今回の熊本・大分地震について様々な政党が政府に大して申し入れを行っております。
「熊本・大分大地震」の被害対策についての申し入れ(社民党 普段の政策集から細い傾向はあるのですが、大分が村山元総理のに強い支持基盤を持っていることもあり、けっこう具体的。ネット上での流言飛語対策に言及しているのも特徴的)
「被災者へきめ細かい支援を」党対策本部が熊本地震災害に関し総理に緊急申し入れ – 民進党(NPOに言及するのが旧民主党から続いている政党なのだな、という感想を抱く。)
九州地方地震 政府に緊急申し入れ/党議員団 小池書記局長ら官房副長官に (非常にシンプルに川内原発への停止に言及している)
申し入れを行っているのですが、今回個人的に一番気になったのはおおさか維新の会が行った緊急提言にある1つの項目です。
平成28年熊本地震に関する安倍晋三首相への緊急提言について|ニュース|おおさか維新の会
いきなり『大阪消防庁設置への支援』とか言い出してます。これ、熊本・大分地震に便乗した都構想推進じゃないですか?文中では「例えば」なんて言ってますけど「大阪府、大阪都」に誘致するのがおおさか維新の目的でしょうし、本当に『おおさか』のための政党なのだなぁ、と感じます。
その他の提言はなにも違和感はないですし、せっかく京都3区での選挙で『おおさかは地域の名前じゃない』なんてサッポロビールを持ちだしてまで言い出しているのに、熊本・大分地震への提言で堂々と『大阪』に言及してしまう、所詮おおさかは地名でしか無い、という事を再度周知する、悪い意味で素晴らしい提言だなぁ、と思いました。
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