邪悪なのは

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新宿区歌舞伎町のホストクラブの従業員で「森のくまさん」を名乗る〇〇〇容疑者(25)は、自分の女性客(当時23)に「生活費に困っているなら立ちんぼしてみなよ」などとそそのかし、今月10日、歌舞伎町の路上で売春相手の客待ちをさせた疑いがもたれています。

警視庁によりますと〇〇容疑者は女性に「稼いだら店でも会えるし売掛金の返済もできる」などと言い、女性が稼いだ金のおよそ8割を回収していたということです。調べに対し、「売り上げや指名の本数を増やすためにそそのかした」と容疑を認めているということです。

歌舞伎町のホスト 女性客に“立ちんぼ”行為そそのかした疑いで異例の逮捕 コロナ禍の金銭苦で客待ちする女性増加 | TBS NEWS DIG (1ページ)

こういう話、『やらせた』側は無傷で、『やることになった』人ばかりダメージを負う結果になりがちで、本当に身分の差みたいな、理不尽さを感じることが多いので、ホスト等の逮捕者がきちんと出てほしいです。

一方、犯罪という話ではないのですが、性格の邪悪さというか、本当にそこにいる人を同じ人間だと思ってないんだろうな、と思うのが、社会見学と称して飛田新地とかに行く人。

公園近くで女性たちを見ながら談笑する男性2人組。会社の元同僚で、ともに30代だという。「社会科見学のつもりできた。こんな世界があるんだと思った」と話す。男性は「試しに女性に話しかけてみたら、返事をしてくれて感動した。観光地に来たようで楽しい。面白過ぎて1時間半も歩いている」と興奮気味に語っていた。

「立ちんぼ公園」に集う交縁女子、買春おじさん、動画配信者 東京・大久保公園

今回の歌舞伎町での出来事でもそういう人が多発しているようで、そういう欲望を拾うYouTuberまで現れ、本当に邪悪な欲望が露骨に出てくる時代になったな、と思います。

しかも後ろめたさなどを覚えない、あっけらかんとした『気になるのは当たり前でしょ?』『面白いでしょ?』みたいな薄っぺらい欲望として。

なんか、そういう欲望が見られる人に共感をして、被害を受けている者を同じ人間だと思わず別な世界の人として処理する。そんな表面しか見ない薄っぺらな興味しか持ってないのになにかに関与しようとする人がよく見えるようになったように思います。(否定されなくなっているように、と書こうと思ったのですが、否定されてきたか自信がないので括弧の中に書く形にしておきます。)

『別な世界』に住んでいても、その相手は見世物ではなく人間だ、ということを、本当に一人でも多くの人に理解してほしいものです。

できれば、その欲望に後ろめたさを自覚し、しかし後ろめたいからと無かったことにしたり隠蔽したりせず(聖職者や教職者等々の性犯罪はそういうものもあるのだと思う)、考え続け欲望としっかり向き合うことを、してほしいです。

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