古屋圭司が選挙対策委員長と聞いて色々納得した

この記事のアクセス数
117PV
この記事は約3分で読めます。
記事内にアフィリエイトリンク等の広告が含まれています。

全国47都道府県がある。このうち、本当に県と国がピタッと連携してるところは、結果として事業が必ず前に進んでいる。そうではない例がある。沖縄県知事の翁長(雄志)さんは自民党の沖縄県連の幹事長だった。それが社民党や共産党に担がれて選挙に出た。彼は完全に泥沼に入ってしまったので、あの路線でいかざるを得ない。その結果、自民党の国会議員が小選挙区で勝てなくなった。県議会もどんどん自民党の数が減っていった。そして、国と県との信頼関係が完全に消え失せてしまった。そんなことが新潟であってはダメだ。

「翁長知事は社民や共産に担がれ泥沼」 自民・古屋氏 – 沖縄:朝日新聞デジタル

古屋圭司選挙対策委員長の発言ですが、古屋圭司が選挙対策委員長と聞いて、アレ(自民党、新潟県知事選挙でも醜い反共頼り選挙を始める)が公認ビラになってしまう右傾加減に納得がいきました。

そしてこの発言は沖縄の現状を何も見る気がない、自分が絶対に正しくて何も間違ってないという奢りしか見えない発言です。

特に『そして、国と県との信頼関係が完全に消え失せてしまった。』に至るまでの現状認識がトンデモすぎるように私には思うのです。

翁長知事の前の知事は中央との信頼を武器に落選した選挙を戦っていたように記憶していますが、その上で選挙に負けるということはそもそも投票してくれない人との信頼関係が失われているということが示されているということじゃないんですかね?
でも、それを『うまく行ってないのは全部翁長のせいで、それまですべてうまく行っていた』かのように言ってしまうのは、古屋圭司にとって県民の信頼は不要だということだと受け取ることしか出来ません。
選挙結果を無視して語る選挙対策委員長って無能っぷりがぶっ飛んでて素晴らしいと思います。

国と県が信頼していようが、そこに住んでいる人との信頼関係が存在していなければ、いくら事業が進もうが、ろくな事にならないでしょう。
でも、そういう考え方ができない人間が日本には多いということでしょうか?
新潟の選挙結果を受けて『国からそっぽ向かれ金が入ってこない。』と平気で言い出す人や『民意にしたがって衰退していってね』と平気で言い放つ人間が多数存在しているようです。
私は古屋圭司氏の背景にもこんな考え方があるように思うのです。

要するに与党の議員が存在しないと、国はその地区を信頼しないということを公言してしまっているようなものだと思うんです。
そもそも自分たちが信頼されていないから『自民党の国会議員が小選挙区で勝てなくなった。県議会もどんどん自民党の数が減っていった』のだということが認められず、自分たちを信頼しないとお前たちに不利益を与えてやる、だからお前たちは一方的に我々を信頼しろ、返すかどうかは保証しないけどな、というような趣旨のことを公言するような選挙対策委員長で、これから自民党はどんな感じになっていくのか、面白く眺めようと思います。
野党が雑魚で使えないと、与党が慢心で選挙に負けて政権交代できる説』みたいになってしまうんでしょうかね。

県と国がピタッと連携していて、それが県民の利益になるなら選挙に勝てる。そもそも選挙に負けているということは、連携ができていないのか、県民の利益になっていない、そのどちらかであり、つまりはうまくいっていなかったのだ。そういう認識を持つのが基本だと思っていたのですが、常識というのはよくわからないものですね。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました