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塩村文夏都議のあの質問にて、密かに打たれていた布石

2016/04/04 169views

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この記事の所要時間: 558

あれから一年近く経ちましたが、皆さんは『自分が結婚したほうがいいんじゃないか』という野次が都議会で飛んだことを覚えているでしょうか?(ついでに『みんなが結婚したほうがいいんじゃないか』というどうなったらそういう発想が出来るのかわからない妄想記事が出て、その後陰謀論が加速していったことも覚えているだろうか?)この騒動は塩村文夏議員に向けてそのような野次が飛ばされたことに端を発する騒動でした。(被害者バッシングに精を出す人間が発生したり、下衆い野次記事を書く人が出てきたりもしました。)

この騒動は塩村文夏都議が都議会にて一般質問を行っている時に事象が発生したのですが、この時の質問の内容をすべて聞いていた人は非常に少ないのではないか?と思います(結婚支援などの野次が発生した部分は聞いた人も多いでしょうが)

で、実はこの質問の中で進展への布石が打たれていた一つの問題が、最近ようやく動いたのです。その質問内容について、私は騒動発生当時、このようにツイートして記録をしていました。

 

この野次が激増したような印象があった塩村文夏都議のペットショップの劣悪な環境を告発した質問、ここで名前を伏せて告発されたペットショップ、都の介入はずっと指導止まりだったのですが、最近ようやく営業停止処分という段階まで踏み込んだ処分がくだされたのです。

ずさんな管理で東京のペットショップを業務停止に NHKニュース

この昭島市のペットショップ『パピオン熱帯魚』がその質問で名前を伏せて告発されていたペットショップなのです。

(塩村文夏議員は本当に動物愛護問題には意欲が高く、みんなの党のTOKYOアジェンダに動物愛護関連の項目が掲載された理由が、塩村文夏都議の存在だったという話すらあるくらいです。)

このことは、塩村文夏都議自身、フェイスブックにて以下のように書いて認めています。(以下一部抜粋)

昭島のパピオンが東京で初めて営業停止になりました。
現地査察を行ったのが2014年の5月。看過できない状態であることを都に伝えたのも5月。都の返答が酷くこれは議会の俎上に乗せなくては何ら改善が望めないと思い、一般質問したのが6月(セクハラやじにかき消されてしまいました)。

では都議会での質問はどのような内容だったのか、以下に都議会議事録に掲載された内容を転載します。

 続きまして、動物愛護行政についてお伺いをいたします。
動物愛護と福祉をライフワークとして長年取り組んでいることから、さまざまな相談が来ます。
一例を挙げますと、先日も都内の某ペットショップがとてもひどいという相談を複数受け、現場に視察に行ってまいりました。
私の目に映ったのは、ペットショップというより多頭飼育崩壊現場の状態で、店の外にいても悪臭が鼻をつき、ハエが舞い、相当長い期間を経ないと、ここまで劣悪にならないと考えられる環境でした。その中に犬や猫がいました。猫の多くは目やにが付着し、犬小屋の前には黒い物質が固まり、その上に犬がいます。
ハエのカーテンをくぐり店内に入ると、店内には汚い鳥かごが何段にも積まれており、その鳥かごの中に成長した猫がいます。下の金網も長年のふん尿で変色しています。店内にいる犬は皮膚病を疑われる状態で体毛の半分が抜け落ちており、赤い皮膚が見えていました。水槽の中には、緑に変色をした水の中に金魚等が百を超えて入っており、外の山積みされた百以上はあるだろうと思われる鳥かごには、さまざまな鳥がひしめき合っており、衛生状態がかなり悪い状況です。
あけ放たれた窓から二階が見えますが、鳥かごやケージがやはり何段にも積み上げられており、多数の犬らしき生き物がいるのが見えました。明らかに動物愛護法第二十一条、基準遵守義務、二十一条の二、感染症の疾病予防、第二十二条の三、獣医師との連携確保に違反をしている状況です。
通行人たちは、鼻をつまんで店の前を走り去っていきます。近所の方に話を聞いてみますと、長年この状態で大変に迷惑をしているとのこと。私のもとにも、こういった劣悪なペットショップについて、もう何年も動物愛護センター、警察にいっても変わらないとの情報が入っています。土地の不法占有が確認できたケースもありました。
東京都は、都道府県知事の権限を規定した動物愛護法二十三条及び十九条に基づいて、改善や、それに従わない場合の措置、または第一種動物取扱業の登録取り消し等の措置をとるべきだと考えます。その際には二十一条の三にのっとり、当該動物を譲渡し、そのほかの適切な措置を講ずるように努めなくてはいけません。
そこでお伺いをいたします。
劣悪なペットショップはこのケースに限ったことではなく、一方で、東京都はこうした事業者に対して適切な対応をとっていないとの情報、意見が多数寄せられています。こうした都民の通報が生かされておらず、十年以上放置しているケースもあります。
東京都はこれまでどのような指導、勧告をしてきたのか、その際、狂犬病予防法を遵守しているのかどうか、確実に確認をしているのでしょうか。
動物愛護法違反の事業者、不法占有をしている事業者など、違法、適正ではない事業者の登録を長年にわたり取り消さず、登録更新までしている状態をどのようにお考えでしょうか。劣悪な事業者に対し、今後、都はどのように対応していくのかもあわせてお伺いいたします。

(ちなみに塩村文夏都議が、パピオン熱帯魚に視察に行った後にフェイスブックに掲載した内容はこちら。劣悪という言葉では足りないくらいの状況にまで陥っていることが容易に推測できる内容となっています。)

 

さて、この質問から一年近くが経過して、ようやく営業停止処分にまで踏み込んだ都ですが、営業停止処分は一時的なものに過ぎません。これから、どのように動物たちを救うのか?環境の改善は出来るのか?動物愛護法自体に抜けはなかったか?都の動きが十分なものだったのか?というような検証などの事を、本腰を入れて行わなくてはいけないと思います。

そういう意味で、これからが大変であろう塩村文夏都議などの問題対応者に、ぜひ注目をしてほしいと思います。

 

パピオン熱帯魚の問題の参考に出来るblogのリンク

しっぽのブログ パピオン熱帯魚問題について一年近く書き続けているblog。『東京都昭島市のペットショップ・パピオン』という記事から読むことで基本的な認識を固めることが出来る。 このblogの最新記事にある『東京都はパピオン営業再開の方針です。』という情報が非常に気になります。

鳥の広場 一部の動物愛護団体の実態を告発していたりするblog。パピオン熱帯魚の問題ももちろんですが、動物愛護関連の知識の補強に役に立つと思います。

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