おおさか維新の会(代表・松井一郎大阪府知事)は27日、維新の党が民主党に合流するため解党することを受け、党名を「日本維新の会」に変更する方針を固めた。すでに参院選候補が活動を開始していることから夏の参院選後に変更する。
毎日新聞が、また適当な記事を書いています。党名変更全く考えていません。
— 松井一郎 (@gogoichiro) 2016年3月28日
おおさか維新の会は、維新の党から独立するときも大阪維新の会の大阪の部分を漢字にするかひらがなにするかでゴチャっとしていたんですよね。
おおさか維新の会…新党名にひらがな案浮上|日テレNEWS24
で、あの足立康史氏はその時に『新党に冠することになる「大阪」という二文字、「大阪維新」という四文字、「大阪維新の会」という六文字は、特定の地域や特定のイデオロギーを指示すものでは最早ない。』と豪快にTwitterとブログにて筆を滑らせて、結果、後に『おおさか維新の会』と「仲間の中にも、大阪というエリアだけの政党と誤解を生むかもしれないと懸念もある」という理由で「大阪」がひらがなになってしまうという事があったのですが、今回も豪快に言及しています。
(前回『新党は「おおさか」?~足立康史のツイートを添えて~ | 興味乱舞に引きこもれず』)
もちろん、大阪維新の支持者の中にも、国政政党として党勢拡大をしていくためには、「おおさか維新」ではなく「日本維新」に戻した方がいい、とアドバイスを下さる方が少なからずおられますし、そのお気持ちも分からないではないのですが、ここは私たちの覚悟のほどを改めて確認いただきたいところです。
振りかえれば、おおさか維新の会は、最初から国政政党だったわけではなく、言うまでもなく地域政党「大阪維新の会」が、政党交付金も何もない中で、地方議員が皆運動員となって、電柱にも敬礼し、犬にも握手を求める(失礼!)くらいの覚悟と勢いで、大阪再生のために手作りで築いてきた政治集団です。
そういう基盤の上に結成された国政政党「おおさか維新の会」の中心は、あくまでも「大阪維新の会」であり、その精神的支柱は今でも創設者である橋下徹前代表であると私は思っています。そして、各地で活動する本物のご当地維新の会が、大阪と同じように戦い、党勢を拡大する作業がまず大事となるのです。
しかし、ツイッターなどの否定の一方でNHK報道によると
松井知事は、「1回は今の党名で戦うが、大阪以外の地方議員などからは、どうしても大阪の地域のイメージがあり、有権者への説明に時間がかかっているという声を聞いている」と述べ、夏の参議院選挙のあと、党名の変更が検討課題になるという認識を示しました。
とあるように、単に「(今は)全く考えていない」という事を示しているようにしか思えないわけです。
そこで毎度毎度豪快に『これが正しい!あいつら間違ってる!』と書いてしまう足立康史議員は正直常に浮き足立っているといいますか、大好きな橋下徹氏が止めたようが党のためのように思うんですが、党の戦略としてこういう浮き足立っている発言でも『タブーに挑戦』だとか『民間人の感覚(?)』みたいな、政治素人万歳路線として受け容れられてしまうんですから、呆れるばかりです。
(いつか都合が悪くなったら、党はあっさりと上西小百合氏のように捨ててしまうんでしょうけどね。)
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