ごちゃごちゃしていた大統領選挙ですが、最後の選挙人による投票が行われたようです。
選挙人については、トランプからの鞍替えという方向での言及が多かったように思うのですが、結局はクリントン氏のほうが多く、別人に投票されてしまうという結果になりました。
内訳としてはトランプ氏を裏切った方は、最後まで大統領候補として戦っていたケーシック氏に1名、ロン・ポール氏に1名、計2名のテキサス州の選挙人でした。
一方でヒラリー氏は、元国務長官であり共和党員のコリン・パウエル氏に3名、Faith Spotted Eagle氏に1名(先住民族問題や環境問題での活動家?であったり、退役軍人などのカウンセラーをしている方のようです。先日のノースダコタでの石油パイプラインの問題はまさに主戦場だった模様です。)のワシントンから4名、ハワイの選挙人がバーニー・サンダース氏に1名という計5名の裏切りものが出る結末となりました。
共和党員(穏健派)でありオバマ氏を支持していて、元軍人、かつジャマイカ系移民の息子(黒人)という複雑なバックを持っているコリン・パウエル氏にワシントンのヒラリー氏の選挙人が複数人流れたというのが、今回の選挙戦の複雑さを物語るもののように思いました。
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