テロリストに自棄っぱちの1票を

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統一地方選挙の後半が始まった
最近思うことは今の情勢を見ていると地方選挙への意欲を失わせる現象が多発していると思う。

例えば、沖縄基地問題。
統一地方選挙よりも大きな国会議員を選ぶ選挙でも、地方選挙でも一番枠組みが大きい県知事選挙でも基地反対の民意を示すような結果が出たはずだ。
しかし、政権はそれを無視するために、自分に都合の良い民意や都合の良い理屈だけを持ち出し、それだけが『政府見解だ』と言い、それ以外をはねつける。
ちなみに、沖縄選挙区で落選した自民党の党に呼び出されて無理矢理基地反対を辞めさせられた方々が、九州ブロックの比例区で当選して、政権見解に従うロボットに成り果てているのは、基地問題での投票の虚しさを象徴しているように私は思う。

原発再稼働問題
地元の同意を取り付ける云々と最初は調子良いことを言いながら、結局は『規制委員会が許可だしたらそれで再稼働しまーす』みたいな発言だらけ。
地元の範囲も曖昧で、賛成の割合を増やすために地元概念を広くしたり狭くしたり勝手にいじり倒すんじゃないか?と思ってしまう。
避難計画も立てられないくらい、避難が困難な場所でも『絶対安全はあり得ない』という事故前提の再稼働。
避難できなくて不安な人には『多少の被曝は大丈夫』と呪文のように言い聞かせて乗り切るのだろう。
小さな意見より大きな仕組みなのだろう。

他にも諸々あるが、要するにローカルでいかなる結果をだそうが、大きな仕組みに都合の良い結果を全国的に全部潰さないと、大きな仕組みはその結果を一切取り上げる事はないというメッセージが常々発信されているように思うのだ。
こんな状態で選挙なんかいく気になるはずがない。
私も選挙にはいく気にはならない。

ただ、今の世の中を見ると『1票』なんかより『1声』が左右する状態だと思う。
大きな仕組みを崩す1声を世の中に発信できる発信力がある方に、議員という拡声器を与えるという術として1票を行使するのは良いかもしれない。
ただ、その際には1票だけではなく我が身を拡声器にする位の覚悟が出来る相手であることが大事だと思うが。

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