1.江口克彦議員の離党理由が読売だけ違う。
次世代の党・江口克彦参院議員が離党届 党名変更理由に:朝日新聞デジタル
東京新聞:次世代の江口氏離党へ 「党名変更」に反発:政治(TOKYO Web)
次世代・江口氏が離党届 党名変更の検討に反発 – 産経ニュース
次世代・江口氏が離党届「おおさか維新と近い」 : 政治 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
江口克彦議員の離党を報じる記事にて、たいていの報道では『党名変更』を離党理由として触れているのですが、読売新聞のみ党名変更には一切触れず、『道州制』と『おおさか維新と近い』ということのみ触れています(時事通信はどちらも触れている)。
読売新聞は『党名変更』という理由をどうでもいいと判断したのか、それとも隠したかったのか、また他の報道が『おおさか維新』の名前を出さなかったのはなぜか、そういう部分が気になります。
(党名を『日本の心を大切にする党』に変更することが検討されているという江口克彦氏の暴露は本当なのでしょうか?事実なら『いわゆる「日本の心」といわれるもののろくでもなさを象徴する党』みたいな感じでいじり倒したいので、さっさと党名を変えて欲しいんですが)
2.次世代の党がgdgd
今回の江口克彦氏の離党で国会議員が4人になる次世代の党(直近の得票率でハードルを超えているので政党という形は存続できる)。
次世代の党ホームページが異常に見づらくなっているのもどうしようもないな、と思うのですが、今回離党する江口議員は役員一覧(次世代の党:党基本情報。この党の基本情報のページへのリンクが、トップページからたどり着きづらいのが、そもそもおかしいと思うのだが…役職とか見られたくないのだろうか)を見ると『顧問 両院議員総会長 総務会長 財務局長 党紀委員長 憲法調査会長』という重要な役職を担っていることがわかると思います。
平沼氏や園田氏、藤井氏の離党の時にも記事を書きました(次世代の党、幹事長に続き、党首と顧問が離党 、次世代の党、顧問全滅のお知らせ )が、このような重役といえるポジションの人からどんどん脱落していくのが、党としてどうしようもないな、と思います。
特に『憲法調査会長』という役職は『憲法基金』という名目で基金を募っている次世代の党としてトップクラスに重要なポジションだと思いますが(憲法草案策定自体は「憲法草案起草委員会で策定するとのこと)、この基金に書いてあるような『年内の憲法草案策定』も年内残り2週間程度なのに発表も行えていない状況を見ると、ほんと憲法調査会って何をしているんだろう?という疑問しかありません。
投票することがない党にここまで文句つけるのはどうかと思うのですが、ほんと次世代の党は残念な党だなぁ、と思うのでした。
追記
今回の騒動について、本人はツイートを消したようですが、地方議員が内情を暴露するツイートをしたようです。
党首が変なことを言うと、党が傾く、他党からしたら素晴らしい反面教師となる騒動なのではないでしょうか?
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