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震災復興と“希望は戦争”

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 岩手県の「こころのケアセンター」で助言を受けた被災者の数が、震災直後と比べて2倍に増えているという報道があります。孤独死が本格的に増えて来るのも、災害から2~3年が経ってからと言われています。阪神淡路大震災のときも、同じ現象が起きました。

被災直後はみな生きるのに精一杯だし、外部から大勢ボランティアが来たりして、周辺環境が慌ただしく動いているため、被災者はむしろ気が紛れる。その状況が落ち着き、人が少なくなって周囲が静かになると、精神的によくないこともあります。ただでさえ地方は、若者の流出、シャッター商店街の増加、産業の衰退など、明るい展望を描けない状況にある。そうしたなかで、自分の将来に強い不安を抱き、考え込んでしまう人も多いのです。

そろそろ集中復興期間が終わりますが、世の中の認識とは逆に、被災者の生活状況はより深刻になっているという事実を、我々は認識すべきでしょう。

大震災から5年、湯浅誠が訴える「寄り添う被災者支援」の理想と現実|DOL特別レポート|ダイヤモンド・オンライン

私はこの文章を見て、希望は戦争の事を思い出してしまった。

「丸山眞男」をひっぱたきたい

けっきょく、「自己責任」 ですか

この希望は戦争の主張の核を、私は『社会の流動性』という部分なのではないかと思っています。

底辺の人間からすると、現在の位置から自分が脱出できることが『希望』となる。

そこで、脱出できる可能性のランダム性が高くなる状態を希望する。

評価軸が今のまま固定化している状態は『自分が底辺から脱出する事を阻害する』状態である。

そこで、評価軸の転換が必要だ、となる。

そして、左派のいう『平和』とは、要するに評価軸の固定化されてしまった社会を差し、現在の評価軸は底辺層にばかりリスクを押し付けるものになっている。

そこで、底辺層にばかりリスクを押し付ける平和より、万人にリスクを背負わせる『戦争』の方が、希望となる。

静かに落ちぶれていくよりも、ギャンブルのほうが希望となる。

そういうことが希望は戦争という文章を意味することだったのだろう、と私は思います。

それとは少し違いますが、流動性が無くなって、安定していくことで現実が見えてしまい、希望を失っていく人が、震災復興でも出てきているようです。

震災の被害に関して、『日本社会の問題を凝縮した』という表現がなされることがあります。

その表現を踏まえると、この『落ち着くことが、絶望を産む』という現象を、再び考えることが必要なのではないか、希望は戦争という事に、しっかり向き合うべきなのではないか、そう私は思ったのでした。

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