他人に要求ばかりして、自分は何も変わらない市長にたいしてどうすりゃいいんだろうね

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上記記事を書いたあと、以下のインタビューを読みました。

――今、安芸高田市にはどんな問題があるんですか?

石丸 河井事件では、市長のほかに3人の市議が辞職しました。もしかしたら、似たようなことをしている人が、ほかにもいるかもしれません。だから私は、ここまで市は病んでいるのか、と。言葉を選ばずに言えば、腐っているのかと思ったんです。

そして、こうした政治を取り巻く状況は、安芸高田市や広島県だけでなく、日本全体に蔓延(まんえん)しているんじゃないかと思っています。

――だから、議会で居眠りしていた市議を注意したんですか?

石丸 「ダメなことはダメ」ということを知ってほしかったんです。あのときも、本人が「すみません。うっかり寝てしまいました」と謝れば、それですんだんです。

でも、議会が「あいつは悪くない」とかかばうんですよ。そして、病気だと診断書を議会に提出したら黒塗りの部分がある。黒塗りがある診断書って、なんなんですか?

――だから、まずは市議の意識を変えようということですか?

石丸 よく聞かれるんですけど、彼らが変わるとは思っていません。人はそんな簡単に変われないと思っています。

私は好きなたとえ話があるんですよ。天動説と地動説ってあるじゃないですか。あれって、どうやって常識が変わったと思います?

天動説を信じている人が、地動説に考えを変えたわけではないんです。天動説を信じていた人がみんな死んで、地動説を信じる人が多くなったからなんです。世代交代が起こって常識が変わったんです。

だから、私は彼らの意識を変えようということはまったく考えていなくて、市民や世の中に対して「こういうことをしたらダメですよね」「こういう政治家になっちゃダメですよね」ということを伝えようとしているんです。

――その後も、市長が全国公募で選んだ副市長人事や、議員定数半減案を議会側は否決していますよね。絶賛バトル中ですが、今後も議会とバチバチ戦っていくわけですか?

石丸 私は別に議会とケンカしようと思っているわけではなくて、ダメなことを指摘しているだけなんです。市民からは「市長は議会とケンカして何をやってるの?」と見えるかもしれませんが、「あなたの選んだ議員はこういう人なんです」と示しているだけです。

――じゃあ、もし議会がまともだったら、どんな改革をしたいと思っていますか?

石丸 実は、議会がまともだったとしても、やることはあんまり変わらないと思います。というのは、議会の同意を得て新たに何かを生み出す事業は、財政的な面からほぼできません。(第1弾で登場した)福岡市のような都市構想とか再開発みたいな景気のいい話はできないんです。

全国の多くの自治体が、今、やらなければいけないのは「この事業はやめます」「この建物は潰します」というリストラです。でも、それをやると市民から嫌がられるし、議会からは文句が出る。

(略)

だから、今、やっているのは延命措置です。私は、その間に日本社会が変わってくれることにかけています。そうじゃないと、日本は地方のまちによって滅ぶと思います。

――じゃあ、どうすればいいんですか?

石丸 可能性があるとすれば、ショック療法です。

日本は今〝ゆでガエル〟状態で、だんだん温度が上がっていて、気づいたら死んでいたということになってしまう。そのときに「アチッ!」と飛び出すきっかけが必要で、そのひとつに地方がなれるんじゃないかと思っています。

私みたいな小さなまちの首長でも、「それはおかしいでしょ!」と間違いを指摘する。そうしているうちに正常な判断ができる人が、少しずつ政治の世界に入ってくる。そして、最終的に日本を変えていきたいんです。

「うちだけじゃなくて、あなたの市の議会でも、寝ている議員がいるんじゃないですか?」というのが、私の問いかけたいメッセージなんです。

地方から日本を変える! 安芸高田市長・石丸伸二「個人の人生で考えたら(市長になるのは)割に合わないです。でも、社会として考えたら、めちゃめちゃコスパがいい」 – 政治・国際 – ニュース|週プレNEWS

アピールばかりで、議会と対立ばかりする理由が見えてきますね。

最初から議会や議会議員は相手にしていなくて、市民や世の中にアピールしている。

議会とか安芸高田市は一つの手段でしかなくて、目線には『日本』とか別なものがある。だからマスコミとかYouTubeでアピールする。

そして市長職が安芸高田がおかしい・日本がおかしい、と見せるための手段だから、議会では『「あなたの選んだ議員はこういう人なんです」と示しているだけ』。だから、あの市議がおかしい、議会がおかしいと言い募るばかりで、自分からは歩み寄ったり話し合おうとはしない、となるわけですね。

変わらない相手に話し合いは無駄である、こちらに歩み寄ってくる人とだけ話し合おう、それ以外はいなくなるのを待つしかない、と。

で、『人は簡単に変わらない』と言いながら、人どころか人をとりまく環境・前提条件すらも(もちろん自己も)変えようともしない市長の姿勢も原因で、市議会と市長の関係、『市政』の状態は何年経っても悪化しかしないまま過ぎていく。

何があってもアピールのために『批判ばっかり』なのですから。(この人見てると事業仕分けがいかにウケるものかよくわかりますね)

YouTubeでいくつか調べたらこんなのがおすすめされるようになってしまった。民間企業なら即クビというが、市長の言動もハラスメント含みなのでは?と思うのだが、民間企業はハラスメントに甘いということなのだろう。多分。

しかし、こんなに何も変わろうとしない偉い人がうまれてしまったら、下々はどうすりゃいいんでしょうね。

少なくとも、市議会議員と市長って、票数の大小あれど、どちらも一定の民意を背負っているわけで、市長の意思をすべて通して行くのがベースとして振る舞われると市議会は半減どころか要らないとなりかねないんですよね。市民と交流して苦言を呈す市職員でいいんじゃない?って。

そこらへんが、市長はあまりにも、市長を選んだ民意がすべて、とやりすぎている気がしますが、そこが変わることは『人はそんな簡単に変われない』のであり得ないんでしょうね。

市民が、こういう、変わらない、どうしようもない状態を見せられ続けるのも「あなたの選んだ市長はこういう人なんです」と日々突きつけられていくということなのでしょうけど…

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