開された「ミラーリング」も思い出します。
こういう議論について常に注意しないといけないのは、(市議会議長が『次元が違う』と述べたように)本当にそのまま反転しているのか?という点でしょうし、このような事は「思考テスト」として行われるべきで、実際に可決したら実行に移されてしまうような状態で「テスト」を行うことが果たして手段として正しいのか?というのは疑問点でしょう。
また、二元代表制なのだから対立するのが当たり前で、対話をするためにも対立をして違いをはっきりさせることが必要なのだ、みたいなことを市報に書いているのですが、対立していることを見せつけるのが目的の行動で対話の機会を潰しているのではないか?という疑問があります。市長は、こちらは対話するといっているんだから対話しない市議会議員が悪いと言うのでしょうが…。(一般企業でもこんな姿勢で生きていたのでしょうか?優秀なら周りをねじ伏せられるのかな?)
石丸 そうなんですよね。普通の人が、もっと普通に選挙に出られるようなるといい。 伊藤さんが本で「こんな人は一般の社会で仕事できない」「でも、そんなのが議員に普通にいます」みたいなことを書かれていたけど、そこも共感しちゃいました(苦笑)。「この人たち、一体今まで何をやってたの?」というのが日本の政治の実態なんですよね。
「こんな人は一般の社会で仕事できない。でも、そんなのが議員に普通にいます」普通の人が、もっと普通に選挙に出られるようにするためにできることは? 地方議会で空気を読まずに暴れまわるふたりの政治家の提言(集英社オンライン) – Yahoo!ニュース
果たしてここまで対立ばかりなのは「癒着しない」「馴れ合わない」という範囲で収まるのでしょうか。
このようなエンタメ化、対立を見せつける等々の安芸高田市長の手法は、とても現代的なのだと思います。そして「問題を糾弾する」「対立相手を斬り捨てる」ということが支持を得る手法として未だに有効であることがわかります。(権威となる対象が変わった反権威的な)
郵政民営化→政権交代・事業仕分け→橋下徹→野党に野次る首相安倍晋三&麻生太郎
そういう自信満々に断言する、糾弾する人が共鳴する人に有能と思われてウケる流れは、泉房穂といい河野太郎といいひろゆきといい堀江貴文といい、ずっとあるように思います。
特に「動画」という形でそういうウケ方が強いように思います。(多分リアルタイムで反論を思い浮かべるのが中々難しいからとかが理由にあると思います。)
石丸市長は「あいつら死ぬまで変わんない。けどいつかいなくなるから、言い続けて生き残ったもん勝ちを狙うのが大事」みたいなことを言ってますが(これが対立ばかりなことに繋がってるのか、話し合えないからこう言ってるのか…)、この喩えで言うなら私は石丸市長のような人がウケる流れや石丸市長が持ち出した動画が再生数が伸びる世界に抗って行こうと思うのです。
石丸 ローカルな議会はそもそも仕事をする意識がない。もしくは、ものすごく低いんですよね。それでもこれまで成り立っていたのは、単に甘やかされていただけ。30~40年前から議員をやってる人がたくさんいますが、まったく悪気なく「なんで俺が説明しなくちゃいけないの?」と思っていたりしますから。正直、いまから僕が彼らを説得、教育してどうにかするのはもう無理かなと思っています。
これは例え話ですが、天動説と地動説ってあるじゃないですか。あれは、もともと天動説を唱えてた人が地動説に鞍替えしたのではなく、単に天動説を唱えていた人たちが死んでいなくなっただけなんです(笑)。
だから、大事なことは、必ず時代は流れるから「それでも地球は回ってる」と、言い続ける人がいるかどうかです。伊藤さんのように「いや、これおかしいよ」「みんなちゃんと仕事をすべきだよ」という人が一人いるだけで、秦野市の将来は明るいと勝手に僕は思っています
《統一地方選2023》腐った地方政治をふたりの異色の政治家が一刀両断「ローカルな議会はそもそも仕事をする意識がない。30~40年前から議員をやってて甘やかされてきた人がたくさんいます」(集英社オンライン) – Yahoo!ニュース
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