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規制緩和された獣医学部に、設置認可問題が浮上するかも?

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2017年6月8日号の週刊新潮にて、加計学園に関して特集が組まれています。

内容としては『麻生太郎陰謀論』『守秘義務違反』『加計学園理事長の女性問題』という正直薄っぺらいものが多いのですが、これらと並んで掲載されていたものに面白いものがありました。

その記事は『文科省「設置審」が認可ダメ出しの鳴動』という見出しで書かれているものです。

文科省の大学設置・学校法人審議会という有識者会議にて、岡山理科大の獣医学部設置に関して、厳しい審査が行われてて、その審査で不認可になる可能性や計画の修正が行われる可能性がある、とのことなのですが、この話に関しては、やはりそうなのか、と思ってしまいました。

やはり、と思った理由は流出した文書の中で、『内閣府はあくまでも規制緩和までを担当しているので、文科省が行う大学設置審査で、開学が遅れるなどの不測の事態が起こっても、内閣府は当事者が納得すれば困らない』と書かれていたのです。

これを読んで、大学設置審査で文科省は色々と仕掛けるのではないか?(そして、そのためにこのタイミングで抵抗をしているのではないか?と)と思っていたのです。

2017/05/21 獣医学部新設について、今のところの私なりの理解メモ

あの文書が本物ならば、規制緩和まではしたけれど、大学設置審査でダメでした、という落とし所も、ありえなくはないように思うのです。

それは、これまでの大学の獣医学部改革などとも関係しています。

週刊新潮の記事でも触れているのですが、どうも、現在、いろんな大学にばらばらで存在している事が経験のある専任教授が各々確保しづらい状態になっているようで、それを解消するために、いろんな大学に小さい獣医学部が存在している状態を集約して行こう、というのが現在、獣医師会などが行おうとしている獣医学部改革のようなのです。
(2001年に、4大学の獣医学部を九州大学に集約しようとしたが、各々の大学が反発し、話が潰れた、ということもあったようです。)

そして、岡山理科大が指摘されているのも、まさにこの専任教授の確保の問題のようで、他の大学の集約が出来ていない中で更に新設大学を増やすというのは、(少なくとも文科省がこれまでの方針を覆さないかぎり)困難なのではないか?と思うのです。

獣医学部新設問題では、国家戦略特区採用までの経緯に関する公文書管理に関する問題が色々と露呈していますが、文科省が行っている認可についても何か一波乱ありそうな予感がします。
この設置審査がどういう論調で今後触れられるのか、どういう展開になるのかが、個人的には一番注目点だと思っています。

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