とあるウヨ系サイトに以下のようなタイトルの記事が存在している。
ヒアリと在日を結びつけ、排外主義を煽ろうという魂胆のようです。
浅はかな考え方に悲しくなるが、ふと考えると、これは別な意味では一部正しい結びつけなのではないかと思ったのです。
それは、そもそも在日を排除してよいとしてしまうという点が根本的な大問題であることを前提とした上で、以下のような事実を考慮した場合のみの話です。
ヒアリとそっくりさんを描きました。
描いてて思ったのが、本当にパッと見ヒアリなんてわからないですコレ…
情報が独り歩きして似たような在来アリを大量にさっ処分するような事にならないといいけれど…
ということで、昆虫図鑑でヒアリを覚えるより在来アリ覚えましょうみなさん pic.twitter.com/CKX7I9ABHu— 神虫からすみ🐝オオスカシバの人 (@k_arasum_i) July 9, 2017
7月9日にヒアリと疑われたアリです。どうやらいろんな場所でケアリの飛行があったらしく、二位のシリアゲアリにダブルスコアをつけました。他はけっこうドングリでした。
ヒアリですか?というリプより、これは何というアリですか?や〇〇アリですか?というものが増えてきました。 pic.twitter.com/lA2AoU21KC— ヒアリ警察 (@_Solenopsis) July 9, 2017
そうです。ヒアリを疑って撲滅していく過程で、ヒアリではないものが大量に撲滅されている可能性が高いのです。
また、実際に存在しているヒアリ以上に、ヒアリが存在していると勘違いされることが多かったりする可能性が高いというのも共通点かもしれません。
そういう面だけは、ヒアリと排外主義を結びつけても大丈夫な一面なのではないか、と思うのです。(そもそも在日を排除してよいとしてしまうという点が根本的な大問題なのは、前提として。)
実際に、東京大震災時にも、福田村事件という代表的な事件がありました。
排外主義がもたらすのは、無関係な者の排除である、という一面を学ぶためならば、ヒアリと排外主義を結びつけるのは良いのかもしれません。(そもそも在日を排除してよいとしてしまうという点が根本的な大問題なのは、前提として。)
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