2017/07/07 週刊文春曰く、内閣改造の目玉は野党へのヤジも有名な三原じゅん子氏

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今週号の週刊文春にて、『安倍首相に鉄槌』という記事で、下村博文氏の疑惑と共に、内閣改造の動向関係の話が掲載されていたので、そこに関して書きます。

稲田防衛大臣が、東京都議会議員選挙の応援演説にて『防衛省、自衛隊、防衛大臣としてもお願いしたい』と言い放った問題、菅氏などはこの失言があったことを番記者から聞いて絶句していたとのこと(防衛省は内閣官房に情報を上げなかった模様)ですが、なんと稲田氏を重用・寵愛している(ように見える)安倍首相も一報を聞いて『論外だな』と言い放っていたようです。

実は、安倍首相は政権奪還直後の組閣時は『僕の内閣は、外務大臣や防衛大臣はハト派がいい』と言っていたようなのです。
しかし、昨年8月の内閣改造で『彼女にちょうどいいポストがなかったんだよ。』という理由で、稲田朋美氏に経験を積ませるために、わざわざ岩屋毅議員に内定していたらしい防衛大臣のポストに稲田朋美氏を据えたということのようです。

現在、稲田朋美氏は『外務大臣でもいいからもう一期やりたい』みたいな事を言っているようですが、菅官房長官も『稲田は任にあらず。でも、総理がね』というくらいには見放されているようです。総理以外には。(総理はずっと『ああいう人だからね』と擁護している模様)

一方、内閣改造をするにあたり、目玉人事はあるのか?という話で、どうも小泉進次郎氏は『本人は受けるつもりはない』らしく、首相側も『小泉進次郎氏は最後のカードで、それを切ってしまうのは政権が窮地であるイメージを加速させるし、断られたら断られたでヤバイし、メリット無いから打診もしない』という方針の様子。

その代わり?、目玉として入閣させるのは(文春曰く『野党へのヤジも有名』な)三原じゅん子参議院議員。
総理は『根性が据わっている』と評しているようです。
(根性が据わっているだけでは、また堂々と失言していくだけのような気がしますが)

また、週刊文春には、ポスト安倍争いについての記述もありました。

石破茂氏は、下村博文氏が辞めた後の都連会長が(執行部が嫌がっているものの)順当ならば石破派の鴨下一郎氏であり、それ以外にも伊藤達也氏など一定勢力がある都連を使い、小池百合子氏と連携して動き出すのではないか?という話。

岸田文雄氏は一時期(古賀誠氏と犬猿の仲だから?)接近を避けていたという麻生太郎氏と急接近するなど、これまでの現首相からの禅譲路線から外れた動きをし始めているようです。(禅譲の条件だったと言われる憲法改正にも否定的なコメントを出すようにもなったとか。)

大宏池会構想を明確に動かして『党内に二大派閥を作る』と息巻いている麻生太郎氏は、それが形になり、都議選の翌日に立ち上げが行われた『志公会』に御法川信英氏を引き込んだことで、菅義偉官房長官に不満を抱かれているとか。

個人的には、このような自民党の内情がウケるような状況になったのだなぁ、と興味深く読ませて頂きました。

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