2021年11月29日、Twitterにて、泉田裕彦議員が裏金を要求されたと言う告発をし始めました。
この要求について、2021年12月1日、泉田氏が記者会見を開き、要求してきた人物の実名を公表したようです。
10月の衆院選で新潟5区から立候補した際に裏金を要求されたとツイートした元新潟県知事で自民党の泉田裕彦衆院議員(59)が1日午後、東京都内で記者会見を開き、裏金を要求してきた人物について自民党の星野伊佐夫(いさお)新潟県議(82)だったと明らかにした。会見冒頭、自民党新潟県連会長に提出する予定の文案を読み上げ「民主主義の根幹をなす選挙において、お金で票を買うようなことはあってはならない」などとして星野氏の除名を求めた。9月4日に星野氏の自宅で「払わなければ選挙に落ちるぞ」という文脈で金銭要求があったとしている。
一方、泉田氏に裏金を要求したと名指しされた星野氏はこの日の取材に「まったくない。事実無根」「2000万くれとか、お金くれないと落ちるよとか一切ない。ほんとに残念」などと疑惑を否定した。今後どのような対応を取るか検討するという。
自民・泉田裕彦氏「裏金要求は星野伊佐夫・新潟県議」 除名求める
この星野県議は、過去に「新潟のドン」と言われた方のようですが、どうも最近はそうでもないようで
この逮捕された秘書と言うのが、泉田氏の秘書が書いている別件で逮捕された人なのでしょう。
1月18日、長岡市が発注する下水道工事の入札を巡る官製談合事件が発覚した。同市の幹部や、市内の建設会社社員、そして県政界の重鎮とも言える星野伊佐夫県議(自民、長岡市・三島郡)の金内省治秘書が逮捕された。事件の詳細も定かにならないその翌日、4月の改選を目前に、長年連れ添った自身の秘書が逮捕されるという事態に直面した同県議が取材に応じた。
衝撃の秘書逮捕 星野伊佐夫県議に”談合事件”を質す!
星野県議は現在11期目の県政最古参議員で、自民党県連会長も務めた重鎮だ。その同県議の秘書が官製談合事件で逮捕された衝撃はあまりにも大きい。当然ながらマスコミは同県議の進退問題についても言及した。
そして星野県議はマスコミから4月の県議選に出馬するかどうか問われると、「後援会の判断に委ねる」とキッパリ言い切った。
一連の報道に触れた県民の中には、「これで星野県議もおしまいか…」と思った向きも少なくないに違いない。
星野伊佐夫県議の出馬を決めた後援会幹部から「出馬しないで…」
2019年以前には、財界にいがたで色々取り上げられるくらいに確かに「ドン」ではあったようですが、秘書逮捕以降は影響力が一気に低下したようです。
今回の小選挙区当選者である米山隆一氏が自民党から日本維新に行ったことも財界にいがた的には、星野氏が出馬を潰して、長島氏を持ってきた、みたいな感じのようです。
ただ、泉田氏を引っ張ってきたのが星野氏だと考えると、今回の告発は比例当選したと言う身分保障があるから、県内で不人気になってきた相方を生贄にささげることで小選挙区敗戦の責任や、これまでも選挙区内での悪評を全て星野氏に押し付けようとしているのではないか、という疑問も浮かんでしまいます。
今後秘書が対立候補の擁立について言及されていることから、森民夫氏との関係について話が出てくるのではないかと思うのですが(星野氏は長岡市長時代の森民夫氏の支援もしていたようですし)、さてどうなることやら。
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