米山隆一氏が泉田知事の路線を引き継いで?拙速な再稼働反対路線で新潟県知事選挙に出馬するそうです。
そこで米山隆一氏の原発関係の言及を二つ記事に引用します。
同党新潟5区候補者・米山隆一氏は「橋下代行が来る前にいっちゃいますけど」と前置きし、「私自身はすいません! 原子力賛成!」と述べました。
「30年たったら技術は良くなる。ドラえもんも鉄腕アトムも原子力だ。もう30年かけて世界で一番安全な原子力をつくろう」と強調。原発政策をめぐる党内の混乱について、「フェードアウトだったり、しないといってみたり、どうなってんねんとみなさんも思っているだろう」と国民からの批判を懸念。「私たちはしっかり考えているから、はっきりしないスタンス(立場)になっている」などと、無責任な弁明に終始しました。
今回の選挙の大きな争点が柏崎刈羽原発の再稼働問題であることは、論を待ちません。既に各所で指摘されている通り、私はかつて原発推進派でした。但しそれは、「現状を容認するのではなく、より安全で、より安心な原子力技術の開発で問題を解決すべきだ。」と言うものでした。
しかし、福島第一原発事故と、その後5年経った今でも、全く事故収束の目途がつかない現状を見て、私は意見を変えました。我々は、原子力発電という技術に伴う危険の全像を全く理解していなかったのです。私は、福島第一原発事故の原因とその発生プロセスの徹底的な究明、事故の健康への影響の徹底的な究明、そして万が一事故が起こった場合の安全確保(避難)の手段の徹底的な究明の3つの究明がなされない限り、再稼働の議論は始められないという泉田知事の路線は、現在と、そして未来の、県民の命と健康に責任を持つものとして当然だと思います。
『30年かけて世界で一番安全な原子力をつくろう』から四年で原発に対する態度を変更しています。
この変更を『信念が無い、他の問題でもコロコロ変わってしまいそう』とみるのか『適切に反省できる。柔軟な対応で適切な政策推進をすることが出来そう』と見るか、そこが米山隆一氏をどう評価するかに繋がるのではないでしょうか?
私は正直判断しかねますが。
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