大企業みたいにキャッシュフローもないですし、常に人手が不足しています。大企業や公務員なら、誰か1人が寿退社したり、産休や育休を取得しても、代わりの人がたくさんいると思いますが、常に人手が不足している状況の従業員10人程度の会社で、産休や育休や寿退社などで1人でも抜けられると、代わりの人間もいないので、はっきり言って大きな痛手です。
（略）
それまで一生懸命、その子に仕事を教えて育ててきたのに、結婚を機に退職されてしまったり、産休と育休を取得した後に退職された経験があります。
「若い女性は正社員として雇用してません」 女性社長が炎上覚悟の投稿 中小企業の切実事情（ENCOUNT） – Yahoo!ニュース
なんというか、この発言をしているアカウントを、最初から信用していないからか、勝手に応援しようと近づいてきて自分の思いどおりに動いてくれる綺麗な支援者がいなかったからキレてる人、みたいに見えてしまうのですが。
こういうこと言う人は、キャリアアップの為の転職でも『それまで一生懸命、その子に仕事を教えて育ててきたのに』とか色々いいそうですし。
またこの人と、この人に賛同？する人の認識から男性が育休・産休等を取ることや結婚を機に働き方を変えたり転職したりすることなど男性が会社に迷惑をかける可能性がある事が当然のように除外され、男性が育児や家族のために会社に迷惑をかける可能性は検討されないのであろうことが予想できます。
これは結局、物事の裏表であるといいますか、男が（社会的に？）そういう期待をされて、会社の期待に応える分、女がその期待を裏切って？、家庭など会社以外を優先せざるを得なくなる。その結果企業経営者が『雇いたいのに企業最優先な人以外雇えないです』と言って同情を誘う。なんなんですかねこれ。
個人的に、最近話題になった移住者云々みたいな話の反応とこの話の反応が違うように見えてに戸惑うというか、どちらも『仕方ない事情を公言したら結果として差別しても構わない』みたいな話に近い気がして、『実態が表に出てきて議論が深まるからいいじゃないか』みたいなこと言われても、その実態の表への出し方が雑すぎて議論にならないのでは？と思ってしまいますが…。
女性だけが『産休や育休や寿退社などで抜ける』社会ではなく、男性も産休や育休を取って抜けるし、結婚を機に会社をやめることがある、そういう社会にならないと歪みがなくならないのであろうと思いますし、価値観が変わりそういう態度を若い男性が取ったときにこういう人が『若い男性はとらない。育休や産休、結婚を理由に居なくなるから』と言い出したときが社会が男女平等に近づいた証拠なのかもしれません。
ただ、結局この人個人の本音はこのウケたツイートの後のツイートや過去のツイートに現れてるように見えるわけですが。
こんな本音の経営者（とそれを支持する労働者）にはどんどん迷惑をかけるべきだと個人的には思っちゃいますね（ヤフコメ見ると余計にどんどん迷惑をかけようと思ってしまう［ヤフコメなんか見るのが良くない］）
本題とは関わらないですが
そもそもこの人の弁理士としての仕事自体が、他人の使っている言葉を商標登録しようとする人の代理人をしていたりして、胡散臭い感じです。（そもそもTwitterのアカウント名が胡散臭いのですが…）
また、ワクチンに対しての持論が枠珍というワードを使うタイプの酷いものです。
こんなアカウントにインタビューしてしまうENCOUNTというネットメディアはろくなもんじゃないと思うのですが…（個人的には、前から他のことで悪いイメージを持っていましたが。）
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