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例の問題の教育鼎談で自民党の教育問題への認識のズレが分かる

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中川雅治・自民議員、同級生が全裸にされても「回りはいじめだと思っていなかった」

この問題で取り上げられている教育鼎談について、ちょっと根本的な部分についてここでは触れておこうと思います。それは、この3議員が前提としている認識がおかしいという話です。

(この記事は削除された後にWeb Archiveを利用して書いています 教育鼎談 教育鼎談2 教育鼎談3 教育鼎談4

その根本的な認識というのは最初のページにて書かれている、以下の様な認識です。

(義家)マニュアルには「健全な肉体に健全な精神が…」とあります。そして健全な精神があるから、社会貢献や国際貢献ができるよう醸成されていく。そういう意味では「体・徳・知」の順番で、子ども達を育まねばならないと私は思うのです。

 

(橋本)体力がついてくるからこそ、心が養われて向上心が生まれるのです。そうなると、人はさらに強くなります。人間は強くなれば、人に優しくなれるのです。自分自身に自信があれば、さらにそれを越えることによって、人に対するやさしさの持てる人間作りができます。そして、社会貢献ができるようになります。

 

なんですかこの強さこそ正義みたいなことになりそうな価値観。強い人は間違わないということがさり気なく前提になっていそうな感じ。

この考え方の結果、こうなった、と言えそうな記述が今回問題になった案件の近辺にあります。

(中川)回りはこれをいじめだと思っていませんでしたね。今なら完全ないじめになり、ノイローゼになったりするケースもあるのかなあと思います。いじめられている方も弱くなっているという側面はありませんか。

(橋本)いや、今のいじめはもっと陰湿だと思いますよ。いくつかの実例を私も知っていますが。

 

まず『いじめられる方が弱くなってるからイジメが目立つようになった』という認識が頓珍漢なのですが、それを否定するのに『今のいじめはもっと陰湿』と暗に過去のいじめは軽いものだったというような認識を披露するのはどちらにしろおかしいといわざるをえません。

なぜ目立つかといえば、情報の流通が発達し、イジメによっていろんな被害を受けた事案が公に広がりやすくなり、その結果『イジメはいけない』という価値観が生まれたというのが一番大きい原因なのではないでしょうか?それこそ携帯とかインターネットが発達した結果とも言えそうです。(それこそ今回の中川雅治議員や熊田裕通議員の件もネットがなければ大々的に発覚しなかったわけで。)

現在の子どもが強いか弱いかとかは論外として、イジメの内容が変わったとかいうことはこれまで隠蔽されてきたり“イジメとならなかったケース”が多く有ったために比較不可能という部分が多くあるのではないでしょうか?

それを無根拠に論拠として持ちだしていじめ問題を語ってしまうというのは、本当にダメな議論といえると思うんですが、どうなんでしょうか?

 

あと、少なくとも義家議員の

良くないことを一つ認めてしまったら、何でもアリになってしまいます。

 

私は道徳を教科化すべきだと言っていますが、道徳とは約束です。やって良いことと悪いことをきちんと区別して、もしやってしまったらこういう責任を果たさなければならないとはっきり決めることが必要です。

という意見も、教育のせいではなくて、中川議員や熊田議員のような『むかしこんなやんちゃしました』な大人のせいで道徳崩壊しているという事になると思うんですが、どうなんでしょうか?

 

それと同じく義家議員の

携帯電話が子ども達に普及してからです。「徳」の問題に大きく関わりますが、大人を介することなく自由に社会情報にアクセスできるようになりました。教師の言っていることが、場合によっては嘘になるのです。

とまるで携帯電話のインターネット機能によって道徳が崩壊したかのように書いていますが、それを崩壊させているのは上と同じく、インターネットではなく、現実の談義で『過去のイジメをやんちゃとして語る大人』のせいだと思うんですが、どうなんでしょうか?

 

 

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