松本文明氏の本部長交代、実は更迭?

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政府は松本文明氏の交代を『体力の問題』と述べていました。しかし、実際はそうではないかもしれません。本日の西日本新聞にこんな記事が掲載されていました。

 本当にホームページに無かったので、文字起こししておきます。(この記事を書いている内に、アップされたようです。政府現地本部長交代 暴言続き地元がNO、事実上の更迭:ニュース:九州経済:qBiz 西日本新聞経済電子版 | 九州の経済情報サイト

 政府は20日、熊本地震の政府現地対策本部長を松本文明内閣府副大臣から酒井庸行内閣府政務官に交代したと発表した。松本氏は15日から、熊本県庁内の対策本部で政府と被災地の連絡調整を担っていたが、対応をめぐって熊本県や被災自治体から批判があり、事実上の更迭との指摘がある。

菅義偉官房長官は記者会見で、交代理由を「昼夜たがわず食糧支援などで指揮をした。体力面を考慮した」と説明。河野太郎防災担当相は「交代は予定通り」と強調した。

一方、政府関係者は西日本新聞の取材に「(松本氏は)県との連携がうまくいっていなかった」と認めた。別の関係者も、松本氏が本部長を続ければ「政権に大打撃となる。早め早めに手を打った」と話した。

関係者によると、松本氏は配給された食事がおにぎりだけだったときに「こんな食事じゃ戦はできない」と話すなど、待遇の不満を何度も口にした。避難所の支援物資配布に関連して「物資は十分持ってきているので足りているんだ。被災者に行き届かないのは、あんたらの責任だ。政府に文句は言うな」と、地元の自治体職員に声を荒げたこともあったという。

県や被災自治体は「松本氏が震災対応の邪魔になっている」と不信感を募らせていた。松本氏は政権幹部に電話で「怒鳴ってしまいました。すみません」と謝ったという。

松本氏は衆院比例代表東京ブロック選出で、当選3回。2015年10月から内閣府副大臣を務めている。

さて、この松本文明現地対策本部長、就任して最初の熊本県知事との会談で『現場をわかっていない』という反発を引き出しています。

松本副内閣相によると、「河野(太郎)防災担当相に『今日中に青空避難所というのは解消してくれ』と強く言われて参った」と力説したところ、知事は「避難所が足りなくてみなさんがあそこに出たわけではない。余震が怖くて部屋の中にいられないから出たんだ。現場の気持ちが分かっていない」と不快感を示したという。
熊本地震:知事「現場分かってない」…「屋内避難」に反発 – 毎日新聞

冒頭の西日本新聞の情報を見た上でこの情報を見ると、松本文明氏が高圧的に行って余計な反発を招いた可能性が出てくるのではないでしょうか?

個人的に、政府の人間が被災地に行って高圧的な態度を取り反発を招くという言葉で思い出すのは、同じ松本姓の松本龍大臣がわけわかんない事やってたことです。(松本龍 (政治家) – Wikipedia

こう、最前線に行くということで興奮して地が出るのかもしれませんが、こういう高圧的な人間を最前線要因に選んでしまうのは、政府としてどうなんでしょうね。(安倍政権で言うと、中山泰秀氏が誘拐事件発生時にヨルダンで現地対策本部長をやっていて、『怒鳴り散らしていて大変だった』みたいな報道もありました。東スポは外務省がスケープゴートにした説を報道していますが。
ヨルダン発! 中山泰秀外務副大臣の大暴走 NEWS FILE:PRESIDENT Online – プレジデント
中山泰秀外務副大臣「ヨルダンでぼんぼん放題」一部始終 – FRIDAYデジタル
スケープゴートにされた?中山外務副大臣

 

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