自民党の務台俊介衆院議員=長野2区=は十七日、国会内で開かれた会合で「『保育園落ちた』との話があるが、東京を便利にすると、ますます東京に来て子育てしようとなる。ある程度、東京に行くとコストがかかり不便だ、としない限り駄目だ」と述べた。
感想
この保育園問題に関しての自民党議員の発言。重要なのはこの発言が『「行き過ぎた東京一極集中を打破する議員連盟」の設立総会』で行われていることです。
この議員が、東京一極集中を解消するために「東京を便利にしてはいけない。東京に行くと不便になる、としないといけない」と思っている可能性が高いことは容易に想像できるのではないでしょうか?(実際、東京一極集中解消という議論では、そういう方向で話している人、居ますよね)
そしてこの「東京を便利にしてはいけない。東京に行くと不便だとしないといけない」という方向を検討するということは、国民が便利な生活を追求しようとすること、国民に便利な生活を提供することの否定という事になりかねません。
それは、東京でしか生きられないような人間を犠牲にする可能性が高いわけで、そんな東京一極集中の解消に私は乗れるわけがありません。
一極集中の解消のために、アメリカで起こっているように、東京を富裕層だけの町にする、というのがこの議員さんの言葉通りに行った先の末路でしょうから。
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