参院選挙制度改革案、公明党は民主党と合区案を共同提出するに至ったのですが、その公明党は、2011年には別の『大選挙区制』を提案していました。(今回はそのメモ書きです)
公明党が提案していた大選挙区制は、全国を現在の衆議院議員選挙の比例選挙区と同じ11ブロックに分けて、それぞれに複数議席を与え、かつ、比例選挙ではなく、個人の得票で争う選挙を行う、という形式になっています。
各自ブロックの議席数は
- 北海道・・・8議席
- 東北・・・16議席
- 北関東・・・22議席
- 南関東・・・24議席
- 東京・・・20議席
- 北陸信越・・・14議席
- 東海・・・22議席
- 近畿・・・32議席
- 中国・・・12議席
- 四国・・・8議席
- 九州・沖縄・・・22議席
- 計200議席
という割り振りになっています。
公明党の試算に依ると、2011年時点でこの選挙制度を採用すると1票の格差も解消するというようで(最大約1.38倍)
これ、大政党にとっては面倒くさい制度になりそうですね。潰し合わない程度に多めに出さないといけないですから。
またここまで大規模だと『一人にしか投票できないの辛い』という苦情も一定数出そうですね。
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