現横浜市政をよく批判しているジャーナリストの方が、横浜市長の記者会見の掲載期間が改悪されたことに気付いた、と述べていて、それに対して「過去のほうが短いのに改悪とは？」という内容の引用リツイートをしてる人を見かけました。
これについて気になったので、もうちょっと詳しくArchiveを漁ってみました。
まず、「おおむね1年前」という記述になったのは、2023年3月28日と2023年4月10日の間です。
↓「おおむね3ヶ月前」となっている2023年3月28日Archive
↓「おおむね1年前」になっている2023年4月10日Archive
多分日付的にもホームページの表記は2023年度始まりから表記を変えた、と言う事のように思います。
で、これについて、方針が変わったタイミングで3ヶ月としていたときの映像はどうなっていたんだろう？という疑問が湧きました。
ここが気になったのは、実際には3ヶ月前の表記の頃は、表記と違い実際にはガバガバに映像を掲載していた状態だったのが、1年前表記になって厳密に1年前のみ残すようになったという可能性も僅かですがあり得ると思ったのも理由の一つではありました。
で色々調べていたら、映像を実際に掲載しているページのArchiveも残っていました。
で、見てわかったのは、2021年度以前の映像は厳密に3ヶ月で消えていること、そして、ホームページの表記が「3ヶ月前」だった時期でも2022年度は4月以降の映像が1年間掲載される形に変わっていたことです。
↓2022年5月、3ヶ月前の2月以前の映像が掲載されていないArchive
↓2023年2月時点で、2022年4月の映像まで掲載されているArchive
このことから、実際に内部で1年間映像を掲載するという方針になったのは、ホームページの表記と異なり、2022年4月からで、実際に1年分の過去映像が揃った2023年4月からホームページの表記を変えたのではないか？と推測できると思います。
このことがいつ誰によって決められていたかはわかりませんが（現市長は2021年8月30日就任）、少なくとも現市長の下で掲載されている映像が消された（＝改悪）という事実は多分存在せず、現市長就任以降の2022年から掲載される会見映像の数が増えている、というのが実態なのではないでしょうか？
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